日々の思い

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<h26.11.20>

静岡秋の遠足

 1日目は大井川鉄道のSLに乗って
接岨峡(せっそきょう)へ行きました。
ここのSLはバスツアーで一度乗ったことがありますが、
約30分程度の観光バス用の短縮バージョン、
さらにその先があり、30分も乗ると
こんな美しい渓谷が待っているなんて知りませんでした。

 SL車両の中は、子供の頃に乗った
国鉄の車内そのもの
直角の4人掛け椅子は、いやが上にも背筋が伸びます。
レトロな車内にいると、
懐かしき昭和の時代にタイムスリップしました。

 接岨峡で残念だったのは、紅葉には少し早かったこと、
紅葉の盛りに来たらさぞかしすばらしい景観だろうと
想像しながら散策していました。

 接岨峡で弁当を食べましたが、
遠足で食べるおにぎりは格別です。
私はおにぎりを名古屋駅で買ったのですが、
ちょっと変わったものをと思って、<カツサンドおにぎり>と
<グラタンおにぎり>を買いました。
とてもおいしかったのですが、思った以上にボリュームがあり、
少々食べ過ぎ、散策路での坂道が苦しかったです。

 2日目で良かったのは、塩郷の吊橋と旧見附学校です。
塩郷の吊橋は、大井川に架かる一番長い吊橋で、
全長が220mで高さは11mだそうです。
吊橋には板が2枚かかっていて、
時々すれ違い用の板がもう一枚あるだけのシンプルなもので
下を大井川鐵道のSLも通ります。

 吊橋は安全だと分かっていても、下を見ると怖いので
両サイドのワイヤーをしっかりと握り、滑らせながら無心で歩きました。
そのため残念ながら景色を眺めるゆとりはありませんでしたが、
本格的な吊橋は人生の初めての体験で、
少し怖かったですが、刺激的で面白かったです。

 旧見附学校は、バスツアーで一度来ましたが、
来たことがあるなあ程度の印象しかなく、
それ以外は、ほとんどきれいに忘れていました。
まあ、ものは考えようで、年を取ってもの忘れが激しくなると、
同じ所に来ても新鮮に楽しめるのは良いことです。

 石版をノート代わりにして授業をしていたことを
自分でも体験をしてみて、
テレビでアフリカやカンボジアの生徒が
やっていたことを思いだしました。
貧しかった日本の昔も同じだったんですね。

 また、今小筆で草書や変体がなを習ったているので、
当時の小学生がそれを使っていたことに親しみと驚きを感じました。

 2日目の昼食は浜松餃子の有名店「石松」で食べました。
B級グルメで全国的にも有名になった「浜松餃子」の
特徴はキャベツをたっぷりと使った甘みのある餃子と、
ドーナツ上に丸く皿に並べ、
中心に茹でたモヤシを添えるスタイルだそうです。

 休日の昼時とはいえ、かれころ1時間程は待たされました。
 餃子はおいしかったですが、
これほどの行列をしてまで食べるものかな?との疑問が残りました。

食に関する話題で盛り上がりました。
お正月のお雑煮やおせち料理、醤油やソースの使い分けなど
地方ごと、さらに家ごとにこだわりがあります。
いろいろな地方から集まっている湯〜ならではの醍醐味ですね。 
 

 

 

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