日々の思い

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<h21.9.29>

家族葬

 私の両親はすでになくなり、
早いもので、来年父は13回忌、母は7回忌になります。
父は蒲郡の田舎に住んでいたので、田舎での葬式になりました。
母もまだ健在だったので、私の意見よりも母の気持ちを考えて
田舎で葬式をしました。
そこには、村の祭壇がありただのような金額で借りられますが、
その代わり、田舎の方式、ルールがあり結構大変でした。

 でもその祭壇のおかげで、
葬儀一式が香典との差し引きで、とんとんで終わりました。
それは良かったのですが、喪主だったので正座の苦痛には参りました。
(私はふとももが以上に太く、正座が大の苦手です)
その時の反省から、母の時は正座をしなくても
良い葬式をと考えていました((^^;))

 認知症の母が、半田の市民病院でなくなった時、
最初にひらめいたのは、父の葬儀の反省です。
正座をしないこと、面倒なことがないこと、
ということで、愛昇殿でやりました。
お金は祭壇分が赤字になりましたが、
それ以上に価値のある葬儀ができました。

 <おくりびと>の映画のように
見事な<死に化粧>もしてくれたし、
通夜も式場の個室に泊まりることができ快適でした。
その他、至れり尽くせりのサービスでした(*^_^*)。

 葬儀は喪主だけでなく、家族も疲れるものです。
その軽減を第一に考えるべきだと思います。
そんな意味でも、自分が葬儀をしてもらう時は家族葬で十分です。

 今の葬儀は誰のための葬儀かわからない時あります。
父親の葬儀といいながら、息子の会社や近所での見栄のための
葬儀となっていることがあります。
もし、自分の会社での見栄を気にする必要がなければ、
家族葬が一番だと思います。

 最近は葬儀の形も変わって、火葬場で直接通夜をやって
葬儀ということもありますので、
時代と共に葬儀の形が変わるのは良いと思います。

 

 

 

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