日々の思い

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<h22.1.8>

ものは考えよう

 年賀状を書くことは嫌いでした。
親しい人ならいろいろ書くことはありますが、
義理で書いている人には何も書くことがありません。
まあ形式的な決まり文句<よろしくお願いします>
<また会いたいですね>とか
そんな心にもないことなら書けますが……。
<もっと考えろ>と言われればそれまですが、
それを考える時間がもったいない。
また考えなければという気持ちが憂鬱にさせます。

 もっと極端に言えば私は年賀状に意味を感じていません。
出来ることならやめてしまいたいのですが、
つきあい上それもできません(>_<)。
自分が出さない人から年賀状が来て
返事を後から書く方がよほど面倒なので、
それなら先にまとめて出しておこうと考えていました。
以前は裏だけプリントごっこで印刷し、
表の宛名書きはいやいや手書きで書いていました。
そこから進んで、パソコンに住所氏名を入力し名簿を作って、
表も裏も全てパソコンで作るという
味気ない年賀状を何年も送り続けていました。

 ところが昨年から事情がちょっと変わりました。
小筆を習い、それを実生活に活かそうということで、
宛名書きを筆で書くことにしたからです。
60枚ほどの年賀状を全て昨年は楷書で、今年は行書で書きました。
あれ程苦痛であった宛名書き&一言が
筆の練習のためという気持ちが入っただけで
苦痛から楽しみに変わってしまいました。
まさに、<ものは考えよう>です(*^_^*)。 
 

 

 

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