自作パソコンを買おう!

手順3:機能を選ぶ

序章


予算が決まったところで、ここからが本番です。
自分が作るパソコンの機能を選びます。
手順1で決めた目的に沿って、まず必要最低限の機能を選びます。

まず、パソコンに最低限必要な構成要素を知っておきましょう。
以下の表がパソコンに必要なパーツです。☆はfurufuruが考えるそのパーツの重要度です。

CPU ☆☆☆
マザーボード ☆☆☆☆☆
メモリ ☆☆☆
ハードディスク ☆☆
ケース(電源) ☆☆☆☆
ビデオカード
サウンドカード
CD(DVD)ドライブ
フロッピードライブ
キーボード
マウス
モニタ

マザーボードとケースは、そのパソコンの使い道を左右してしまうほどの重要なパーツです。
なぜなら、マザーボードの上にほぼ全ての拡張コネクタがあり、パソコンの拡張性はマザーボードの拡張性に他ならないからです。
そして、そのマザーボードを収めるケースの拡張性も重要な要素です。
通常、ケースは取り替える事がほぼありません。
ですので、ずーッと使っていくものになります。ですから、重要なパーツになります。
その他のパーツは、取替えの利く物ですから、あまり深く考えなくてもいいと思います。

では、パーツを選んでいきましょう。
パーツ選びは、CPU、マザーボード、メモリの搭載量のうち、どれかが決まると、芋ヅル式に決まってしまいます。
なぜなら、載せたいパーツを載せる事が可能なマザーボードが限定されてくるからです。
また、使用したいマザーボードに乗るパーツも限定されてくるからです。
そして、限定された選択肢の中から手順2で決めた予算内で収まるような選択をしていく事になります。
簡単な例を上げて見ましょう。

目的はエクセル/ワードを使いたい
 CPUはそこそこの性能で手ごろな値段の物
  IntelのCeleron D 326(2.53GHz)1万円程度を選択
   予算が少ないのでメモリは256MBのものを1枚
    Celeron D 326なのでLGA775ソケットのメモリが1枚以上搭載できるなるべく安いマザーボードを選択

こんな感じです。

機能選びの際の重要な心がけは、欲張らない事です。
欲張るとキリが無くなります。

つぎに、各パーツごとの、選び方のコツを見ていきましょう。

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