日々の思い

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観客も大事

 ミュージカル、演劇、寄席などは
演ずる側の力量が第1ですが、
観客も大事な要素になると思います。
というか、協力して良き雰囲気を作り出していく、
盛り上げていくことが必要だと思います。

 例えばコブクロのライブなどは、
良き例の典型的なものだと思います。
コブクロのライブを見る。コブクロが大好きだ。
という同じ目的で集まった観客ということで
観客が自ら盛り上がり、
楽しい雰囲気を作って行っていることがよくわかります。

 でも、市民ホールなどで行われる公演では、
観客にはいろいろな人がいて、
そのことがなかなか難しいことだということを、
昨日はつくづくと感じさせられました。

 私の隣の席には、70過ぎの老夫婦が座っていました。
あまり公演を見ることになれていないのか?
それとも常識がないのか?
時々話をします。
決して大きな声ではないのですが、
隣の私にははっきり聞こえます。

 この芸人はテレビで見たとか、
この芝居はどういう意味だとか?
こんなことを話しています。
時々でしたが、その度に私は舞台に集中ができませんでした(^^;)。

 でも、その時は老人独特のもので、
決して悪気はなく、明日は我が身だと思い込み、
そんなことより、今は自分が楽しもうと、
気持ちを切り替えて行くことができたので、
幸い、お笑いを楽しむことができました。

 そういえば、劇団四季の<オペラ座の怪人>でも
私の隣のおばさんがなぜか扇子をずっと仰いでいて、
それがもの凄く気になり、舞台に集中ができませんでした。
(冷房が十分効いて涼しかったのに……)

 よほど、言ってやろうかと思いましたが、
それが治まっても、
お互いの気分の悪さは続くと思って我慢をしました。
おかげで、高いお金を出したのに、
イマイチ集中力に欠けて楽しめませんでした。
(このことは家内には内緒で、
自分だけの心にしまっておきましたが……)

 人気のある公演では、
隣に他人が座ることが当たり前です。
お互いに隣の人を思って、
自分の行動を律することができる人になりたいものです。

 
 

 

 

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