ダブルクロスリプレイ

不思議の国のアリス/Alice in wonder land

 

登場キャラクター

高藤 鷹:モルフェウス/サラマンダー:フレイムランス

高校生のオーヴァード。作り出した槍に炎を纏わせて戦う近接戦闘型。元ネタは武装練金。エフェクトを使う度に体が削れる。クラスメイトの方が、多分キャラが濃い。

 

三木重悟:ノイマン/バロール:無能支部長

30歳のUGN支部長。過去に部下を全滅させるというノイマン支部長のお約束をやって以来、昼行灯らしい。親に仕組まれてオーヴァードにされたらしいが本人は知らない。

 

藤原真人:ブラムストーカー/ブラムストーカー:過去人

UGN支部に住み着いている研究者。なにか、浦島太郎や神隠しのごとく前の人間らしいが、記憶も証拠も定かではないので自分で自分のルーツを探るべく研究者になったらしい。Dロイス古代種を取得。

 

ゲーム中、NPCが大量のダイスを振る場合、簡易判定を行っています。これは判定の時間を短縮するために、期待値がクリティカルしたものとしています。例えば『技能1lvでダイス数が10、クリティカル値が7の場合は、達成値は11+4D、あるいは21+1Dとして判定』といった具合です。

 

 

GM:ではロイスを読み上げていきます。高藤膺、君のシナリオロイスは『神宮王餓』さんです。

高藤:王餓!? あの、この人と会いたくないんですけど(笑)だってあれでしょ、どこぞの世界最強。

GM:違うわ、君の世話になったお師匠さんだよ。ちなみにノリは愚地独歩の方だから(笑)

高藤:それなら納得だな。じゃあ尊敬で

重吾:ちょっと待て、敵になるかもしれない奴だぞ?

GM:君が過去に武術を学んだ人なんだけど……

高藤:ちょっと待ってください。彼空手なんですけど(笑)

GM:君だって剣道少年のくせに槍使ってるだろ(笑)今はUGNの技術指導員として一線を退いたらしいが

高藤:地下闘技場で闘ってるんですか?(笑)

GM:ちなみに二つ名は『オーガ』ね。で、PC2のシナリオロイスは『ウラジミール・イワノフビッチ』(爆笑)

高藤:それこそロシアで穴掘ってる人だろ?(笑)

GM:いや、ガーレンじゃないから(笑)

重吾:嫌悪で(笑)

高藤:やべえな、俺今回はGガンのドモンなのかな(笑)

GM:君は作戦中に不気味な言葉をかけられた。奴は危険だ、君の理性がそういっていた……まあ、オープニングでわかるから(笑)で、PC3用ハンドアウト

重吾:これ危険これ危険(笑)

GM:少女(仮名)、推奨は庇護/猜疑心。君はひょんなことから少女を拾います。助けた少女は名前も身元も覚えておらず、助けた君に最後まで面倒を見ることを要求します(爆笑)

真人:要求されるの?(笑)

GM:厄介な拾い物に君は後悔することもしばしばです(笑)

 

高藤:PC間ロイスは前回のままでいいですか?

GM:成長の方はお願いします。

高藤:成長は【炎の加護】【ギガンティックモード】【ダブルモーフィング】を憶えました。炎の巨人が後ろから出てくるという演出で(笑)

重吾:【停滞空間】【時の棺】が増えました。

GM:ちなみにPC2の推奨ワークス/カヴァーはUGN支部長A/UGN支部長(笑)

真人:成長というか性能が変わりました(笑)Dロイスの古代種をいただいて、【イモータルライフ】【始祖の血統】を入れました。

GM:シナリオ名は不思議の国のアリス。今回無能は少ないよ?(笑)

高藤:前回は双葉が、双葉が(笑)いいキャラだったけど殺しちゃったからなあ

重吾:わかんないよ、複製体が(笑)複製体がくるかもしれないけど、複製体は性格違ったけど

GM:ウイルスのせいじゃない?(笑)

 

GM:ではオープニングを開始します。まず三木重吾から。

重吾:前回みたいなことには(ころ)2上昇!

GM:あれから一ヵ月後。場所は山の中の仮設テント。周りには通信機器が配備されて、エージェントが忙しく動いている。

重吾:Dか(笑)

GM:いえ、Dじゃないです。君は現在UGNの一部隊を任されています。

重吾:おー!よかったよかった。

GM/隊長A:「A部隊、配置につきました」

重吾:「B部隊はどうだ」(笑)

GM/隊長B:「B部隊、配置につきました」で、状況は、今からアリスを研究してる研究所に突入するという状況です。

真人:さあ死に台詞を吐かないと(爆笑)

重吾:しーっ、しーっ!(笑)

GM/隊長A:「ところでウチの若い奴が、この作戦が終わったら結婚するんですが」(大爆笑)

重吾:死にフラグがー!(笑)

GM/隊長A:「よかったら顔出してやってくださいよ、ではこれより突入します!」(笑)

高藤:ひでえ(笑)

GM/隊長A:で定時連絡が入って「支部長、おかしいです。誰もいません、もぬけの空です」

重吾:「なんだと、そんなはずがない」

GM/隊長A:「では奥に進みます……ん? なんだあいつは……う、うわああああ!」ざー(爆笑)

一同:(笑)

GM/隊長B:「こちらB部隊、A部隊の方から悲鳴が聞こえました。これより急行します」

重吾:「ま、まて!」

GM/隊長B:「な、なんだこいつは! まさかこいつがジャバウォック!?うわああああ!」(爆笑)

高藤:ジャバウォック!?(笑)

GM:そんなこんながありまして、研究所は制圧されました(笑)

一同:されたのかよ!

GM:ジャバウォックは作戦に参加したエージェントが倒してくれました、まあ王餓さんですが(笑)

重吾:Dは?(笑)

真人:同僚でロイス結んでます(笑)

GM:きっと連絡に駆けずり回ってるんですよ(笑)で、事後処理に忙しい貴方のところに声がかけられます。「おやおやおやおやおや、よくもまあ私の研究所を荒らしてくれましたねえ」

重吾:振り向こうか。

GM:そうすると鳥が一羽。

重吾:よく考えたら俺、ぱーんって撃つための拳銃すらないんだよな(笑)

GM:丸腰かよ!(笑)で、そのオウムが喋る。「あなた、名前はなんと言うのですか?」

重吾:「そんなことはわかっているのだろう。聞くこともあるまい」

GM/オウム:「くっくっく、そうですね。『無能支部長』

重吾:「うるせー!」(爆笑)

GM/オウム:「それでは三木重吾とお呼びしましょうか……それにしても、よくも私の遊び場を踏み荒らしてくれましたねえ」

重吾:「これも作戦の一つだ。お前らと相容れるはずもなかろう」

GM/オウム:「しかしこの貸しはたっぷり返させてもらいますよぉ」

重吾:「いや、いい」(笑)

GM/オウム:「い、いいとはなんですか!借りたものは返す、人間関係の基本でしょうに!」(笑)

重吾:「私の場合は当てはまらないと思うが……」

GM/オウム:「ともあれお返しに、貴方の街を滅茶苦茶に踏み荒らしてさし上げましょう」

高藤:もう滅茶苦茶だけどな(笑)

重吾:「これ以上どんぞこはないと思うが如何なものか」(笑)

GM/オウム:「既にあれは貴方の街に向かっている!」でもあれってなんだろう(笑)

重吾:「なにい!」(笑)

GM:で、オウムはパタパタと去っていった。

重吾:石でも投げつけておこうか(笑)

GM/オウム:「イタッ!イタッ!」(笑)

重吾:「誰か銃を貸せ!」ダンダン!(笑)

GM/オウム:「ムノウ!ムノウ!」(爆笑)

高藤:「オマエガナ、オマエガナ!」(笑)

 

GM:では高藤君のオープニング。休日の行動は?

高藤:バックドロップでアルバイトだよ。誰も働かないんでな(笑)「はーいコーヒーです!いらっしゃいませー!」

GM:では「コーヒーを頼む」と見覚えのある人が喫茶店に入ってきた。だいぶ年は食ってるけどね。

高藤:その姿に何故か御堂あきらが気づいた。

GM/御堂:「あ、先生!?」

高藤:「なにぃ!?」(笑)

GM:そこで「どういうこと」と顔を合わせたらしい(笑)

高藤:「先生、何時この町へ?」

GM/王餓:「あ、ああ。つい最近なんだが……しかし、昔の教え子に二人纏めて会うとは思わなかったぞ。それも別々の時期に教えた奴に」(笑)

高藤:「いや僕もびっくりですよ。まさかこの女に教えてたなんて」

GM/御堂:「うん、ボクも今初めて知ったよ」と御堂さんは席に座ってコーヒーを注文した(大爆笑)

高藤:働けよ!(笑)

GM/御堂:「ああいいからいいから。あ、店長十分休みお願いしまーす」「うむ」(笑)

高藤:「店長―!」で、僕だけコーヒー持ってくんですね(笑)

GM/王餓:「しかし高藤、お前も久しぶりだな。腕の方はどうなった?」

高藤:「いやあ、ここ数年サボってますからねえ」

GM:御堂さんも横を向いたな(笑)「別に打ち込めるものを見つけたならそれも良かろう。まあ、俺はしばらくこの街にいるからな。気が向いたら組み手ぐらいしに来い」

高藤:「どちらに?」

GM:駅前のホテルを教えてくれる。「まあ、俺が来たのは骨休みみたいなものだがな。大変な仕事の後でな」(笑)

高藤:「なるほど、お仕事ですか。しかし三年前にウチのコーチをお止めになってからは半分引退すると聞いてましたが」

GM/王餓:「ああ、今回の作戦は」って口が滑った(笑)「いや、今回の仕事は俺がたっての希望でな、無理矢理参加させてもらった。おかげでえらい目にもあったが」(笑)

高藤:「なかなか大変なお仕事のようで。ではしばらくこの街でゆっくりなさるんですね?」

GM/王餓:「ああ、それから娘の……供養もな」

高藤:「娘さん?」

GM:そのとき、王餓さんの口元になにか黒いものが浮かび上がった気もするけど、まあシーンを切っておこうか(爆笑)

高藤:なにか怪しいような怪しくないような(笑)

 

GM:ではPC3のオープニングです。君が帰ってきて支部長に命じられて街のパトロールをしていると

真人:乗用車取ったんで、取立ての免許で運転しています。

GM:そうすると車がワーディングの領域に突っ込みます(笑)

真人:それ事故るって(笑)

GM:いや、人気のない場所だったし道路はかする程度だ。横の公園が発生源らしい(笑)

真人:では車その辺に止めて、中心に行こうか。

GM:そうすると甲高い声が聞こえるね「あはははははは。犬が喋っちゃ駄目じゃない、犬がっ!」と聞き覚えのありそうな声が(笑)

真人:えーと……

GM:中には少女が二人。

一同:二人!?(爆笑)

高藤:ひとりだと思ったのにー(笑)

GM:もうちょっと言うと、片方が片方をいたぶってる。片方の女の子の方が皮ボンテージ(笑)

重吾;変わんないじゃん前回とさあ(笑)

GM:で、もう一人が……全裸です(爆笑)

重吾:あのさ、ボンテージの方の性格何とかならないんでしょうか(笑)

GM:本人だから(笑)

高藤:双葉って生きてたっけ!?

重吾:前回倒したはずだよ!

GM:トドメを刺すとは聞いてないなあ(笑)その理屈で行くとディアボロスも死んでないといけないし(笑)

真人:何歳ぐらいなんですか?(笑)

GM:どっちが?(笑)双葉が15,6。もう一人の少女が12、3歳で、首輪つけられて引きずられてる(笑)

重吾:このリプレイそのまま載せられるのか?(笑)

真人:あの、攻撃していいですか?(笑)

GM:いいよ、君には気付いてないから(笑)

真人:赤い霧を飛ばして双葉をぐしゃってやりたいんですけど(笑)

GM/双葉:「え?」ぐしゃ!「痛い!痛いよ!血が、血が!」痙攣してます(笑)

真人:じゃあ全裸の方を連れ去ろうか(笑)まあ適当な服などかけてあげて

GM:では女の子は……ひどく傷ついてるんだけどさ(爆笑)「助けてくれて、ありがと……あの」

真人:「とりあえず今は黙っておけ。詳しい話は上のものに」(笑)

GM:上のものって、ハンドアウトと違うじゃん(笑)まあオープニングを終了しよう。

重吾:大丈夫だよ、ハンドアウト通りにしておくから、俺が(笑)

 

重吾:そうえいえば、あの鳥と会話したけど名前がわからなかったぞ。

GM:じゃあ研究所長Uにしておけ(笑)ではミドルフェイズ、三木重吾がシーンプレイヤーです。といっても、少女の情報を纏めるだけなんだが(笑)

重吾:(ころ)1で34!今回は伸びが低いぞ

真人:強制的に出ろと(笑)(ころ)俺50(爆笑)

一同:はええはええ(笑)

GM:というわけで、場所はUGN支部です。少女に適当なものを着せて、落ち着いた用できょろきょろしています。

真人:「さ、このおじさんに全て喋ってごらん」(笑)

GM/少女:「おじさん……誰?」(笑)

重吾:「ではまずこの少女を保護した経緯を真人君、説明してくれたまえ」

真人:「かくかくしかじかです」(爆笑)

GM:で、何か質問する?

重吾:じゃあ、双葉といた理由。

GM/少女:「えと、あんまり思い出したくもないんだけど……白衣着た変なおじさんから、あの女に引き渡されたの。玩具にしていいって」

一同:…………

重吾:「その白衣のおじさんって誰だ?」

GM/少女:「研究所のおじさん」

重吾:「研究所にいた経緯とか……いや、順序間違えた。君、名前は?」(笑)

GM/少女:「…………NO.004」(爆笑)

重吾:フォウかよ!

GM:それは偶然です。でも、顔が君たちで言うところのホワイトラビットにそっくりなんだ(爆笑)

 

一同、しばし考え込みますが……

 

GM:そんなところで支部長に通信が入ります。霧谷さんからですね

重吾:「はい三木ですが」

GM/霧谷:「先日はお疲れ様でした、三木さん」

重吾:「せっかく増員された部隊を全滅させてしまい、申し訳在りませんでした」

GM/霧谷:「いえ、死人が出なかっただけでも良しとしましょう」

重吾:あ、死んでなかったんだ(笑)あの描写だと死んでるようにしか思えなかった(爆笑)

GM/霧谷:「それで実はですね。貴方たちの街に、あの研究所の生き残りの一部が向かっているようなのです」

重吾:ここにひとりいるとは言えないなあ(笑)

GM/霧谷:「彼らはFHの制御からも外れて暴走しているようなのです」

重吾:「その人物の名前は?」

GM/霧谷:「所長のウラジミール=イワノフビッチです」(笑)「それでFHとしても阻止を試みたらしいのですが……ディアボロスは重傷のようです」(大爆笑)

真人:さすが役に立たないなあ(笑)

重吾:ディアボロス向かわした時点で失敗することわかんないかな(笑)

GM/霧谷:「それで、そちらで何か起こることが予想されますが……」

重吾:「既に一つ起こっています」

GM/霧谷:「え?ああ、それは後で報告書でお願いします。こちらとしても増援は用意しておきますが……なにか、嫌な予感がするのです。その、菊地岳市が大変なことになりそうな」(爆笑)

一同:それは大変だ(笑)

GM/霧谷:「それでは健闘を祈ります」

真人:あの、霧谷さんと繋がっている間、情報判定可能ですか?

GM:可能ですよ。何について調べますか?

真人:では研究について『UGN』で(ころころ)12です。

GM:……これあげるよ(爆笑)

 

GMから一枚のリストが公開されます。既存アリスシリーズ一覧表

 

GM:でもそれ、半分以上出てこないから(爆笑)

重吾:ではウラジミールについて調べます。【天性の閃き】【生き字引】(ころころ)63

GM:ぶほっ、激しくいらねえ(笑)ではまず、FH研究所所長、ロシア人です(爆笑)

高藤:それでロシア人じゃなかったらなんだという(笑)

GM:で、内部分裂で壊滅する前の研究所にも務めていたんですが、アリスウイルスの素晴らしさに魅せられて自分から移植を志願。

重吾:自分から移植をした!?

真人:(リストを差しながら)それこいつだな(笑)

GM:で、“アリス・ザ・マッドハッター”であり、強力な他者制御能力を持つ……って書いてあるよなリストに(笑)

高藤:俺にも見せてくれ(笑)

GM:シンドロームはオルクス/エンジェルハイロウ。ただし同時に制御できるのは合計で三体まで。で……目的までわかるんだけどさ(笑)西園寺桜の能力に心から心酔していて、しかし人間ではまだ不完全、ジャーム化することで真に完璧になる、と主張している論文が見つかった。

高藤:ジャームにならせたいわけか。

GM桜様を更に完璧に(笑)で、論文の続きなんだけど。アリスウイルスは意志を持っている節が在る、ウイルスを移植されたものは西園寺桜様の僕になっているのだ、という解釈をしているらしいね。

高藤:その論文どこで見つかったんだ(笑)

GM:知るか!(笑)

真人:むしろ霧谷さん全部知ってるなら吐けよ(笑)

GM:機密情報だったのに(笑)「どうやら全てご存知のようですね」(笑)

重吾:「彼の情報はよくわかりました」

真人:ところで004に名前付けてやろうぜ。

重吾:一応、“アリス・ザ・ナイト”がついてるんだけどね。

GM:ああ!なんでわかったんだ?(爆笑)

 

一同しばらく悩みますが、藤原真人が『若葉』と名づけることで決まります。

 

GM/若葉:不安そうに「ねえおじさん、私これからどうしたらいいのかな?」

真人:「とりあえず車乗ってみるか?」(爆笑)

GM/若葉:「なんで!?」(笑)

真人:だってリストに『乗り物に対する嗜好と特化から命名。機械類に強い支配力を持つ』(笑)

高藤:それってノイマン/オルクスですか?

GM:彼女にシンドロームを聞いても「シンドロームって何?」(笑)

真人:「お嬢さん、君何ができるのかな?」

GM/若葉:「運転が得意だよ」(笑)

重吾:「では保護はこちらがしよう」とぱちんとDを呼び出す。

GM/若葉:「あの……私、このおじさんがいいな」(笑)

真人:俺!?(笑)

重吾:「普段はこっちのおじさんをつけよう。何か移動があるときだけ……」

GM/若葉:「あ、それ私できるよ」(爆笑)

真人:「あのな、この国には法律というものがあってだね」(笑)

 

GM:ではここからリサーチフェイズです。

重吾:若葉さんとロイス結んでおきます。慕情と偏愛で(笑)

高藤:僕動くモチベーションがないんだけど

GM:そだね。では高藤のシーンからやっておこう。

 

高藤:僕は過労により保健室で倒れています(笑)

重吾:保険委員起こせ(笑)

GM:じゃあ妹さんが(笑)「お兄ちゃんほらほら仕事仕事!」

高藤:「待ってくれー、寝かせてくれー!」

GM/妹:「って、今日は仕事じゃなかったね。御堂さんに頼まれてたんだよ」

高藤:「なんて?」

GM/妹:「組み手しようって」

高藤:「どこで?」

GM/妹:「駅前のホテルの裏手」

高藤:「先生の組み手?もうちょっと休ませてくれ、死んじゃうから」(笑)

GM/妹:「あ、私も興味あるから一緒に行くねー」(笑)

高藤:というわけでホテルの裏手に。

GM:はい。御堂さんが木刀を2本持って、先生がコンクリートブロックに腰掛けてタバコを吸って待ってます「おう来たか高藤。御堂はもうウォーミングアップ終わってるぞ」で、横にはズタボロになった藁人形が(笑)

高藤:「うお!あのすみません、今日ちょっと体調悪いんでまた後日ということで……」

GM:「そうなのか?」「いえ、お兄ちゃん絶好調だそうですよ」(爆笑)

高藤:「真理子!僕はそんな子に育てた憶えはありません」(笑)

GM/妹:「お兄ちゃんいつも言ってるよね、男ならやってやれ」(笑)

高藤:「ああそうかい、俺の味方は誰もいないのか」(笑)というわけで木刀を受け取ろうか。

GM/王餓:「じゃ、防具つけてないし寸止めでな」

高藤:「すみません、寸止めできないかもしれません」

GM/御堂:「大丈夫、初めからする気ないから」(爆笑)

 

エフェクト抜きで軽く打ち合った結果、高藤は御堂に圧敗します。

 

高藤:寸止めだったよね。というよりガキバキ(笑)

GM:御堂さんが木刀をへし折った(笑)

高藤:「これで寸止めだと!? すみません、この木刀すっごく脆いんですけど」(笑)

GM/王餓:「おかしいな、樫木で拵えたちゃんとしたものなんだが……」と言ってると御堂さんが横で「ちっ」(爆笑)

高藤:「こいつ初めっからやる気か!」

GM/御堂:「大丈夫、君が倒れたら誰がバイトするのさ」(笑)

 

以後、三人で稽古が続きます。

 

高藤:裏路地にはクレーターができたりヒビができてたり(笑)

GM/王餓:「おっと、もうこんな時間か。そろそろ用事があるので失礼しよう」

高藤:そのとき僕は木に引っかかってます(笑)

GM/御堂:「先生、ありがとうございました」「うむ」

重吾/妹:「お兄ちゃーん、早く帰ってこないとご飯冷めちゃうから」(笑)

GM/妹:「じゃあ御堂さん、帰ろっか」(笑)

高藤:「たーすーけーてー」(笑)

GM/王餓:「高藤、お前も程々にしておけよ」(笑)まあ真面目な話もしておこうか「高藤、お前が何か別のことに打ち込むのはいい。だが、本当に力がないといざと言うときに大切なものを守れないぞ」と去っていく。

高藤:「でも先生、力があっても守れないものもあるんですよ」と去っていこうか。

GM:去れないけどな(爆笑)

重吾:言ってることはシリアスだけど、ぷらーんだし(笑)

 

GM:では支部長リサーチどうぞ。

重吾:リストの『別記』っていうのがものすごく気になるんだけどさ(笑)

真人:ジャバウォックかワンダーランド、どっちかの情報が欲しい(笑)

GM:ワンダーランド、オリジナルキャリアであることから命名。強いストレスにさらされることで特異な振る舞いをする、別記(爆笑)

真人:ここがポイントなんですよ。ジャバウォックはいいとしても(笑)まあ、とりあえず敵の動向調べようぜ

GM:残ってる項目は……『桜』『王餓』『少女』『双葉』かな。

真人:少女って若葉のことですよね?

重吾:わかっても(リストのナイトを指差して)これだろ(笑)

GM004なんて言うんじゃなかったなあ(笑)

真人:若葉を高藤に見せれば調べてくれるだろ(笑)

重吾:王餓について調べようかな。

GM:王餓かよ!

重吾:助けてもらったのに何も知らないし

GM:あー、君にわかる情報はあれだ。UGNの突入部隊に参加してたんだよ、だから助けるのは当たり前。

重吾:なら桜について調べるかな、この前痛い目に遭ったし(笑)【天性の閃き】【生き字引】で桜について(ころころ)34!

高藤:このゲームって20以上の達成値って情報判定に必要かな?

GM:父西園寺豊、兄西園寺隼人。実年齢16歳。母親は幼少時代事故によって死亡。その際重傷を負った西園寺桜に、西園寺豊がウイルスを投与。一命を取り留める。小学校低学年時、西園寺豊が西園寺桜の体から新種のウイルスを発見。研究テーマの主軸に添える。小学校高学年時にはほぼ研究所に入り浸るが、父兄と共にFHに移動してからは環境が激化。投薬の繰り返しによる薬物依存症に陥る。

一同:ふむ

GM:保有するレネゲイドウイルスは特異な形質を持ちながら親和性が高いと言う矛盾した性質を持っています。通常、人体は異常な形をしたものほど排除するわけだが、これによって固有の形質を保ったまま移植が可能になります。演出的には、高藤が槍を作り出して攻撃するといった,エフェクトの使い方をコピーします。

高藤:コンボを渡すわけか。

GM:他、変異種だね。ただしこの継承には個人差が存在して、精神に影響があるらしい(笑)で、原理なんだけど、ウイルスが生体の免疫を殺してしまって、ウイルス自身が免疫系を代行する。これによって親和性が異常に高いアリスウイルスが生まれるわけだ。

一同:なるほどねー。

GM:ちなみにこれを書いたのはマッドハッターで、故に桜様の僕という理論を展開してるわけだが(笑)

真人:というか桜さんは死んでるのか生きてるのか。

GM:桜のシンドロームはブラムストーカー/ソラリス。高いストレスにさらされることで特異な振る舞いを示す(笑)これには手順があって@【血の従者】で従者を作り出す。A従者に通常の人間と寸分違わぬ外見と設定を与える。B従者に日常生活を送らせる。この時従者自身もその設定を信じ込み、更に周囲の人間にもソラリスの能力で設定を信じ込ませる……で、ここまで。

一同:え?

GM34でわかったのはここまででした(爆笑)

高藤:なにぃぃぃ!(笑)

真人:トリガー発生しまくりそうで怖いな(笑)

GM:で、トリガーイベントが発生しました(笑)

 

GM:君が支部長室で調べ物をしてると「とうとうそこまで調べましたか」と窓際にオウムが止まっています(笑)

重吾:Dから借りた拳銃をちゃきっと構えよう。

GM/オウム:「まさかまさか、そこまで調べていたとはね」(笑)

重吾:「お前たちのセキュリティが甘かったのさ」

GM/オウム:「いやはや、やはり研究所が二度も壊滅してはそういうこともあるようですね」

重吾:前は内部分裂で、二度目は俺たちが潰したんだよな。

真人:王餓が一人で蹴散らしたんじゃないの?(笑)

GM:多大な被害があったんだよ(笑)「しかし、しかし桜様は既にこちらに来ている、そして事態は既に始まっている! ううひひへへほほへ」(爆笑)

一同:なんだその笑い方は(笑)

GM/オウム:「しかし素晴らしいと思わないかね。桜様が支配する世界というものを!」

重吾:「いや全く」

GM/オウム:「素晴らしい、実に素晴らしい。全てが同じ存在であり、全てが桜様である。完成した世界だ!」

重吾:「で、どこにいるんだそいつは」

GM/オウム:「ふ、私はマーチラビットとは違う」(爆笑)

真人:そっか、双葉捕まえたら一番楽じゃん(笑)

GM/オウム:「しかし君は知りすぎた」とオウムが口から何かを取り出す。

重吾:ぱーん!

GM:おお!?いや、ほぼ同時だね。記憶除去装置をオウムが使用した(爆笑)

重吾:ガラス越しで効くのか? あ、ぴかって光るあれか(笑)いや、支部長としてサングラスぐらいしてるんじゃないか?(笑)

真人:室内でするな、認めんぞ(笑)

GM:機械操作で判定か(ころころ)あ、この判定に失敗したら今の情報無意味になるから(笑)

重吾:【天性の閃き】、侵食60越えました(ころころ)意志で37で抵抗。

GM:それは抵抗したね。同時にオウムが撃ちぬかれてパキューンと落ちていった(爆笑)「ヒトデナシ、ヒトデナシ!」(笑)

真人:記憶除去装置はあれか、ノイマンかブラックドックが使えば抵抗できないのか、ピカ60(笑)

高藤:こええ(笑)

重吾:記憶除去装置だけ回収しておこうか、もう一度使われないように

一同:落ちて壊れた(笑)

真人:落ちて下でピカ(爆笑)

高藤:一般人に被害が(笑)

GM:若葉さんが下でぼうっとしてるとか(笑)

真人:勘弁してくださいよ(笑)

GM:いや、どうせ記憶ないし(笑)

 

真人:ではリサーチで若葉さんについて調べます。学問で(ころころ)9です。

GM:といってもナイトになるわけだが……本人がいるからボーナスが入って、と。FHチルドレン、アリス計画初期被検体の一人です。で、ホワイトラビットの複製元で“アリス・ザ・ナイト”

高藤:ホワイトラビットの複製元?ホワイトラビットが複製されたものなの?

GM:前回のラストに楓さんが自爆してたでしょ?あれはブラックドッグのエフェクトだよ。

高藤:ああ、それで大体……って、その情報はわからない(笑)

GM:で、真人には固定イベントあるから(笑)

 

GM:で、君が偶然外を見ると若葉さんが出て行った(笑)

真人:追います(笑)

重吾:外にDが待機してたはずだぞ?

GM:どうも振り切られたらしい(爆笑)今頃峠でがっくりして「もうエンジンを変えないと」(大爆笑)

高藤:イニシャルDかよ(笑)

真人:自分の足を乗り物と言い張ったわけか?(笑)

GM:いや、若葉さんは自転車で(笑)ルール的には問題ないよ(笑)

真人:自転車で車振り切るか、“アリス・ザ・ナイト”恐るべし(笑)

GM:で、君が追いつくとくるっと一回転して「え、あ、ど、どうしたの?」

重吾:その一回転の仕方も前輪だけとか(笑)

真人:「君、勝手に外に出ちゃ駄目だよ」

GM/若葉:「(しゅんとして)ご、ごめんなさい……でも、どうしても外が見たくて……」

真人:「何か理由は?」

GM/若葉:「この風、この肌触りこそ日常って思わない?」(大爆笑)

高藤:前の桜さんと同じこと言ってるなあ(笑)

真人:高藤君出てこないの?出てくれば参加できるよ(笑)

高藤:UGN支部の前だろ?僕はUGNに関わらないことにしてるんだから巻き込んでもらわないと困る。

真人:「とりあえず、そこの喫茶店にでも入ろうか」(爆笑)

GM:そうきたか(笑)「あ、いいねいいね」

高藤:ちなみに、ウチの喫茶店が建物の一階にあって、二階がUGN支部(笑)

真人:入ります。からんからん。

GM:さ、振れ(笑)

高藤:(ころ)9あがりました。「いらっしゃいませー」

GM:で、御堂さんはカウンターの奥でサボっている(爆笑)「いらっしゃいませー」だけは言う。

高藤:「出て来い!メイド服が恥ずかしいからって奥に引っ込むな!」

GM:では御堂さんが「あ」と驚いた顔をする。いなくなったはずの桜さんが入ってきたわけだからね。

高藤:こんなにちみっこくないよ(笑)

重吾:多少下でも顔は一緒だろ!

高藤:「ご注文は?」と彼女に気付き、そのままぼーっと

GM/若葉:「ご注文って何?」(笑)

真人:「この中から好きなものを選んでいいんだよ」

重吾/若葉:「じゃあ、このフォアグラステーキ」(爆笑)

高藤:「そ、それは二万円もする」(笑)

真人:「どうせ支部長が払ってくれる」(笑)

重吾:おい、こっちはそんなもの認めねえぞ!(笑)

GM/若葉:「じゃあ、この青汁味噌汁二つ」(笑)

重吾:二つ!?

高藤:そうすると僕は涙を流しながら少女の手を取って「君だけだよ!この青汁味噌汁頼んでくれたの!」(笑)「僕の作ったメニューなんだよ、それ」(笑)

GM/御堂:「て、店長!青汁味噌汁が入りました!」(笑)

高藤:「これで自給10円アップですよね!」(爆笑)

重吾:そんな賭けしてたのかよ(笑)

真人:とりあえず、若葉さんをちょっと置いて、「高藤君」がしっ!

高藤:「な、なんですか。いい子じゃないですか、彼女はいい子や!」(笑)

真人:「ところで彼女に見覚えはないかい?」

高藤:「こんなちまっこい子に見覚えはないですが」

GM/若葉:「私もないよー」

真人:あ(爆笑)とりあえず席を離れて隅っこに行こう(笑)「あれはこの前の事件のアリスシリーズなんだが……覚えてる?アリス」

高藤:「ええ、覚えてますよ、さっきは彼女の前なのであんなことを言ってみただけです」(笑)

重吾:それだけは絶対嘘だ(笑)

真人:「どうやら彼女はホワイトラビットの複製……元らしい」

高藤:「複製元? 彼女がですか? どう考えてもホワイトラビットの方が年齢高いですよね?」

真人:「ふむ……科学って素晴らしい」(爆笑)

高藤:「つまり彼女は11歳ぐらいだってことですか?(笑)それとも生まれたときからあの状態?」

真人:「多分。そう考えないと不自然で仕方がない」

重吾:わざと研究のために成長を促進させられたと

高藤:「ということは、彼女は放っておいても2、3年の命だったと?」

GM:さあ(笑)

高藤:「ということは、桜さんの情報は入ったのですか?」

重吾:ごめん、それはわからなかった34も出したのに!(笑)マッドハッターの言葉を信じるならこの街に来てるらしいけど

真人:「どうやら生きてはいるらしいが、厄介なことになってるようでな。かくかくしかじかという」(笑)

高藤:「非常によくわかりましたが」(笑)

GM:てか、何を話すかちゃんと言え(笑)

高藤:じゃあ僕が辿りたい情報を言うから答えてくれ。まず、双葉が若葉ちゃんを襲っていて君が助けた。

真人:それは言う。

高藤:で、桜さんの情報については全部?

重吾:全部だね。

高藤:王餓さんの情報も入れてくれるの?

重吾:まだ調べてないし……今のところ関係ないから話さないだろうな。それから、マッドハッターが桜と攻めてくるかもしれないことも

高藤:桜が攻めてくる?

真人:この件に入ってきてるのは(リストを取り出す)

高藤:ああ、やっと見れる(笑)

真人:ジャバウォック、マーチラビット、ワンダーランド、ナイト、マッドハッター。で、ナイトが若葉。マッドハッターがイワノフビッチ

重吾:桜がワンダーランド。この街に来てるらしい。

真人:ジャバウォックのことは何も出てきてないけど多分(笑)個人的に気になるのはハンプティダンプティ(爆笑)

GM詳細不明、研究中(笑)

真人:被検体NO88って何人いるんだよ(笑)

高藤:死徒十七祖じゃないんだから(笑)

GM:ある意味近いね。研究のやり方というのが、オリジナルから直接移植した第一世代から、更に株分けしていくというやり方なんだよ。特異な発達を示した個体の特徴をそのまま移植できるのがこの研究の最大の特徴だからね。だからこれらの称号は何人かに受け継がれてきているものである。これを『継承』という。

高藤:移植された奴からも移植できるのか。マーチラビットとかはその類かな。

真人:ワンダーランドがいたら、この下にナイト他一杯いて、第二世代がいると

GM:まあそのあたりは大事じゃないよ。ああ、でもジャバウォックは多分第一世代だ(笑)

重吾:ナイトとジャバウォックと、ハンプティダンプティも第一世代かな?

高藤:第一世代はそんなに少ないと思うんだけどな、今の話からすると。

真人:ハンプティダンプティなんか全部混じってそうで怖いんだけど(爆笑)

GM:出てこないからぶっちゃけると、一番新しい第一世代だよ。どうでもいいし(笑)

真人:そういうわけで情報を伝えたわけだけど

高藤:「僕はワンダーランドを追う」とエプロンを投げ捨てます。「じゃ、そういうことで適当に言い含めて置いてください、店長たちを」(笑)

真人:「店長、バイトが逃げ出したんだが」(笑)

GM/店長:「なに、それではお前が代わりに働け」(爆笑)

真人:「今日はこの子の保護があるんで」

GM/店長:「では二人まとめて働け」「わーい、やりまーす」(笑)

真人:「……しょうがない」(笑)

GM:ちなみに御堂さんもちゃっかりフケた(笑)シーン終了します。

真人:これでだいぶ情報が回ったな。

 

GM:ではリサーチだけど何について調べる?

高藤:では裏社会で、この街に入ってきたオーヴァードかFHのエージェントを、もしくは双葉(笑)奴を補足してさっさと桜さんの居場所を吐かせる(笑)

真人:それは正しい(笑)

高藤:というわけで店長!(ころころ)8成功。

GM:えー、FHエージェントで二つ名がマーチラビット。街の中で何度か目撃証言があるね、多分遊んでる(笑)

高藤:じゃあそれを追いかけるよ(笑)

GM:じゃあシーン作ろうか(笑)

 

高藤:(ころ)9上昇、走る走る。

GM:では予定のイベントも入れておこう。君が街を走っていると花屋の前に王餓さんが立っていて

高藤:きぃぃぃぃ!!

GM:何か写真を見つめているようだね。

高藤:「おや先生だ。花屋の前とは珍しい、ちょっとお声をかけてみようか」と後ろから近づくと振り向かれる。

GM/王餓:「どうした、高藤」って写真見たりしないの?

高藤:見れるわけないだろ、先生相手に(笑)「娘さんにですか?」

GM/王餓:「ああ、そのようなものだ。娘はもう……いないがな」

高藤:墓参りとか前回言ってたよね?

GM/王餓:供養とね。「しかし俺はこの通りの無骨者だ、花を選ぶのもままならん……どうだ、高藤。この際だからお前が選んではくれないか?」

高藤:「はあ、僕も花にはあまり詳しくはないのですが。此処はやはり菊の花がよろしいのでは」

GM/王餓:「菊か……いや、娘も生きていればお前と同じような年代だ。墓参にではなく、お前の感覚で選んではくれないか?」あ、適当でいいから(笑)

高藤:「うーん、僕の感性……彼岸花あたりでよろしいのでは?」(笑)

GM/王餓:「そんな季節でもないが(笑)店員、それを頼む」と、先生はポケットに写真をしまうわけですが

高藤:「娘さんの写真ですか?」

GM/王餓:「これか?ああ、まだ家族三人が揃っていたころの、最後の証だな……」と、見せてくれます。色褪せたボロボロの写真ですね。十数年ぐらい前の、今より白髪が少ない先生と、線の細そうな女の人と……幼い少女。

高藤:ひょっとして双葉に似てます?

GM:いや、君風に言うなら楓さんにそっくり。

高藤:……ああ、やっぱりか。

GMPCは何もわかってないくせに(笑)では先生は「悪い、邪魔をしたな」と去っていくわけだ。さて、双葉を捜すのに戻るわけだけど、何で判定しようか。

重吾:追跡だろ?

高藤:任せろ、感知だったら!……じゃなくて精神?3もあるや(笑)

GM:双葉の追跡を舐めるな……って隠密?うわあ、感覚2しかねえ(笑)

高藤:(ころころ)8

GM:(ころころ)5(爆笑)

重吾:見つかってるし(笑)

GM:君は街中を走っている最中、屋台でクレープを買っている双葉を発見した(笑)

高藤:【ワーディング】!【インフィニティウェポン】!(笑)

GM/双葉:「え?」と周囲をきょろきょろするけど君を発見できない(笑)

高藤:「これで終わりだ!イグナイトランス!」(爆笑)

GM/双葉:「ひぐ!」(笑)

高藤:造った槍で彼女を貫く、そして地面に突き立てる!

真人/双葉:「い、痛い!」!

高藤:「いや、まだだ!」ズドォン!(爆笑)「さあ話してもらうぞ、西園寺桜はどこにいる?」

GM:これ双葉死なないか?(笑)というか滅茶混乱してるし半分死んでるよ(笑)

一同:ひでえ(笑)

GM/双葉:「だ、誰?桜って……」

高藤:「ワンダーランドのことだ」

GM/双葉:「ワンダーランド?そんなの双葉が言うわけ……ひぎぃ!」(笑)

高藤:「今度は、ホワイトラビットの助けが入るとは思わないことだな」(笑)

真人:チェシャキャットが来たりしてな、同等の性能ぱきゅーん(爆笑)

GM/双葉:「双葉そんなの知らない!マッドハッターしか知らないし双葉最近何もしてない!」って本当に何をしたんだよ(笑)

高藤:「さーて、それでは知ってる奴のところまで案内してもらおうか」

GM/双葉:「い、痛い!だから槍抜いて槍抜いて」(笑)

高藤:「大丈夫、一シーン保つ」(笑)

GM:さて、そろそろ止めるか。「困るのですよ、そのようなことをされては」

高藤:「何者だ!?」

GM/イワノフ:「貴方の探しているマッドハッターですよ」と白衣のロシア人が(笑)

高藤:「ならば答えてもらう。西園寺桜、ワンダーランドはどこにいる!」

GM/イワノフ:「桜様、桜様の居場所ですか?フフフフ、アハハハ」

高藤:槍を放し、もう一つの槍を作り出す(爆笑)

真人:刺さったままですか!?(笑)

GM/双葉:「パトラッシュ、もう疲れたよ……」(笑)

重吾:なにか向こうは感動のシーンやってるし(笑)

GM/イワノフ:「フフフ、桜様の居場所。それを貴方はある意味で知っているし、ある意味で知らない」

高藤:「……そういうことか」

GM/イワノフ:「嘘ですが」(大爆笑)

高藤:「う、嘘をつくな!一瞬頭の中で一人の少女の姿が思い浮かんだぞ」(笑)

GM:マッドハッターだしな(笑)

高藤:「というよりお前、足元気をつけろよ?」というと同時に、パーンドーンとマンホールの蓋が飛んでいく。

GM/イワノフ:「ふふ、ここでやる気ですか?」

高藤:「当然だ。来い、フレイム―――」

GM/イワノフ:「無駄ですよ、私には、誰も、勝てない」セットアップで【戦いの予感】を使用、【完全なる世界】【絶対の法則】【ナーブジャック】、コンボ『マッドパーティー』(ころころ)達成値は24、意志で抵抗してください。ちなみにクリティカル値が一上がります。

高藤:1上がる?しねえってことじゃん!(笑)

GM/イワノフ:「だから言ったでしょう。誰も、勝てない」(笑)君は一瞬にして自由を奪われた。

高藤:「くっ!」

GM/イワノフ:「このマーチラビットは……まあどうでもいい気もしますが、一応保険なのでね。今殺されてもらっても困ります」

高藤:「しまった、ぬかった……!」

GM/イワノフ:「私の能力までは知らなかったようですね。私は“アリス・ザ・マッドハッター”、私の領域では皆お茶会に参加する」(爆笑)

重吾:締まらない台詞だなあ(笑)

GM/イワノフ:すまない、リテイク「私の領域では、誰も正気を保てない。さて、マーチラビットを開放しなさい」

真人:大丈夫、これ昏倒すると解けるぜ(笑)

GM:いや、完全に自由を奪われてるから自力は無理(笑)「では意識を失いなさい」と声と共に気絶してしまうね。

高藤:くっそお!

GM:マッドハッターは条件を揃えないと勝てないよ。というか、今日PC5人のはずだったのに(笑)

 

GM:では次のシーン、は固定イベントを真人に

高藤:メイド服を着ているバイト二人?

GM:あのシーンはもう終わった(笑)次の日、若葉さんが真人のところに来て連れ出します。「ほら、今日は初めから一緒にいるから大丈夫だよね?」

真人:「大丈夫には大丈夫だが……」

GM/若葉:「ねえねえ、あれ買ってよ。3500円クレープ」(笑)

真人:この辺はあれか(笑)

GM/若葉:「あのね、値段っていうのが高いほどいいのなんでしょ?」(笑)

真人:「高ければいいってもんじゃないけどな。まあいいだろう、領収書切ってください」(爆笑)

重吾:もちろんそんなものは受け取らないよ(笑)

GM/若葉:「じゃあ今度はあれ行こうよ!」とゲームセンターに引っ張ってくね。

 

以後しばらく、二人はゲームセンターで遊びます。

 

真人:あのレーシングゲームレコードが出てるな(笑)

GM:そんな感じで若葉さんに引っ張られて道を歩いているんだけど、ふと彼女が静かになって「ねえ、おじさん……今日,迷惑だったかな?」

真人:「いや、そんなことはないさ」

重吾:回ってきた領収書をびりびりと破く(笑)

GM/若葉:「あ、あのね……私、自分のお父さんのこともお母さんのことも覚えてないんだけど……もしかしたらお父さんって、おじさんみたいな感じなのかな

一同:(笑)

真人:「お父さんと呼ばれるにはまだ早い気が……むしろお兄さん」(笑)

GM/若葉:「あっ、あっ、気にしないでっ!」でさーっと行ってしまうんだけど直後にトラックが彼女に突っ込んできます(笑)

真人:カバーリング!

GM:ではドカーン!ダメージはサービスして110(ころころ)9点です。装甲有効。

真人:防弾防刃ジャケットがあるから4点で済みました。よく生きてるな。

GM:ではあたりが騒然とします。「人が撥ねられたぞ!」「女の子らしいぞ!」「男が庇った?」「じゃあ男は死んだな」(笑)

真人:生きてる生きてる(笑)

GM:「おお生き返ったあ!」で、トラックの運転手はぼうっとしてたんだけど、いきなりの事態に動転しているようだ。

高藤:なるほど【ナーブジャック】か。はた迷惑で厄介な。

真人:一応あたりを探ってみるか(ころころ)8

GM:オウムがいるよ。「オシイオシイ」(笑)

高藤:落とせ落とせ。

真人:武器とか持ってないんですよ。

GM:ではオウムは去っていきますね。

真人:オウムを追跡します(笑)

GM:ではシーンを切っておこうか。

 

GM:ふむ(シナリオを確認)……よし、わかったよ、マッドハッターの居場所が。

真人:気になる点は若葉を狙ったってとこなんだよな。

GM:というわけで状況が動きます、マッドハッターの居場所がわかります。

重吾:ではDを迎えにやらせよう。

GM:で、マッドハッターの居場所なんだけど……研究所跡。重吾と隼人がまだ学生の頃、西園寺豊が勤めていた研究所だね。

高藤:UGN関係のか

GM:だけど、今は廃墟になってるらしい。

高藤:……ねえ、誰か王餓がUGN関係者だって教えてください。

重吾:調べようと思ったんだけどねー、その前に情報が入ってきちゃったから

GM:調べてる暇があるのかな。火急を要するんじゃないか、この状況(笑)

高藤:下手するとアジトを引き払われる可能性もある。せっかく補足したんだから行くべきだろう。ただ、敵にはちょっと厄介な【ナーブジャック】がある。

重吾:えーと……増援を呼んで(笑)高藤を呼びたいんだけど呼ぶ理由がない。

真人:巻き込もう。

 

重吾:ではシーンだね。高藤に連絡を取ろう。

高藤:僕携帯持ってない(笑)

重吾:ならDを迎えにやる(笑)

GM:便利だな、D。ところで若葉さんは連れて行くの?

真人:(ころ)それは状況次第だね。あ、Dが迎えにいくのならこっちが車を出そう。

重吾:置いていくわけにはいかないから一緒に連れて行こう。

真人:若葉には車さえ与えなければ大丈夫だから(笑)

GM:では研究所、前。若葉さんが「あれ、どうして私こんなところに? ねえ、お父さん」(笑)

真人:うーむ……「君を一人にするわけにはいかないんだ」

GM/若葉:「え……それってプロポーズ?」(爆笑)

重吾:なに教えたんだお前(笑)

真人:元から入ってたんだよ。とりあえず気絶させておこうか(笑)

GM/若葉:「うっ」ばたり。語尾がにゃふうじゃないから倒れる(笑)あ、従者作るのは今から許可するよ。

真人:二体作っておきます(笑)

GM:目標が増やされるとマッドハッターはちと不利だな。見分けがつくからまだマシだろうけど。

高藤:ナーブジャック厄介だなあ、弱点がない。

重吾:抵抗できるのは俺だけだろうな。

 

以後、しばらく作戦会議が続き……

 

真人:じゃあ俺の従者二体と支部長が入って、支配させてから高藤が突入すると

重吾:上手くいけば私は支配されないしな。操られても攻撃力ないし

高藤:操れるのが合計三体までなら何とかなるな。【インフィニティウェポン】を使っておく

真人:【赤き剣】はやめておこう。操られそうだしな

高藤:下手をすれば双葉とも戦闘になるわけか。さっきは演出で瞬殺したが(笑)

GM:では支部長と従者二人で研究所に入ると、中は荒れ果てています。しかし奥の方からこつこつと人影が「いやいやいやいやいや、貴方一人ですか。中々勇気があることですね」

高藤:あ、携帯オンにしておいてください。会話が通るように

真人:要らないよ、従者越しに見えるし(笑)

GM/イワノフ:「お供は従者が二匹ですか。見くびられたものですね」と調子に乗ってる(笑)

重吾:「まあつまり、お前のような奴にはこれで充分というわけだ」

GM/イワノフ:「ふ。どうやら、どうやらどうやら、ここは突き止めても私の能力までは知らなかったようですね」(爆笑)

重吾:「能力?なんだそれは」(笑)

高藤:双葉並みなのかそれ以上なのかをはっきりしてもらいたい(笑)

GM:まあイッちゃってるし(笑)「ふ、『マッドパーティー』!」と【ナーブジャック】が29で

真人:(ころころ)9と7(笑)

重吾:【天性のひらめき】(ころころ)ぎりぎり30!(笑)「甘い、甘いぞ!」

GM/イワノフ:「なに!馬鹿な、私の世界が!?」(笑)というわけでここから戦闘として処理しようか。こちらはセットアップで【戦いの予感】を使用し真っ先に【ナーブジャック】を使用した、イニシアティブ的に次は重吾だな。従者の行動は真人のイニシで行うことにしよう。

高藤:一回の移動で行ける?

GM:メジャーを入れれば認めよう。

真人:従者の取り消しは?

GM:マイナーでいいよ(笑)

重吾:術者を倒せば呪縛は解ける。【魔王の理】【インヴィジブルハンド】【ダークマター】(ころころ)50

GM:(ころころ)8(爆笑)防御能力が一切ないのになあ。ダメージは28?生きてはいるけど押しつぶされそうだな。白衣じゃなくて防具くらい着ろよ(笑)

高藤:マイナーとメジャーを使用し飛び出して接敵。「さっきの借りは返させてもらう!」

GM:真人のイニシか。従者に命令。一体は支部長を殴れ、?高い方はこっち来い。

真人:近くに行った方消す(爆笑)残りが支部長を殴る(ころころ)7、でも当たっても痛くないぞ。

重吾:(ころころ)素よけ、当たった。

真人:(ころ)素手だから−4(笑)

GM:今のマッドハッターの計算。まだ三人だから、次のターン先手取れれば勝てる(爆笑)

高藤:セカンドアクションを宣言!「この場で終わらせる!」すみません、マイナーアクションの使用を

GM:開始前にも言ったが却下だ(笑)

高藤:「イグナイトブレイカー! これで終わりにする!」炎の塊が背後から現れる。巨大化させた槍を投げ捨て(笑)その炎の塊が腕となって槍を叩きつける「召還、イグナイトゴッド!」(ころころ)38!ダメージは31

GM20点オーバーキルです(笑)「そ、そんな!桜様の世界が、私の夢がああ!!」ぐしゃ、死亡しました。

高藤:「ふう……ってしまった!桜の居場所を聞くの忘れてたぞ」(笑)

重吾:やりすぎたな。

GM:そうすると、奥からパジャマ姿の双葉が出てきて「んー?どしたのマッドハッター」

一同:ジャキン!(爆笑)

重吾:上から重力波で動けなくして(笑)

高藤:そして僕が槍を突きつけ(笑)

真人:周囲を赤い霧が囲む(笑)

GM/双葉:「ひ、ひぃ!」(爆笑)

高藤:「さあ、マッドハッターはそこで息絶えている。お前の知っていることを全て吐いてもらおうか」

重吾:やりたい放題だ(笑)

真人:「若葉見ちゃ駄目」(笑)

高藤:「さあ、西園寺桜はどこにいる?」

GM/双葉:「西園寺桜って誰?」(笑)

高藤:「さっきも言ったがワンダーランドの居場所だ」(笑)

GM/双葉:「あ、ワンダーランド?だ、だったら奥で寝てるよ」

高藤:ところでこいつをどうする?

GM/双葉:「ごめんなさい、命だけは助けてください」(笑)

重吾:UGNで洗脳……(笑)

真人:どうしようか(笑)

高藤:「これ以上お前に関わりたくないんで、もしお前が改心してUGNのために働くんなら見逃してやる」

GM/双葉:「よくわからないけど働く!」(爆笑)

一同:……駄目だ(笑)

真人:逃がしてやろうぜ(笑)いや、UGNのために働くっていうのなら、こっから先協力させれば

GM:いや、それはUGNの被害が大きくなるだろ(笑)

重吾:内情が全てだだ漏れになる(笑)

高藤:戦闘能力は高いんだから、それまで遊ばせておけば

GM:でもさっき遊ばせてたら襲われたんだけどさあ(爆笑)

 

一向は双葉に案内させて奥の研究室まで行きます。

 

GM:ところで今誰が来てるの?

重吾:私と高藤、真人と若葉、それから双葉。

GM:じゃあ若葉さんが深刻な表情を……

真人:気絶させたままだから(笑)脇に抱えてる。

GM:で、研究室に入るとだ。一番奥の手術台の上には女の子が一人横になっている。

高藤:「彼女が西園寺桜か?」

GM/双葉:「西園寺桜って誰?」(笑)「あ、ワンダーランドだよ」

重吾:妹に面識は?

GM:会ったことはないけど、多分写真ぐらいは研究所襲って入ってるだろう。西園寺桜本人だね。

重吾:写真を取り出して「ふむ、彼女がそうなのか」

GM:西園寺桜は昏々と眠っている。

高藤:「彼女がそうなのか…」

重吾:「起きてるとばかり思ってたんだが」

GM:そうすると、横にマッドハッターの書いてたレポートみたいなものがあるけど

一同:読んでみよう。

GM:では西園寺桜の特異な振る舞いについて。@【血の従者】で従者を作り出す。A従者に通常の人間と寸分違わぬ外見と設定を与える。B従者に日常生活を送らせる。この時従者自身もその設定を信じ込み、更に周囲の人間にもソラリスの能力で設定を信じ込ませる。Cそして……なにもしない。

一同:?

GM:従者を通じて擬似的に日常生活を送ることが目的なんだよ、この行動は。ゲーム的に言うなら、高まった侵食率をロイスを結ぶことで凌ぐ。その間、西園寺桜本体は従者からの情報を夢として処理するため眠ったままになる。

重吾:つまり今寝てるということは、どこかに従者がいるわけか。

GM:で、こっからは推測。この従者によっても満足が得られなかった場合、つまりロイスを結べなかったりタイタス化した場合、西園寺桜はジャーム化すると予想されている。マッドハッターは従者がロイスを結んだところで正体を露見させ、ジャーム化させるつもりだったらしい。

重吾:なるほど……

GM:そこで若葉さんが気付きます。「はっ!」(笑)

真人:「若葉……」

高藤:「若葉、ちゃん……辛いだろうけど現実と向き合おうか」(笑)

GM:そうすると彼女は何かを悟ったらしい。「お父さん、私全部思い出したよ」(笑)

真人:「そうか……」

高藤:「支部長、我々は外に出ていた方が良さそうですよ」

重吾:大丈夫かと思いつつ「何かあったら頼むぞ」

真人:俺一人っすか(笑)

GM:じゃあその二人はシーン退場だ(笑)「そうだったんだね、私は……ねえ、お父さんの口から言って」(笑)

真人:要するに、ワンダーランドの従者なんだよね?若葉は

GM/若葉:「うん。私は西園寺桜の作り出した妄想の産物……変だと思ったんだよね、記憶がなんかあやふやだし」(笑)

真人:「まあ、それを言うなら私だって似たようなものだが」(爆笑)

GM/若葉:「そ、それならさ!私、お父さんとこれからも一緒にいて……いい、かな……」(笑)

高藤:こんなところでタイタス化させるなよ(笑)彼女が満足するまでお父さんとして付き合ってあげるんだ。お願いします、三十年程(笑)

真人:三十年は長えよ(笑)

高藤:あんたみたいなのだったら大丈夫だろ(笑)

GM/若葉:「駄目、かな……」

高藤:駄目といったら殺す(笑)

重吾:角からこう覗きこみながらプレッシャーを(笑)

真人:「………」

GM:では君が答えられないでいると(爆笑)「やっぱ、駄目だよね…」と寂しそうな顔になる。

真人:考えちゃいますよ、それは(笑)

GM/若葉:「じゃあ、さ。代わりに……」どうしよう(爆笑)

重吾:一応言っておくと、僕のページは健全なページなんで(笑)

GM/若葉:「……遊園地に、連れてってよ」

真人:……最後って言ったもんな。「じゃあ遊園地行こうか」

GM/若葉:「うんっ!」といった瞬間に、若葉の体が崩壊を始めます。「あ、あれっ?……そっか。私、今ので満足しちゃったみたい」(爆笑)

真人:「………」

GM/若葉:「でも、いつか、いつかだよ。もしも私がお父さんとまた会えたら……その時は、約束守ってよね!」

真人:どうやってバラバラになってくんですか?

GM:血の霧になって末端から空中に溶けていく。

真人:吸収したい(笑)

GM:衝動判定しとけ、目標値12(笑)

真人:(ころころ)成功、侵食値13上昇(笑)「ああ、約束だ」

GM:そうして、若葉はざあ、と消えていきました。

 

GM:さて、同時に桜が目を覚まします。

高藤:シーン切りませんか?僕たち出ないのもまずいんじゃ

GM:では再登場を許可します、覗いてたしな(笑)桜はゆっくりと上体を起こし、ぼんやりとした瞳で君たちを見やる。「藤原……真人さん。三木……重吾さん。それから……」

高藤:いや、僕のことは知らないはずだ。

GM/桜:「……喫茶店の人」(笑)

高藤:「やあおはよう、眠り姫。いい夢は見られましたか?」

GM/桜:「はい……でも、今まではずっと悪い夢,ばかりでした……」

高藤:「そうですか。けれどこれからはいい夢を見れますよ。さあ、行きましょう」

GM/桜:「でも……私にはもう,帰る場所が……」

高藤:「ありますよ。あなたが望むのなら。ここは少なくとも居場所じゃない」

GM/桜:「はい……」

高藤:というわけで研究所を出ていきましょうか。

重吾:ところで隼人に連絡取るのを忘れてたな(笑)

 

GM:ではシーンを移ります、クライマックスフェイズです。1D振れ(爆笑)

高藤:こんなところで(ころ)

重吾:(ころ)8上がった!?(笑)

GM:シーンはUGN支部に向かう途中の路上です。UGNに連絡する?

重吾:隼人に連絡しよう。

GM/隼人:「もしもし隼人だ。どうやら俺はすっかり置いてけぼりだったようだが」(爆笑)「妹のことなんだから一声かけろよ!」

重吾:「すまない、見つかってからと思ってな」

高藤:前回の話で死んでるものかと思ったぞ(笑)

GM/隼人:「それにこの支部、今もぬけの空だぞ。いいのかそれで」

高藤:大丈夫だよ、下の階にはウィザードがいるから(笑)

真人:オーヴァードの下にウィザードってなんだよ(笑)

GM/隼人:「それで、桜は無事なのか?」

重吾:「ああ、見たところ傷のようなものはない」

GM/隼人:「桜は今までの実験の影響で体が弱いんだ。発作が起きないうちに、設備の整ったところに送ってくれないか」

重吾:「ああ、今お前もいた病院に連れて行っているところだ」

GM/隼人:「ああ、それじゃ俺は支部で待って……ん?誰か来たようだ、切るぞ」(大爆笑)

真人:また病院送りか(笑)

GM:ではその瞬間、UGN支部を中心とした凄まじい【ワーディング】に飲み込まれる。

重吾:街全体が?

GM:なんというか、普通の【ワーディング】なんだけど強すぎて規模がでかい。戦闘力二万五千!?(爆笑)

高藤:僕たちの十倍だと!?(笑)

GM:まあそれはさておき、真人以外の二人は衝動判定してもらおうか(笑)目標値は12な。

真人:代わりに【血の従者】作っておきます(笑)

重吾:(ころころ)成功。6点上がった。

高藤:(ころころ)失敗。18上がった(笑)

GM:ではその【ワーディング】から感じ取れる感情は殺意!殺意殺意殺意!

高藤:「この気配、やはり師匠か!」といって車の中で巨大な槍を召還、そのまま車は炎上(笑)その炎の中から一人の男が立ち上がる。「さあ、炎のエネルギーは吸収した。出て来い!師匠!」

GM:いや、まだUGN支部にいるから(笑)

高藤:ぴょーんと走り出します(笑)

真人:「俺の車が」(笑)

GM:ところで向かう面子を教えてくれないかな。

真人:三人でいいでしょう。

高藤:双葉はどうするんだ(笑)あいつに裏切られると凄く大変なんだけど

真人:桜と双葉はDに任せるということで(笑)

GM:いや無理無理!二人は無理だって(笑)一人なら認めるけどさ

高藤:従者一人残せ!

真人:15点と49点ができたけどさ(笑)

GM:というわけでどうする?状況レッドです。超強力なオーヴァードが発生した模様です。

重吾:Dが護衛するのは……桜。

GM:じゃあ双葉は……いいや。双葉はそこで【ワーディング】のあまりの強さに腰を抜かした(爆笑)「ひ、ひぃ!」

真人:なんて情けないんだろう……(笑)

重吾:それで逃げてくと(笑)

高藤:僕は逃がす気はないんですがねえ、衝動判定に失敗するから止められない。

GM:じゃあ双葉は逃げ出したと。まあ、双葉ならこんなもんか(笑)

真人:あ、【赤き剣】作っておきます。48点(笑)

GM:というわけでUGN支部の入り口は滅茶苦茶に壊されていて、爪痕が縦横無尽に走っています。

高藤:キュマイラか……では僕が先に窓から突っ込みます。

真人:従者二体つけておきます(笑)

GM:状況を説明しましょう、内部は血まみれです。大怪我を負い壁に押し付けられている隼人、そして押し付けている人間は片手を爪とした、あなたの師匠……神宮王餓だ。

真人:というか俺、王餓のこと何も知らないんだけど

高藤:「師匠……なんとなく、そんな気がしてましたよ」

GM/王餓:「高藤、お前か……」

高藤:「娘さんの写真を見たときに、なんとなく。ああ、この人もなのか、と。オーヴァードはやはり引き合うものなのですかね」

GM:それは違うと思うが(笑)

高藤:いや、シナリオの途中でこの推理に行き着いたときはどうしようかと思ったよ(笑)

GM/王餓:「そうだ、俺は……西園寺隼人に復讐するために、この街に来た」

高藤:「やはり……」

重吾:アリスシリーズで言うと何なんだ?

GM:では隼人が呻きながら言おう「これは……まさか、ジャバウォック!?」(笑)

一同:やっぱり

GM/王餓:「高藤、娘のことを話したことがあったな。俺の娘はな、5歳の時にFHに浚われた」

高藤:「そしてアリスシリーズの被検体の一人になったと」

GM/王餓:「ああ。最近の事件でそれを知った俺は」あ、前回のセッションね「その研究所への突入作戦に志願した。そして研究所内部で俺は知った。娘は、神宮楓は……既に、死んでいた

高藤:(無言で頭を抱えて振る)やっぱりですか(笑)いや、おかしいと思ったことがあったんですよ。

GM:若葉の年齢?

高藤:そう。だから楓と何か関わりがあるんじゃないかと

GMGM的に言うと、桜が楓を参考に創り上げた従者が若葉さんであったわけだから、知り合っていた当時の姿形をしているわけだ。「四年前に、娘は実験で死んでいた。そして、その実験に、西園寺隼人が立ち会っていたこと、俺はそれも知った」

高藤:西園寺豊は何時死んでるんだっけ?

GM:数週間前だね。「ああ、それもまた西園寺豊が主導の実験だった。だが、西園寺豊はすでに死んでいる。ならばこの復讐は誰に向ければいい……そう、西園寺隼人、奴の息子だ」

高藤:「あなたはそうやって憎しみを連鎖させていくわけですね。昔の僕は力ばかりを求めていた。あなたは僕に本当の強さを、力の使い方を教えてくれた」

GM/王餓:「だが言ったな、高藤。力だけでは守れないものがあると。ああ、本当に、その通りだったよ!」

高藤:「だから、僕はあなたをこれ以上野放しにしておくわけにはいかない!」

GM/王餓:「……俺は、西園寺隼人をただ殺すつもりはない。西園寺隼人の大事なものを、俺と同様に奪わなければ気がすまない。西園寺桜の、この男の居場所がわかったそうだな……どこにいる」

高藤:「それは言えません。もし知りたければ僕を倒して行って下さい」

GM/王餓:「そうか……」と王餓は隼人を放り出す。「高藤、俺のことをなんと呼ぶ」

高藤:「あえて先生とは呼びません。あなたはオーガだ、血に飢えた一人の鬼!」

GM:おお、言われた(笑)ならば後は先生が続けよう。

 

GM/王餓:「そうだ。俺はもはや、神宮王餓でも、ましてやアリスでもない。ただの鬼、“オーガ・ザ・ジャバウォック”だ!

 

GM:で、ここでエフェクト【完全獣化】【獣の魂】を使用(笑)

高藤:啖呵切ったはいいけど勝てるのか僕(笑)

GM:さてここでジャバウォックについて解説します。ジャバウォックは多少特殊な発現例です。まず特徴として、ジャバウォックは容易に感染します。具体的には発現者が傷つけただけでね。しかしそのままではまず発現はしません。その感染元となった個体が死んで初めて、ジャバウォックは発現します、一体だけにね。更にジャバウォックが発現した個体は人格が変貌し破壊のみを求めるようになることから、ジャバウォックは意志持つ一個の生命体ではないかという解釈がされています。

真人:伝承者に戦闘用人格ですか(笑)

GM:ジャバウォックは全体的な強化がなされる発現例で、今のところキュマイラにのみ発現が確認されています。不死身にして最強の怪物、故にジャバウォック、そして今は“オーガ・ザ・ジャバウォック”。では配置を決めようか。

高藤:先頭が僕と従者二人、後ろに支部長と真人な。

GM:さてみなさん侵食値いくつですか?

重吾:91です。

高藤:101です。カバーリングして(笑)

真人:95です。範囲って言われたら僕は攻撃力48の方守りますけどね(爆笑)

GM:前列はエンゲージと。後続二人は何か言うことある?隼人はもう息も絶え絶えですが。

重吾:んー「そこをどいてもらおうか。早く隼人を妹と会わせなければならない」

GM/王餓:「貴様もそれか……娘を殺した存在が、のうのうと生きている気持ちがわからないか……」

重吾:「わかるからこそ止めるんだよ」

GM/王餓:「構わん、構わん!最早全てはこの復讐に捧げた!」と、王餓は3m以上もある巨大な魔獣の姿になっていきます。

真人:おっかねえな(笑)

重吾:ではもう一つ。「私の重力から、何人たりとも逃れることはできない」

GM/王餓:「ルオオオオオオオオ!!」と吼えて……構えた(大爆笑)

重吾:そこまでやって構えるのかよ!もっと獣らしく(笑)

GM:先生だから(笑)

真人:すごくブラッディロアを思い出す(笑)

GM:ではイニシアティブ、こちらは8。

高藤:僕の方が……速い!

GM:で、先生はセットアップで【フルインストール】を使用!更に【フルパワーアタック】を宣言(笑)

重吾:大丈夫、最初の判定は失敗にできる。

高藤:支部長、この支部壊滅させていい?

重吾:いいけど下に被害出るぞ(笑)あ、【時の棺】は要100%か。なら【魔王の理】【インヴィジブルハンド】【ダークマター】

高藤:あ、やるんだ。

真人:やらないと死ぬ、おかしな話だけど(笑)

重吾:でもこれでも99なんだよな(笑)【ダークマター】を外してジェネシフト(ころ)ぴったり100(笑)攻撃(ころころ)う、低いな。18(笑)

GM:よけます【MAXボルテージ】【マグネタイト】(ころころ)53。簡易判定だけど

高藤:53!?(爆笑)それは、きついな……「いくぞオーガ!」【炎の理】【ブレインコントロール】【炎神の怒り】【カスタマイズ】【ペネトレイト】「イグナイトブレイカー!」(ころころ)35

GM:(ころころ)58(爆笑)電光石火とはこのことか!(笑)

真人:こっちか。本体は待機、従者が一体待機して一体攻撃。【血族】【かりそめの剣士】霧から針が出て(ころころ)21

GM:先生は振るダイス数がおかしいからなあ(ころころ)43です。ひゅんひゅん(笑)

重吾:【時の棺】で相手の防御判定を失敗させるしかないか?

GM:では王餓本体が高藤に攻撃。「行くぞ高藤!」と言ったような気がした(笑)【MAXボルテージ】【獣の力】【大蛇の尾】【フルパワーアタック】【バリアクラッカー】コンボ『獣王雷神拳』!(ころころ)58(笑)

高藤:「あれは先生の必殺技!?」

真人:吼えてるだけなのに(笑)15の従者でカバーリング!どかん(笑)

GM:ちなみにポーズは天に拳を突き上げて相手が背後に吹き飛んでいく(笑)ち、せっかくダメージが38から始まってたのに(笑)

真人:では最後に従者を作成します(ころころ)38の従者を生みました(笑)

GM:ではセカンドアクションを宣言する人はいますか?

GM・高藤・重吾:はーい(笑)

GM:では先生は【フルパワーアタック】を宣言。

高藤:どうするか……「ええい、これで最後にさせてもらう!」神宮王餓のロイスをタイタスにして昇華、10D追加「終わりだ、オーガ!」(ころころ)68

GM:(ころころ)う、目が悪!当たったよ。こんなことなら【復讐の刃】使っとくべきだった(笑)

高藤:ダメージ(ころころ)52点装甲無視!

GM/王餓:「グガアッ!」

高藤:「そして、終わりだ!」チュドッ!

GM:く、王餓は……しかしまだ動く(笑)内臓を半分吹き飛ばされたがな(笑)

真人:侵食値200だっけ?そうするとHPが120近くある計算になるんだよな(笑)

高藤:わお、さすが師匠(笑)

真人:ま、範囲攻撃でないだけ。

GM:西園寺桜がラスボスだったら従者四体相手に消耗戦になってたからな、しかもダイス30個振ってくる奴等。それに比べたら先生が46個振るのも可愛いもんだよな(大爆笑)

高藤:ダイス46かよ!(笑)

 

肉体6+侵食値(戦闘人格)8×2+完全獣化4×2+獣の魂(3+1)+フルインストール4×3=46

 

GM:ま、簡易判定だから大したことはない(笑)

重吾:とにかく攻撃【停滞空間】【魔王の理】【インヴィジブルハンド】(ころころ)49

GM:では先生は【竜鱗】を使用。両腕を硬質化させて、受け!(笑)

重吾:ダメージ(ころころ)21

GM:装甲40点(爆笑)そこで先生が言ったような気がする「矢でも鉄砲でも重力波でも持って来いやあ」(大爆笑)

真人:重力波耐えたー!(笑)

重吾:性格には超重力の押し潰しなんだけど……

GM:廻し受けた(爆笑)

高藤:物理法則越えてるよ先生(笑)

重吾:「私の重力波を打ち消したあ!?」(笑)

GM:では王餓の攻撃、はやっぱり高藤に

真人:できたばかりの従者でカバーリング! ほら、未行動には間違いないし(笑)

GM:……むう、できてしまうな、面妖な(笑)『獣王雷神拳』(ころころ)低!29

高藤:上手くいけばよけられる……

真人:いえ、庇いますよ。あじゃぱー。あ、こいつは耐えれる可能性があるのか。?30あるし

GM:ダメージ(ころころ)52点(笑)

重吾:(ころ)【停滞空間】の影響でダメージ7点「ぐふっ!」

高藤:同じく2点食らった「がふっ!」(笑)

GM:ではセットアップに【フルインストール】【フルパワーアタック】を宣言。

重吾:同じコンボで攻撃……

高藤:あなたの攻撃、【竜鱗】で確実に止められるんですけど(笑)

重吾:仕方ないからイワノフビッチのタイタスを昇華してクリティカル値を1下げる【魔王の理】【インヴィジブルハンド】【ダークマター】(ころころ)25、ダメージが最大値でもカーン(笑)

真人:俺の従者なら破れる可能性あるのか。

高藤:そろそろ限界が見えてきたけど……侵食率147で攻撃(笑)(ころころ)25

GM:それは回避……

重吾:【時の棺】を使用!

GM:となると回避しようとしたジャバウォックの動きが一瞬止まる。

重吾:「私の重力波からは何人たりとも逃れることはできない!」

高藤:「そしてオーガよ、これで終わりだ!」(ころころ)ダメージ22点装甲無視!

GM22点と、三分の二ほどやられたな(笑)

真人:ならばマイナーアクションで従者を動かします。【血族】【かりそめの剣士】で……攻撃力はあるんだけどよけられる可能性があるんだよなあ……桜と若葉を昇華!(笑)クリティカル−1、ダイス+10!クリティカルー2て言いたいけど怖くてできない(笑)

GM:じゃあ背後で若葉が「私は覚えてなかったけど、もう一人のお父さんを止めてあげて」といった気がする(笑)

真人:(ころころころ)62!(笑)

GM:基礎攻撃力が56か……出目次第で生き残るな。【竜鱗】を使用!(笑)両腕をクロスして防御!

高藤・重吾:フレー、フレー(笑)

真人:16点は通るんですよね、おかしな話だよな(爆笑)(ころころ)でかいです、109(爆笑)

GM:それは……30点オーバー!(笑)魔獣ジャバウォックは体中に穴を開けられ、倒れました。

一同:やったー!

 

GM:では獣化から戻りながら、先生が呟きます「負けたか……強くなったな,高藤」

高藤:「僕は昔から変わってませんよ。あなたがただ、力の使い方を誤っただけです」

GM/王餓:「いや……それだけでもないな……仲間の、力だろう。俺は、たった一人全てを贖おうと思って…力に、魂を売った。だが、そうでない力もあったのだな……」

高藤:「師匠……最後は師匠と呼ばせて逝かせてください」

GM/王餓:「高藤……」

高藤:時世の句を(笑)

GM/王餓:「……全新!」(爆笑)

高藤:「系列……!」(笑)

GM/王餓:「天破!」(笑)

高藤:「侠乱!」(笑)

重吾:おいちょっと待て、それはやばいだろ(笑)

GM/王餓:「高藤……東方は燃えているか?」(爆笑)

高藤:「はい、師匠!」(爆笑)

GM:そして先生はガクッと(笑)

高藤:「ししょーーーー!」(笑)夕焼けの空で、一人の男が泣いた(笑)

重吾:ひどい、ひどすぎる(笑)

 

自立判定も(高藤が最初から二倍振りした以外は)何事もなく済み……

 

GM:ではエンディングに移ります。まずは重吾。とりあえず病院、隼人は入院しました(笑)

重吾:隼人だけじゃないけどね。桜も体が弱ってるだろうし

GM:では桜が隼人に見舞いに行ってるシーンでいこうか。

真人:そういえば今回、誰も【リザレクト】してない?(笑)

重吾:では「さあ桜さん、こちらだよ」

GM:では桜がきこきこと車椅子を押されながら。なんとなく(笑)

重吾:こんこんと隼人の病室に入ります。

GM:では先生に半殺しにされた隼人がいます(笑)彼は言葉もないようだね。

重吾:うん。

GM:で、桜も言葉もないようだが(笑)

重吾:「ようやく二人が会えた、良かったな」と

GM:まだまだ乗り越えるべきものは多そうだけどな。では桜が小さく「にい……さん?」と。で隼人が「今更俺にそんな資格があるとは思えないが……」と重吾を見る。

重吾:「お前が心配してなかったわけじゃないだろう。確かにお前がしたことは人として最低のことだったが」(爆笑)「しかしその後、妹を助け出そうとあれだけ頑張ったではないか」

GM/桜:「それに兄さん。私のせいでこんな傷まで……」(笑)

高藤:自業自得じゃん(笑)

重吾:いない人は黙ってろ(笑)

GM:迂遠な原因ではあるかもな。

真人:いなければ、という面はあるかもしれない。

GM:というわけで隼人が……「すまない、今までずっと本当に……すまない」と泣き出してしまったところでシーンを切ろうか。

 

真人:あの、後に回されても困るんで先にやらせてください(笑)

GM:では真人。

真人:でも桜も若葉も昇華してるんですけど(笑)

GM:大丈夫、憶えてるよ。タイタスってのは心の傷のことで、それを昇華したというのは乗り越えたってことなんだから(笑)

真人:そうか、タイタスのままにしておくとまずいのか。ではどうしましょうか。

高藤:UGNの研究所後にでも行ってみたら?あそこで彼女は生まれて彼女は死んだ。これ以上の墓はないと思うがな

真人:じゃあそこで花を……

GM:研究所はしんと静まって人の気配はない。

真人:では花の種でもばら撒いています(爆笑)

GM:あ、そうか。遊園地って手もあったな。

高藤:一人で行くのもどうなんだ?

GM従者作って真似事でもしてみる?(爆笑)

真人:それ俺がへこむから(笑)研究所を花で埋め尽くしてます。

GM:じゃあ青空に彼女の顔が浮かんで笑ったということで(笑)

 

高藤:僕のエンディングは朝礼の光景です。先生が「新しい友達を紹介しますよ。じゃあ入ってきて」と言うと双葉が(爆笑)

GM:ありえねえだろ!?(笑)

高藤:あいつ野放しにしておくと何するわからないし、UGNでもFHでも引き取らないならいっそここで(笑)

GM:じゃあ双葉はめんどくさそうにしてるんじゃないかな(笑)「双葉でーす」

真人/双葉:「ここに来いって言ったから来ましたー」(笑)

GM:というか王餓のエンディングはないのか?

高藤:さっきやったじゃん(笑)あれ以上のエンディングは考えられない(爆笑)

GM:すまん、俺が悪かった(笑)っていうか双葉が越してきました、終了かよ(笑)

高藤:よし。これで後はハンプティダンプティか(笑)

 

GMより:

展開としては、王餓と桜のシナリオ二本立てで、解決していない方がラスボスになるという構造でした。

上手く進めれば桜と王餓の同時説得も可能で、その場合はジャーム化した双葉がラスボスになる予定で。

当初PC五人でシナリオを作成していたため、直前でシナリオの簡略化を余儀なくされましたが(笑)

桜が救出されて二部終了のはずでしたが、妙なリストを作ってしまったので次があります。