日々の思い

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犬山城と桜

 4月11日(日)に犬山城に行って来ました。
国宝の城が日本には4つあります。
それは、姫路城・松本城・彦根城・そして犬山城(愛知県犬山市)です。
犬山は子供が小さい頃家族で明治村・リトルワールド・モンキーパークと
何度も行ったことがありますが、
何故か犬山城には行ったことがありませんでした(*^_^*)。

 犬山城へ行こうと思ったのは、姫路城で天守閣に登れなかったことへの、
リベンジという気持ちもどこかにあったのかもしれません(*^_^*)。
今、犬山は名鉄のキャンペーンをやっていて、
パンフレッドや案内地図が簡単に手に入るので、
ぶらっと散策するのには便利です。

 名鉄犬山駅から犬山城までの2キロくらいの道を
地図をたどって歩いて行きます。
でも、私の目的は俳句を作るためのものですから、
人とは全くペースが違って、他の人には何の変哲もない所で立ち止まって
考え込んだりしていますので、
人が見たらハイキングとは言えませんね(^_^;)。

 ここは犬山城の城下町で、
碁盤の目状に真っ直ぐな石畳の道がのびています。
立派なお寺が固まってある(寺内町)や
長い通し土間があり、その奥には蔵がいくつもある呉服問屋、
かつての栄華の名残りを感じさせてくれます。
記念館、土産物の店と
昔の風情を残す素敵な町並みがあり
のんびりとなつかしい気持ちにさせてもらいました(*^_^*)。

 桜は満開をやや過ぎていましたが、それでもまだまだ見応えがありました。
そして散る桜の風情も良いものです。
犬山城は天守閣だけ残すものですが、
コンパクトで、身の丈サイズの城だと思いました。
そして、シンプルで美しいお城で、
桜とも見事にマッチングしています。

 急階段を上り天守閣からの眺めは最高で、
至る所に桜の絨毯がひかれています。
この城は山城で、背後にお堀の代わりに木曽川が流れ、
天然の要害となっています。

 その後、国宝の茶室如庵を見るために
15分くらい歩いて犬山ホテルの隣にある
有楽苑(回遊式の日本庭園)に行ってきました。
入園料が抹茶込みで1300円とちょっと高いと思いましたが、
せっかくここまできたのだからとあきらめて入りました(^_^;)。

 そこで一句。
 山城を守る大河や春爛漫
 大寺に望む山城花盛り
 夏めくや天守の窓の皆開く
 

 

 

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