日々の思い

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上司

 6月30日のガンブリヤ宮殿に
<めがね21>の創業者平本清氏が出演し、
ユニークな経営方法を紹介していました。
<めがね21>は、低価格のメガネチェーンとして急成長をしていますが、
とにかくその手法は常識破りの驚くべきことばかりでした(*^_^*)。
その中の一つに、管理職のいない組織、上司や肩書きのない組織があります。
すべての情報を会社のネット上にのせ、
オープンすること(個人の給料から、稟議書、苦情まで)で、
透明性の高い組織をつくり、上司や肩書きをなくしました。

 彼の言った言葉、<人はやましいことがあるから隠す>
そしてその秘密を守るために、管理職や中間管理職が必要となるのだそうです。
これはなかなか鋭い指摘ですね(^^;)。
そして<メガネ21>が、すべての情報を社員にオープンにするのは、
社員に対して、何もやましいことがないからだそうです。

 ここまで、すべての会社が出来るとは思いませんが、
これによって<メガネ21>が急成長したことも事実です。
 今や中間管理職受難の時代と言われていますが、
上と下から同時に突かれる中間管理職はたまったものではありません。
 まあ、私も中間管理職の一人ですが、
はたしてどう思われているのでしょうか(*^_^*)?
そこで、上司について日頃
思っていることがありますので、それを書いてみます。

 「必ずしも上司は、人間的に尊敬できるものではない」
もちろん世の中には尊敬できる上司もたくさんいると思いますが、
私は今まで出会った中では、8:2くらいの比率かな(^^;)?
(もちろん尊敬できないのが8割です(>_<))

 私はネットサークルの中で知り合った人の方が
尊敬できる人が多かった気がします。
ネットサークルは、肩書きのない対等の世界ですね。

 「上司とはあくまでも職務上の上司である」
上司に腹が立つ時には、私はこう考えて我慢をしています。
それができるのは、仕事以外の世界の方がはるかに広く、
充実をしていることに気がついたからです。

 特に男性は職場での人間関係を絶対視し、
それがすべてであるような
錯覚を持ち、深刻に考える傾向があります。
実に狭いものの考え方ですね(>_<)。

 それに対して女性は
地域とか、職場以外の女友達とか、とにかく幅広いつき合いができ、
そのつき合い方もうまいです。
このように肩書きで人を見ない世界を知っているから、
老後は大丈夫ですね(*^_^*)。

 いくら会社で威張っていても、定年になれば終わります。
会社で大きな肩書きのあった人ほど、
老人になってから、地域で嫌われるそうですが、
納得ですね(*^_^*)。

 私は人並みに出世をめざしたこともありましたが、
今は出世しなかったことを良かったと思っています。
大きな心配とストレス、そして責任、
それは私の器ではありません。
そしてそのおかげで、仕事以外の楽しみを知ることができました。
だから、自分の人生に感謝しています(*^_^*)。

 NHKの大河ドラマ「天地人」の直江兼嗣は、
秀吉の家来にならないかとの誘いを断ってでも、
上杉景勝についていきます。
命の危険を冒してでも断るほど、
景勝がすばらしい主君だったのでしょう。
もっとも封建時代は主従の関係は選ぶことができず、
絶対的なものでしたが、ある意味では、
疑わずに仕えることができたのは幸せであったかもしれませんね(^_-)。
 

 

 

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