日々の思い

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<h21.10.3>

今日は仲秋の名月

 今日は仲秋の名月です。
心配された天候もなんと持ち直して、
名月が見られそうです、良かった(*^_^*)。

 月は約29日間で、満ち欠けをしますが、
新月(何も見えない状態)のことを朔といいます。
その後順に、三日月、上弦の月、十三夜、そして満月に
満月のことを望といいます。
そして、今度は逆に欠けていきます。
十六夜、立待月、居待月、寝待月と…。

 十六夜以降はだんだんと月の出が遅くなり、
その待ち方で月の名前がついています。
たとえば、立待とは、立って待っている間に月が昇る。
居待とは座っている間に、寝待とは寝ている間に月が昇る。
このように、月の呼び方一つにも日本語には風情がありますね。

 今日10/3日は中秋の名月(旧暦の8月15日)で、
昔から月の名句があります。
(俳句では月は秋の季語です)
名月で、ぱっと思い浮かんだ句に、次のものがあります。

 名月や池をめぐりて夜もすがら
 名月を取ってくれよと泣く子かな

 

 

 

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