ゲームクリアした。
108星をそろえていなかったためか、微妙に不幸なエンディングだった。
幻水なので108星そろえても、
「ワーイ。ハッピーエンドだ」
と手放しで喜べない可能性がとても高いが、とにかく王子殿下自身が悲しそうだった。
今回のプレイで、まずは準備万端の状態でマルスカールのいる遺跡に向かった。
3隊に分かれる時、ルセリナが前回の振り分け覚えていてくれた事に感動した。
ありがとう、ルセリナ。
あなたは本当にいい人だ。
ルセリナのおかげで編成に時間をさく必要もなく、スッと遺跡の先に進む事ができた。
この遺跡は三角ボタンで操作する隊を変更して仕掛けを解かなければ、3隊全員が先に進めない形になっている。
遺跡内部で得た防具は王子隊が優先的に装備し、そのお下がりがリオン隊に流れ、更にそのお下がりがゲオルグ隊に流れた。
結果、ゲオルグ隊に届くのは既に装備している「お下がりのお下がり」ばかりだった。
それでも、魔吸の紋章を宿すゼラセが鬼のような強さをみせるので、ゲオルグ隊は1番強かった。
リオンの隊が最も1回の戦闘に時間を要した。
しかもリオンの背後にフェイレンがいるという戦闘配置のため、間違えた等と言って刺されたりはしないだろうかと不安にもなった。
王子隊はラスボスとの対決を控える1軍なので、全力を出すわけにいかず苦労した。
それでも、どうにか遺跡の奥で3隊は合流した。
よし、セーブ場所はどこだ?と思うワシを無視し、話が次に進んでいる。
・・・もしや、セーブができないまま話が進行するのか?
やばい、前回のセーブから相当時間が経っている。
ここでゲームオーバーになるわけにはいかないんだ。
頼む、セーブさせてくれ!
そんなワシの願いも空しく、話は更に先に進む。
ゲオルグ達が遺跡の番人らしき何かを抑えるため、自分と残るメンバーと王子殿下が連れて行く人をキッチリ分けたいらしい。
3隊のメンバーから選ばなくてはいけないようだ。
1軍メンバーを全員連れてきてて良かったと、心底思った瞬間だった。
連れて行くのは1軍メンバーとマリノさんだと思ったのだが、先程鬼のような強さを見せたゼラセさん(呼び方レベルアップ中)とベルクートさんも連れて行くことにした。
このメンバーで先に進むとドルフがいた。
リオンがドルフと決着をつけたいと言い出した。
引き止めて、王子殿下がドルフと対決するというのは無粋だろうと思ったので、快諾した。
リオンは無傷で勝利したが、ドルフは血の流れない「半分死んだ」体質になっているそうで平然と立ち上がった。
結局、ドルフに止めをさしたのは王子殿下の黎明の紋章だった。
そして、この直後から理由がわからないのだがリオンの体調が悪そうだ。
いやな予感がヒシヒシとしてきた。
ドルフが立ちはだかっていたドアの先に、マルスカールがいた。
マルスカールは自分でも太陽の紋章に魅入られていた可能性を考えているようだった。
それでもこの国を大切に思っていた心に偽りはないらしい。
行った事は残虐ですが、ユーラムに比べれば立派です。
そのままマルスカールは太陽の紋章に吸収(?)され、ラスボス戦に突入した。
結局セーブできなかった。
セーブができなかったので絶対に全滅するわけにはいかない。
それには現状の1軍では少し不安があった。
土壇場になって、1軍メンバーをノーマとエルンストをゼラセ様とベルクートさんに変更した。
以降、みんながラスボスの攻撃でバタバタと倒れていく中、ゼラセ様は平然と立っておられました。
宿された破魔の紋章で順次メンバーを蘇らせておられました。
紋章の使用回数が減ってくると、攻撃をして魔法の使用回数を回復しておられました。
ある程度回復すると、星の紋章を使って敵に隕石を落としておられました。
こうしてラスボスは倒された。
みんなの力で倒した事は間違いはない。
ただし、そのみんなの力のうち半分程度はゼラセ様お1人のお力だったと思われる。