日々の思い

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<h22.1.5>

阿蘇・別府

 少し前になりますが、
昨年の12.26(土)〜12.28(月)までの2泊3日で
九州の熊本に行って来ました。
バスツアーで<名鉄観光バスと名門大洋フェリーでいく
阿蘇・湯布院・別府温泉(2泊3日・内船中1泊)>
料金27000円也のドラゴンズパックです(*^_^*)。

 名鉄バスセンターを8:50に出発し、12:30に大阪の天保山に着き、
そこで3時間の自由散策がありました。
昼食はせっかく大阪に来たのだからと<ぼてこ>でお好み焼き、
さらに海遊館を見てからたこ焼きを食べました。
さすが大阪うまいですね(*^_^*)。

 海遊館は見せる水族館(客の目線に立った)で、
これも旭山動物園効果ですね。
土曜日ということもあってものすごい人でしたが、
見所が一杯で1時間半楽しめました。
大水槽を上から下へ降りながら、
視線を変えて見せてくれました。

  そこから大阪南港フェリーターミナルへ移動しました。
そこはあの市橋容疑者が逮捕された場所、
ガイドさんが座っていた席を教えてくれました。
フェリーは16:00乗船し17:00に出航です。

 フェリーで泊まるのは初めての経験です。
ツアーは2等室で雑魚寝だったので、
差額1600円を出して2等洋室に変更しました。
2段ベットでカプセルホテル並みに狭いですが、
とりあえずカーテンなどもあってプライバシーは保てます。
ちなみに通常時の運賃は、2等6000円、2等洋室7600円
1等洋室13500円、特等席18000円也です。

 食事は別料金で船中バイキング1500円也でしたが、
それほど口が肥えているわけではないので、
まあまあだったと思います(^o^)。

 ほとんど外には出ませんでしたが、
食事の後に明石海峡大橋を見ました。
ライトアップされて神秘的でもの凄く綺麗でした。
大きな船なので動いていないような感じがしますが、
船の下を見れば確かに動いています(^_^;)。
年末ですから外は風が強くて寒いです。
揺れて船酔いするのではと心配しましたが、
ほとんど揺れず飛行機に乗っているくらいの感じで、
飛行機よりも乱気流がないだけさらに安心でした。

 阿蘇の草千里の次はバスで30分くらい移動して、
九重(くじゅう)の大吊橋を見学しました。
長さ390m高さ173m幅1.5mのこの橋は、
歩行者専用の橋としては日本一の長さと高さの吊り橋だそうです。
でも普通吊り橋と聞くと揺れて怖いというイメージがありますが、
この吊り橋は全く揺れない安全なものでした(^_^;)。
頑丈なワイヤーが幾重にも吊られ、
その縦横に描く曲線が綺麗でした。
また橋の途中から、日本の滝100選に選ばれた
震動の滝が見えましたが、冬滝でも水を満々とたたえて見事でした。

 そしてバスは湯布院へ。
1時間ばかり湯布院の街並み散策です。
まずは金燐湖へ、金燐湖の由来は湖の魚が飛び跳ね
その鱗が夕日に金色に輝いていたことからつきました。
たしかに湖にはたくさんの小魚がいて飛んでいましたが、
金燐に見れることなく、
私には何の変哲もない湖にしか見えませんでした(^_^;)。

 湯布院の街並みは情緒があります。
土産物屋が多く観光地化されていますが、
それでもしっとりと落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
人力車の若衆がタクシーと同じ場所で客待ちをしていました、
この町には人力車がよく似合いますね(*^_^*)。

 似顔絵やのベンチに初老の夫婦が仲良く座って
似顔絵を書いてもらっていました。
そんな風景もこの街には合っています。
<日本一のコロッケ>などを食べながら1時間程散策しましたが、
俳句を作るにはもってこいの雰囲気、
もっとゆっくりできれば、きっと良い句も出来たでしょう(^_^;)?

 そして別府へ。
別府と言えば地獄めぐりが有名で、
この地獄バスツアーに参加した目的の一つでもありました(^_^;)。
時間の都合もあって、
数ある地獄めぐりの中の一つ<海地獄>だけを見学しました。
まあ、正直言ってそれほどでもなかったです(^_^;)。
(きっと血の池地獄などは凄いのでしょう)

 別府の町は湯煙が至る所に立っていて、
温泉の町らしい風情を醸し出しています。
数ある別府温泉の中で、鉄輪温泉(かなわ)で一泊しました。

 随分昔からバスツアーに参加しています。
泊を伴うツアーも何度かありましたが、
以前は大広間で一緒に食事をしていましたが、
最近では部屋ごとにテーブルを分けて
食事をさせるようにしている気がします。
この配慮はすばらしいことだと思います(*^_^*)。
(朝夕がバイキングということも多いです。)

 最終日の3日目はひたすらバスに乗り名古屋へ帰って来ました。
ホテルを8:30に出発し、名鉄バスセンターへ9時に到着しました。
年末ということで渋滞を心配しましたが、
全く渋滞もせずにスムーズにこれました。
それにしても、2時間ごとのトイレ休憩はあったとしても、
約12時間バスに乗りづめは疲れました(^_^;)。
行きはフェリーで正解でしたが、
帰りはバスではなくて新幹線が良いですね(*^_^*)。

 由布岳に ゆるい昼月 小六月
 似顔絵の 初老の夫婦 小六月
 湯煙の やがて雲成る 小六月
※ 小六月とは小春日和と同じことです。 
 

 

 

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