日々の思い
<h22.1.24> |
《塞翁が馬》 |
書店のチラシに素敵な言葉が載っていましたので紹介します。 ******* ご存じとは思いますが、塞翁が馬(さいおうがうま)という 故事成語は、人生の幸・不幸は予測しがたいのたとえです。 昔、中国の国境の塞(砦)近くに住んでいた翁(老人)は、 持ち馬に逃げられますが、その馬が名馬を連れて帰ってきました。 翁の息子はそれに乗り足の骨を折りますが、 その時戦争になって兵役を免れることができた という故事からでた成語です。 私たちは、少しスピードを出して信号に間に合った時 「ラッキー」と思うのが普通ですが、 そのために先で事故に遭うかもしれません。 このように今の自分の境遇に一喜一憂しても、 先のことは人智の及ばぬことで、何が起こるかわかりません。 そのため「今、この時」を受け入れて、 自分の人生を大切にして生きていきたいものです。 ******* 《塞翁が馬》はよく聞きますが、 正確な意味とその由来は このチラシを読むまで知りませんでした(>_<)。 この言葉は「目先の幸不幸に一喜一憂するな」という戒めですが、 それは別にしても、誰しも良い結果で終わってほしいものです。 例えば翁の息子が足を折った所で終わったら悲惨です(^_^;)。 でもいつも良い結果で終わるわけではありません。 そんな時はポジティブになって <災い転じて福と成す>という気持ちになることが必要です。 でもそれはなかなか難しいことですね(>_<)。 「ものは考えよう」です。 もし起こったことを 自分の都合の良い方に考えることができれば 同じ失敗でも気持ちが全然違います。 例えば、この失敗は大きな失敗をしないための訓練だと考えたり この失敗は自分の目指しているものを 成し遂げるための、踏み石だと考えることです。 それには<心をコントロール>する力が必要ですが、 もし心のコントロールが出来れば<鬼に金棒>です(*^_^*)。 まあそれが出来ないから人間なんですが……(>_<)。 |