3月31日
清めの泉を犠牲にしてできた道を通り、太陽の紋章を取り返しに行く王子殿下一行。
洞窟を抜けると、一面の雪景色だった。
・・・これ、1軍の人達は薄着が多いのに大丈夫だろうか?
王子殿下、ロイ、ノーマは寒々しい格好をしているし、エルンストなど人間に戻ってしまうと半裸だ。

遺跡にたどり着くと、道が3つに分かれていた。
黎明の紋章を持つ王子殿下と黄昏の紋章を持つリオンは別々の道を進む事になった。
後は眼鏡の学者とゲオルグが3本目の道を進む。
リオンが王子との別行動をすんなり承諾したのには驚いた。
今まで、どんな状況でも王子の側にいることに固執していた気がするのだが。
まあ、事態が事態だからそんな事は言ってられないのだろう。
王子殿下の隊には1軍メンバーを丸々そのまま。
リオンの隊には女王(現在は姫に戻ったけどね)親政の時に作ったロイ隊のメンバー。
ゲオルグ達にはカイル隊のメンバーを入れた。
(ただし、ゼラセはカイル隊、ビッキーはロイ隊に変更。ジーンさんの代わりに眼鏡の学者を加入)
3隊に分かれて進むと、すぐにリオン隊の全員が瀕死になった。
下準備の必要性を感じ、一旦本拠地に戻った。
倉庫にあった装備一式をメンバーに使い、紋章を宿させた。
特に、魔吸の紋章を宿したゼラセが恐ろしいほど強くなった。
LV4の最強魔法を使用しても、敵を物理攻撃すれば魔吸の紋章が魔法の使用回数を1回分回復させる。
つまりゼラセは敵がいる限り、星の紋章で隕石を落とし続ける事が可能なのだ。
怖っ!
この通り、準備万端の状態で次回再び遺跡に向かう。
太陽の紋章が最後にどうなるのかが気になるな。
誰かが宿す事になるのだろうか?
アルシュタートと同じくマルスカールも狂気に囚われている気がする。
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