皆殺し編(24)

 それにしても、この一連の事件は公式的にはどんな決着をしたのだろうか?


 (本編読み進め)


 あ、それを説明してくれそうな話になった。

 ガス災害はやはり偽装か。
 でもL2以上の潜在患者をどうやって全員殺すんだ?

 それに女王感染者が死亡すると48時間以内に末期症状を引き起こすって、「祟殺し」編の圭一はそんな事になっていたっけか?
 いや、でもあいつは梨花ちゃんが死ぬ前から既に末期っぽいか。

 ん、あれ?
 そういえば「綿流し」編と「目明し」編は梨花ちゃん死亡したけど、村民発症したのかな?
 していなかった気がするな。

 もしかして女王が死亡すると、のくだりは嘘か?


 (本編読み進め)


 雛見沢症候群を秘密裏に研究してきた事を、お偉いさん達が怒っている。

 なるほど、魂胆が見えた気がするな。
 この病気を公表しなければいけない事態に陥らせる事で、穏便に病気を治療しようとしていた一派を失脚できるのか。

 今までの情報から推察してみる。

 営林署の銃弾の跡は集合命令に従わなかった人を射殺した時のものかな。
 知恵先生達の事故死というのも、実際は射殺っぽいね。
 「祟殺し」編の圭一を保護したのは機密保持部隊とやらではなく、その事について一切知らない一般部隊だったんだろうな。


 (本編読み進め)


 場面が変わり、深夜の雛見沢村。
 村民が避難準備をしている。

 今、園崎家や前原家は自分の子供の不在をどう思っているのだろうか?

 ああ、くそ。
 鷹野が腹立つな。

 あんな女性を可愛いと思ってしまった過去の己を殴りたい。


 (本編読み進め)


 あ、圭一達の死も失踪という事にされていた。

 圭一親不孝だな。
 何回、親を悲しませるんだ。

 村民皆殺し直前に、中隊長が黙祷し、神に許しを請うている。

 絶っっっ対に許さん!

 それなら鷹野みたいに請いもしないほうが、いっそ潔い。
 当然、鷹野の方だって許せはしないが。

 っつうか、この緊急マニュアル第34号を考えたの誰だよ。

 そいつを捕らえ、園崎の地下祭具殿に放り込む。
 そして両手両足の爪を(以下略)。

 いかん、また「囚われ」気味だ。

 落ち着け自分。


 (本編読み進め)


 滅菌が始まった。
 次々と村民が倒れていく。

 逃走しようとした駐在警官が抵抗し、発砲した。
 その弾が営林署の壁に着弾。

 これが事件ファイルにあった弾痕か。


 (本編読み進め)


 滅菌は無事(?)完了。

 結局、今回は何もしなかった赤坂しか生き残っていないじゃないか。

本当に使えないのです


 調べてくれよ、赤坂!
 無念じゃ、無念じゃ。

 うっわー、何だよ、この終り方。

 またモヤモヤしたよ。
 また半年モヤモヤしっぱなしか!
 しっぱなしなのか!

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