日々の思い

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知多木綿の町並み

 梅まつりのあった佐布里池から車で20分くらいの所に、
知多木綿の蔵のある古い岡田の町並があります。

 ここは江戸時代から知多木綿の産地として栄え、
その後、昭和30年代のガチャ万景気の時の絶頂を境に、
繊維不況、繊維業界の衰退とともに、寂れていきました。
そして、今は町並みの一画が、
その当時の面影を残すのみとなりました。

 知多木綿保存のために資料館があり、
そこには手織りの織機が何台も置いてあり、
おばさんたちが実演をしていました。
その実演した作品を展示販売していましたが、
紺色のものが多く、知多木綿の特徴なのかな?と思いました。

 そこで一句。

 木綿蔵蝶舞ふ空の真青かな
 知多木綿紡ぐ紺色蝶の昼
 初蝶や木綿問屋のなまこ壁
 

 

 

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