皆殺し編(19)

 自分が再び死んでしまう事を悟り、落ち込む梨花。

 その様子を見て、声をかけてきた圭一に梨花は詩を語る。
 「雛見沢村連続怪死事件私的捜査ファイル(仮)」で見た詩だ。

 やっぱり、あんたがフレデリカなのか?


 (本編読み進め)


 誰かに事情を話すと、その人が殺される事を恐れて梨花は何も言えない。
 自分が死んだとしても、事情を話していないなら誰も消されたりしないから、という事だろう。

 あぁ、しかし君の予定調和な死はそのまま雛見沢大災害につながるんだよ。
 つまり、君が死ねば仲間も死ぬんだ。
 お願いだから皆に話してくれ。

 あー、ラチがあかん。

 圭一よ。
 雛見沢大災害を思い出してくれよ。

 雛見沢大災害を認識していて、その後に死亡したのは「祟殺し」編か。
 その記憶を都合よく部分部分で思い出してくれ!
 (全て思い出すとヤバそう)

余計なモン思い出した


 そういえば、レナでもいいのか。
 「罪滅し」編のレナも雛見沢大災害は認識しているよな。
 多分。

 あ、詩音でもいいな。

 「祟殺し」編とか「罪滅し」編の詩音も雛見沢大災害を知っているはずだ。

 こう考えると、「囚われ」トリオだけが記憶を継承した時に雛見沢大災害を知る可能性があるのか。

 沙都子は…どうだろうか?
 「祟殺し」編の沙都子なら知っている可能性はある。
 だけど、今までの話からすると、「祟殺し」編の沙都子は生きていても鷹野に捕まっていそうだ。


 (本編読み進め)


 梨花の死ぬ(と羽入が言う)日がやってきた。

 それでも足掻きはするらしい。
 しかし、諦め気味でもある。

 自分が死んだ後に沙都子に残してやれることを探しているよ。
 梨花、君が死んだら村の人間も死ぬんだよ。

 うあー、誰か、誰か教えてやってくれよ!

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