映画版2(1)

 映画観賞に赴いてから、既に3週間以上経過している。
 (※この感想を書いたのは、2009年5月中旬頃)

 観賞直後に感想を書く意欲がわかなかったという時点で、大体どんな感じだったのかは想像がつくかもしれない。
 面白くないとは言わないが、ぶっちゃけ面白いという訳でもなかった。

 映画は2時間前後であるという性質上、説明できる裏事情がかなり制限されてしまう。
 それはアニメにも言える事かもしれないが、映画はアニメよりも更に時間が短い。

 なので、原作やマンガの長さでは納得できるキャラクターの心情の移り変わりが、
「何故そうなる?」
という状態になっている事が多かった。

 今回の映画版は「罪滅し」編の内容をメインとしている。
 そのため、レナの心情に関して上記ツッコミが多発した。

 そして、この映画版は終盤の出来事が若干異なっていた。
 しかし、本当に若干だ。
 その変化によって本編と結末が何か変わったかと言えば、多分何も変わっていない。

 この映画の終りから、第2期アニメの「ひぐらしのなく頃に解」の冒頭に続ける事ができそうだ。



 全体的な感想はこんな感じだった。

 今回、1番記憶に刻まれたのは映画の内容ではなく、映画がはじまる前の状況だ。

 街の中心に赴かないと公開場所が無かった前作。
 その前作が予想よりも好評だったのか、今回は前より近場の映画館でも公開されていた。

 それは非常にありがたかった。
 しかし、上映直前でも人が7人しか集まっていなかった。

1桁


「ほら、公開場所を無駄に広げるから、こんな事になるのよ」
と、お母んのようにハラハラした。

 その後、本編上映前に流れるCM途中に、それなりに人が入ってきていた。
 どうにか、観賞者は2桁には到達していたようだ。

 この状態で本編の上映が開始した。

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