日々の思い

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高野山&伏見稲荷 

 1日目の高野山はイメージと全く違っていました。
町の中に大伽藍が点在し、それを中心に町ができているという印象を受け、
まさに共存共栄の世界を体現しているようです。
比叡山との違いは、弘法大師の懐の広さや人間性なのでしょう。

 今年は弘法大師空海により高野山が開創されてから1200年を迎え、
その記念行事が4月2日から5月21日までの間行われますが、
その前の静けさなのか、土曜日なのに思ったよりも人が少なかったです。

 大門、金堂、金剛峰寺、奥の院と見所一杯で、
ランチで食べた精進料理もおいしかったです。
特に湯葉巻き(高野まき)の揚げたものがおいしく、
この店をチョイスした水明さんはさすがです。

 さすがと言えば、もう一つ。
高野山の奥の院のことをネットで調べて見たら、
 「奥の院の雰囲気を存分に味わうには、いきなり「奥の院」のバス停まで行ってはいけない、必ず手前の「一の橋(バス停:奥の院口)」で降りてください。この静かな「一の橋」の入口が高野山奥の院の本当の入口なのです。」とありました。これまたさすがです。

 奥の院には、豊臣秀吉、織田信長、石田三成、伊達政宗、武田信玄等の墓がり、
戦国武将の墓はどれも大きく、墓石は苔むしていて、かつての権勢を誇示していました。
敵味方一緒に眠っているのは面白く、墓の中でどんな話をしていることでしょう(^_^;)。

 信長の命による比叡山の焼き討ちは有名ですが、
ネットによれば高野山でも惨殺があったとのことです。
それでも信長の墓があるのは、弘法大師(高野山)の懐の広さなのでしょう。

2日目の伏見稲荷大社は、大変な人だかりでした。
小さな伏見駅から、参道が続いていて、
初詣では近畿地方の社寺で最多の参拝者を集めるそうですから、
その時の駅はどうなってしまうのでしょうか。

 ネットによると「金閣」「清水」抑え外国人人気bPとのことで、その理由が
“朱と緑の魔界の神秘性”だそうです。
なるほどとうなづけます。
それを証明するかのように、外国人が多かったです。 
 

 

 

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