日々の思い
<h21.10.7> |
大型台風来る |
超大型の台風18号が東海地方に接近しています。 まだ、風雨は強くありませんが、 夜半にかけて強くなり、明日の朝には上陸の予定だと言っていました。 私は仕事から少し早めに帰ってきて、 家の全ての雨戸を閉めました。 雨戸は強風でものが飛んできて、 ガラスが割れるのを防ぐのが一番の目的ですが、 音が遮断されて、部屋が静かになるのも良いですね。 静かすぎて、本当に台風と思ってしまいます(*^_^*)。 台風と言えば、今年は伊勢湾台風の50年目という事で、 この惨事を忘れないようにと、各地でいろいろな行事がありました。 私は今59歳ですから、伊勢湾台風の時は9歳でした。 私は蒲郡の生まれで、その当時は観光地である竹島に 歩いて10分程度で行ける、海岸沿いに住んでいたので、 大きな被害を受けました。 床上1.5mくらいまで水がきて、 その時の跡が襖の残っていました。 水といっても泥水で、家具等を洗うのに 一時間近くかけて、父と一緒に川まで リヤカーで行った事を覚えています。 幸い家は倒壊しませんでしたが、 すぐ前の家は観光船が乗り上げて倒壊をしてしましました。 我が家は、その家が船を止めてくれたおかげで難を逃れました。 父は天井裏にいましたので、船が来ていたら死んでいたと思います。 夕方に風雨がひどくなって来て、 水が確実に入ってくると分かった時、 母と妹と3人で、一時間近く歩いて、親戚の家に避難しました。 風でとばされないように手をつないで行ったこと覚えています。 そのまま親戚の家に、2〜3日いましたが、 ものすごく片身の狭かったこと覚えています。 もうあんな体験嫌ですね(^_^;)。 ただ、子供だから周りのことがあまりよく分からず、 しばらく学校が休みだったことや、 炊き出しのおにぎりがおいしかったこと、 救援物資が届き、近所の家に集まって 抽選で救援物資をもらったこと等が楽しいことだった ように記憶しています。 もうあれから50年、あの時の怖さは今でも忘れません。 |