罪滅し編(2)

 物語が始まると、テンションが下がった。

 レナの声が弱々しく儚いって…何故?

 何かやらかしたのか、圭一!
 (信頼度低し)

 しかも、そこに魅音もいる。
 廃車があるという環境も嫌だ。

 魅音と圭一の手によってレナが埋められてしまいそうだ。

 いかん。
 圭一はアナザーワールドで前科があるので、悪い方向に想像が働いてしまう。

 おぉ、沙都子もいるようだ。
 ただの夕涼みな気がしてきた。

 お願いだから、ただの夕涼みだと言ってくれ、圭一!

 しかし、沙都子は浮かない顔のようだ。

 どっちなんだ、圭一!

 この全く現状が把握できない状況で、とりあえず言っておこう。
 主役復帰おめでとう、圭一!

 …最初の十数行を読み進めただけで、早くも訳がわからなくなってきたな。
 (主に自分のせい)

 梨花ちゃんもこの場所にいた。

 だけど座ろうとしないようだ。
 座らない事に何の意味があるのだろうか?

 このレナを取り巻く状況からして、段々レナが余命が少ない病弱な娘に見えてきた。


 (本編読み進め)


 ああ、圭一から「夕涼みじゃない」発言が出てしまった。

 それじゃあ何なのだ?
 あなた達は何故ココに結集しているのだ?

 状況が全くわからない。

 うーむ。
 レナが何かを話すためにココに集結したのか?

 しかし、何を話すというのだ?
 雛見沢に来る前の話か?


 (本編読み進め)


 レナが何かを語りだそうとした所でタイトルが表示された。
 今回はタイトルが出るのが早い。

 レナの語り口からして、部活メンバー全員で何か結託して悪事でもやらかすのかと思ってハラハラしてしまったぞ。
 後から考えると、この心配は微妙に正解していた。
 どうしても、今までの経験から思想がダークサイドに向かってしまうな。

 まあ、それはともかく。
 レナがスカートの両端を摘んだと描写されていた。
 その時に、今スリット部分はどうなっているのだと真剣に悩んだ僕を罰してください、オヤシロさま。

シリアス台無し

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