日々の思い

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<h28.9.20>

電子辞書

  俳句をある程度やっている人の必需品に
電子辞書(歳時記+国語辞典)があります。

 句会をやっていると、読めない漢字が時々出てきます。
俳句の世界では、基本的には漢字にふりがなをつけません。
これは俳句の世界の伝統みたいなもので、
これは、この程度の漢字読めるようになってから、
句会においでよと、上から目線で言っているようで、
私は以前から好きではありませんでした。

 だから私は自分の苦労してきたことを考え、
自分の句には少し難しいと思える漢字には
ふりがなを打ちます。
(文字はワープロで打つので、楷書体です)

 句会は自分の作った句を何句か短冊に書いたものをだし、
それをごちゃごちゃにして、誰の句かわからないようにしたものを
1枚の用紙に写し、それを回しながら、
自分のいいと思う句を何句か選んでいきます。

 でも読めない漢字があると、
どんな意味の句かがわからないので、
そんな時に役立つのが電子辞書です。

 電子辞書は、カシオとシャープの2社のしのぎをけずる
激しい競争のため、年を追ふごとに、
たくさんの辞書や膨大な歳時記の入ったものがでてきています。
ただ、句会のようにあるスピーディに漢字を調べたい時は、
手書き入力で調べられるタイプがべストです。

 漢和辞典を使ったことがある人はよくわかるとおもいますが、
わからない漢字を、部首とか画数から引くのは、至難のわざです。
そのため電子辞書に、手書き入力(タッチペン)の
機能の付いたものがほしいのですが、
値段は4万円近くします。

 私もずっと電子辞書、それも手書き入力のできるものを
ほしいと思っていましたが、句会だけのために
これだけの出費は痛いと躊躇していました。
理想はノートパソコンなどを持っていくことですが、
こちらはもっとお金がかかり、
さらに重くてかさばります。

 今回タブレット型のスマホを買いました。
ネットの無料アプリに、手書き入力で漢字を認識する
ソフトがあったので、早速使っていますが、
これが無料とは信じられないくらいの機能を持っています。

 入力は指でも、タッチペンでもよく、
画面に書いた漢字を的確に認識し、
一字だけでなく、熟語にもできるので、
それを検索することができます。
検索内容は家のPCと変わりません。

 早速17日の栄句会で使いましたが、
うまくできました。
漢字を知るだけでなく、ネットにつながり、
検索ができるのがすばらしいです。
これは電子辞書の最新式を無料で手に入れたことと
同じでやや興奮ぎみです。
ただ、この興奮は俳句をやっている人でないと、
わかないかもしれませんね(*^_^*)。 
 

 

 

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