日々の思い

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<h24.8.13>

オリンピック閉幕

 ロンドンオリッピックは終わりました。
 たくさんの感動と勇気をありがとう(*^_^*)。

 最近とみに涙もろくなったのか
メダリストの秘話を聞く度にうるうるしています。

 勝者になるには勝者になるだけの理由があるわけで、
そこには人並みはずれた練習量や努力があり、
強い精神力と、選手を支える家族や仲間があります。
だから、勝者が脚光を浴びることは当然のことであり、
それが今までの努力への報いとなります。

 でもマスコミで語られない
メダリストになれなかった人達の心情も
感じないわけにはいきません。

 柔道の男子やレスリングの浜口京子選手等は、
メダル(それも金メダル)を期待され、
オリンピックの前からマスコミに何回も登場し、
金メダルを取ることを約束させられていました。

 そのため誰もが金(少なくてもメダル)を期待し
望んでいただけに、本人のつらさを考えると心が暗くなります。

 本来オリンピックに選ればれただけでもすごいことです。
でも、勝てなかったことで逆に負い目を感じてしまう、
そんなことがないように、堂々と胸を張って生きてほしいと思います。
願わくばその悔しさをバネに、次につなげてほしいものです。
そして、マスコミや選手の周りも
そうした気遣いをしてほしいと願っています。

 メダル38個は史上最高のメダル数だったとか、
金メダルはやや予想より少なかったけど、
ものすごく頑張ったと思います。

 そして、銀メダルや銅メダルが多かったことは
従来の日本の得意の種目だけでなく、
幅広い種目でメダルが取れた証拠でもあります。
また、金ではなかったことが、
先への夢を与えてくれる気もします。

 さらに団体種目でのメダルが8個だったことも
特質すべきで、うれしいことでした。

 団体は個人以上にメダルに重みがある気がします。
(各国のメダル獲得数の集計で、
団体のメダルの数を1と数えるのは違和感があります)

 団体は、日本人の得意とするチームワークとか責任感とか、
まじめさが発揮されたからだと思います。
最近は経済的に元気のない日本、
やりようによってはまだまだ頑張れると思わせてくれた
瞬間でもあります。
 

 

 

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