日々の思い
<h23.9.10> |
この頃 |
村上春樹の「 1Q84」(全3巻)をようやく完読できました(;>_<;)。 「ノルウェーの森」の映画が上映された時、 原作を読んで映画を見ようと思い、 この本を読みました。 でも結局は映画の上映中には間に合わず、悔しい思いをしました。 最近ビデオでこの映画を見ましたが、 あの長編を映画はうまくまとめていたと思いました。 でも、それは原作を読んだから言えることで、 原作を読んでいないとすると、 ほとんど意味がわからない映画だったとの印象を受けました。 ベストセラー小説の映画化の難しい所です。 その村上春樹つながりで、これも爆発的なヒットで 社会現象にもなった「1Q84」を読み始めました。 1、2巻まではものすごく面白く どんどん読み進んでいきましたが、 3巻に入ってからいけません(;>_<;)。 蟻の歩みのごとく、なかなか前に進みません。 間も長く空いたので、何度もやめようかと思いましたが、 ここまでの長い距離我慢して登り すでに頂上が見えているのに諦めるのは どうしてもしゃくだったので なんとか頑張って読み進めました。 私的には、この3巻目は無理矢理書いたように 思えてなりません。 伝えたいほんのわずかな内容を 沢山の水で薄めて、ページを増やしている ようにしか思えませんでした。 最後の方は数行ずつ飛ばし読みしても 内容が理解できました(;>_<;)。 そしてラストはなんとも中途半端で、 なんのことかわからない。 きっと、次に続かせるための布石なんでしょう(;>_<;)。 今映画館で見たい映画がないので、 ずっと韓国ドラマの「三国志」にはまっています。 全部でCD50枚(一枚に2話)くらいあり、 1日1枚のペースで、今30枚くらい見ました。 何よりもお金をかけているという実感がします。 それはNHKの大河ドラマ「江」の関ヶ原の戦闘シーンと 比べると歴然としています。 そして、なんと言っても原作の「三国志」そのものが最高に面白く、 それを丹念にそして忠実に描いている所が良いと思います。 映画「レッドクリフ」に描かれていた、 赤壁の戦いも大分違っていました。 それを知ったのは価値のあることです(*^_^*)。 |