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スクリプト [ リファレンス STEP.4 イベントを使ってみる ]

はじめに

イベントを使って、用意したメソッドを実行してみましょう。
「イベント」とは、メソッドを実行するキッカケの事をいいます。

例えば、"キーが押されたら"や"センサーに列車が感知されたら"など、
スクリプトには、色々な種類の「イベント」があります。

このステップで実践する内容は、以下のとおりです。
■ [A]キーが押されたら、メソッドを実行して、車両のヘッドライトを点灯させる

なお、ステップを実践するには、以下の部品が必要です。
■ レール
■ 編成
 

車両のスクリプトエディターを開く

まず、レールと編成を左図のように配置してください。
次に、編成を右ドラッグして、
ポップアップメニューの[編成エディター...]を選択してください。
左図のように、ヘッドライトを搭載している車両を右ドラッグして、
ポップアップメニューの[スクリプト編集]を選択してください。

これで、車両のスクリプトエディターが開きます。
 

スクリプトを記述する

それでは、実際にスクリプトを書いてみましょう。
今回は、ヘッドライトを点灯させる命令をメソッドの中にまとめて、
キーを押すと実行されるスクリプトを書いてみます。

左図のように、スクリプトを入力してください。

1行目…Var HIT
ここで、変数に"HIT"という名前を付けて用意しています。
イベントを使う場合には、必ず変数を用意する必要があります。

2行目…SetEventKey this CTRL-LIGHT HIT a
ここで、"キーが押されたら"というイベントを用意しています。
1行目で用意した変数"HIT"を使っています。

4行目…BeginFunc CTRL-LIGHT
ここで、"CTRL-LIGHT"という名前のメソッドを用意しています。

5行目…SetHeadlight 1
ここで、ヘッドライトの点灯状態を指定しています。
"1"とは、"点灯"を意味しています。

6行目…EndFunc
ここで、メソッドの終わりを指定しています。

スクリプトを入力したら、メニューの[ファイル(F)]にある
[確定して終了(X)]を左クリックしてください。

これで、記述したスクリプトが確定されます。
ウィンドウにある[OK]を左クリックしてください。
 

ビュワーで確認する

では、実際にビュワーを起動して、
入力したスクリプトが実行されるか確認してください。

今回の場合だと、
ビュワー起動後は、車両のヘッドライトは消灯したままです。

そこで、キーボードの[A]を押すと、
車両のヘッドライトは点灯します。