日々の思い

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<h21.8.26>

常滑焼きまつり

 8月23日(日)に常滑句会がありました。
その日は丁度常滑焼きまつりの日で、
句会の場所がその会場のすぐそばだったので、
句会が終わってから、しばらくの間だ散策をしてきました。

 おまつりの人ごみが嫌いで、
さらに焼き物にもほとんど関心のない私は、
焼き物を見ずに、もっぱら俳句の材料を探していました(笑)。

 会場の中程で、常滑焼きの風鈴がたくさん列を成して吊されて、
独特の音色を奏でていたので、興味が沸き、手にとってみました。
風鈴は短冊が吊され、そこに素敵な言葉が書いてあり、
それを一つ一つ読んでみるのも楽しかったです。

 私は風鈴というと南部風鈴を思いだし、
鉄製の堅いイメージが浮かび、
陶製の風鈴は珍しいのですが、
乾いた音色が涼しさを醸し出していました。
そんなわけで、一つお土産にと買いましたが、
一番安いもので1600円でした。
まだまだ暑い季節が続くので、陶製の風鈴で涼を感じたいと思います。

 そこで、一句。

 寂しさに 陶の風鈴 買ひにけり
 浜風に 陶の風鈴 鳴りにけり

 常滑焼きというと土管色の急須を思いだしますが、
今ではいろいろとありカラフルです。

 常滑焼きのシンボルは招き猫(日本一の生産)で、
会場の常滑競艇場の中に巨大な招き猫(写真)がありましたし、
商品として、大小様々な招き猫を売っていました。

 

 

 

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