日々の思い

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<h21.11.25>

モンスターペアレント

 モンスターペアレントとは学校に対して
無理難題を言ってくる、わがまま勝手な保護者の事で、
ドラマにもなり、この言葉はすっかり定着をしました。

 今回他のことでこのことが思い出されたので、
ネットで調べてみたら、
次のような具体的な事例がのっていました。

・不登校の子が家でストーブをけり倒した。学校が弁償してほしい
・いじめに遭う我が子を転校させるので、通学の交通費を出してほしい
・義務教育は無償なので野球部のユニホームは学校で洗濯すべきだ
・写真の中央に自分の子供が写っていない
・休んだ1週間分の給食費を返してほしい

 これを見ると常識のない自分勝手な人間が浮かんできますが、
決して他人事ではなく、程度の差こそあれ
自分にも当てはまる部分があると反省をしました。

 今回のバスツアーは45人の参加で、
その中に30人の団体(半田のカラオケグループ、70歳前後の男女)があり、
最初からテンションが高く、自分たちの世界を作っていました。
それが行きの途中から、「カラオケをやらせろ」と
しつこくバスガイドさんに言いだしました。
結局、<ツアーはカラオケできない>と
ガイドさんがはっきりと断ったので、
それでひとまず治まりましたが、
これもモンスターペアレントによく似たものです。

 それから昨日月一回の定期検診(睡眠時無呼吸症候群)に
市民病院の耳鼻科に行きましたが、
となりの泌尿器科で患者が受付の女性に、
順番の事でいちゃもんを付けていました。

 両方とも弱い立場の人間に対するもので、
聞いていてものすごく不愉快になりました。

 人の気持ちになること、
たとえば自分がその立場になったらどう思うかとか、
思いやりの気持ちが一番大切です。
さらにそんなことが言えるほど自分は立派な人間かと
考えてみれば、偉そうなことは言えないはずです。

 とはいうものの、先ほども言いましたが、
自分の胸に手をあてて見ると、
それに近いことを自分もしていることに気がつきました。
反省です。

 

 

 

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