日々の思い

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<h21.10.4>

秋に思う

 9月30日(水)、安住紳一郎アナの司会で
<あなたが聴きたい歌>の3時間半SPをやっていました。
この番組に気づくのが遅くて、
後半の30分程度しか見ることができませんでしたが、
それでも、私の中で心に残っている名曲がいくつか披露されました。

 その中で、アリスの谷村新司がゲストで出て、
「秋止符」を歌いました。

 ♪左利きのあなたの手紙
  右手でなぞって真似てみる
  いくら書いても埋めつくせない
  白紙の行がそこにある♪
    (詩:谷村新司)

 とにかく詩が素晴らしい、
 左利きの彼からきた手紙を右手でなぞってみる
そこには二人の間にあった思い出がいっぱいある。

 こんな表現なかなかできませんよね、まさに天才です(*^_^*)。
こういう微妙な表現が、朔的には大好きで、
自分の文章や俳句に入れたいのですが、
なかなかできそうでできない感性です。
こういう言葉が人の心の琴線にふれ、感動を与えます。

 <夏の恋は秋には終わる>この言い古された言葉を
<秋止符>という言葉で表現する巧みさ、
決して、ダジャレではない、的確な言葉で
漢字のもつ良さを最大限に活かしたものです。

 私は<行間を読む>という言葉が好きです。
それは、<人の心を思うこと><空気を読むこと>であり、
人への心づかい、優しさにつながります。
やさしさのこつは、自分のしてほしくないことをしない、
そして、自分のしてほしいことをそっと、さりげなくやる事。
でも、その達人の境地にはまだまだ修業がありません(^_^;)。

 

 

 

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