日々の思い

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<h24.8.17>

今を生きる

 私の目ざしているのは、「知的な老後」です。
そのために、54才の時に名古屋の中日文化センターで
俳句と小筆を習うようにしました。
それは習い事は、ある程度でき楽しくなるには
10年はかかると思ったからです。

 54才の時の私の周りの状況は決して良いものではありませんでした。
二人の子供も学生でしたし、認知症の母も存命でした。
また、仕事でも責任あるポストに付き、忙しい日々を送っていました。
でも、それを言い訳にし、状況の改善を待っていたら、
何かを始めることは、いつになってもできません。

 最近は65才まで働くのが一般的になって来ているので、
本格的な老後は65才以降になると考えています。
講座に通いだして8年目を迎えましたが、
なかなか上達はせずに、逆に自分の未熟な所ばかりが目について、
自信喪失の毎日ですが、
それでもそれなりに形になってきたと思っています(*^_^*)。

 知的な老後を過ごすには、
俳句、書道、そして映画と読書をと思っています。
それとネットサークルを通じて、
知的な人ととつながっていけたらと思っています。

 人の生き方は人それぞれです。
 夏目漱石は小説家としてあまりにも有名で、
俳人であることは余り知られていませんが、良い句を一杯作っています。

 彼の句に「菫程な小さき人に生まれたし」というものがあります。
この句を読むにつけ、天才には天才の悩みがあるのだと思います。
もちろん凡人には凡人の悩みもありますね……(*^_^*)。

 <無い物ねだり>とか<隣の芝生のように>
自分の生き方とは別の生き方に憧れうらやましく思うものです。
でも、有名人は結構たいへんです。自由はないしプレッシャーが一杯です。
だから、私は普通の人で良かったと思います(*^_^*)。 
 

 

 

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