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<h22.1.20>

カオス理論

 1月10日(日)の<中日春秋>(中日新聞朝刊)に
次のようなコラムが載っていましたので、
抜粋して紹介します。

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 一昨年他界した米国の気象学者エドワード・ローレンツ氏は
「カオス理論」の父と呼ばれる。
カオスとは混沌(こんとん)。
何でも、初期条件の小さな差異が
後々巨大で予測不能な変化につながるという理論で、
気象の数理モデルから発見したという。
その論文『予測可能性−ブラジルでチョウが
羽ばたくとテキサスで竜巻が起きるか?』から
「バタフライ効果」として知られている。
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 私は昨年末に終了した「JIN−仁」を楽しみにして見ていました。
このドラマの最高視聴率は25%で
昨年度の視聴率年間ベストテンの11位だったそうです。
人気のあったドラマだったので、
ご覧になった方も多いと思います。

 青年医師南方仁(脳外科医)は自分の最愛の恋人の手術に失敗し、
植物人間にしてしまいます。
それに思い悩む中、人智の及ばぬことが起こり
幕末の江戸にタイムスリップしてしまいます。
戸惑いどうしたら良いかわからない仁でしたが、
周りの人々に助けられながら
自分の持っている現代医学を使って
江戸の人々を救っていくという物語でした。

 ドラマの中にこのカオス理論
(「南米の蝶が羽ばたくと北半球はハリケーンになる」)のことが、
何度も仁の口から出てきました。
自分が今いる江戸時代の医術を進歩させること(過去を変えること)で、
植物人間となっている恋人が変わっていく(現在が変える)
ことを強く願いながら……。

 つまり過去を変えれば、今を変えることが出来ると信じて
自分の持っている現代医術で
江戸の人々を助けるという自分の役割を認識し、
今をしっかりと生きています。

 このカオス理論(バタフライ効果)によれば、
今を変えるには過去を変えることが必要です。
それなら自分の未来を変えるには、
今を変えればいいわけです(*^_^*)。

 良き未来のために、
今を精いっぱい大切に生きましょう!!(^_^)v。 
 

 

 

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