
自作パソコンを買おう!
手順4:買ってみよう!
買った後で
ここでは、買い物をした後で、気をつける事を解説します。
買い物が済んだ後でやる事
買い物が済み、家に帰ってきたら、まずするべき事があります。
それは、ちゃんと1台分のパーツが揃っているかを見る事です。
要するに、買い忘れがないかをチェックする事ですね。
なぜこれを、家に帰ってからするのか?と思う方もいるでしょう。
当然、買い物の時点で、買い忘れには気をつけるべきです。
しかし、そこは人間です。気づかない時は気づかない物です。
家に帰ってから、揃っているかをチェックする理由は、買い忘れがある状態で、組み立てを開始してしまうと、組み立てにはそれなりのスペースが必要になり、
後で買い足す必要が生じた時、そのスペースがずーっとそのままの状態で置いておかなければならなくなってしまうからです。
家が広い人はそれでもいいでしょうが、ネジ類など、細かい物は、見失ってしまうと、探すのが困難な事が良くあります。
そう言った、要らない手間を省くためにも、確認は必要なんです。
とくに、チェックしておくべき部分は、ケーブル類が足りているかです。
ドライブ類などを多く搭載しようと考えている方などは、マザーボードに付属しているケーブルだけでは足りない事が良くあります。
また、ケースが大型の場合は、ケーブルが届かなかったりします。
そう言った部分は、買っている時には気づきにくい物です。
ドバーッとひろげる前に、きちんとチェックをしましょう。
自作キットを購入した方は、購入したキットに欠品がないかをチェックしましょう。
組み立て済みの物を購入した方は、付属品や、化粧箱などが、きちんと揃っているかをチェックしましょう。
後で保証されなくなってしまう可能性があります。
組み立ての際の注意
パーツが揃っている事を確認したら、組み立てに入りますが、そこでも注意が必要です。
ここでは、組み立て方などは解説しません。
あまりにも種類が豊富すぎますので、解説し切れませんからね。
ここで解説する注意点は、組み立て方ではない、あまり語られない部分の注意点です。
まず挙げるのは、購入してから組み立てを開始するまでの時間です。
自作キットや、パーツを販売しているお店などでは、多くが、初期動作不良の交換期間が1週間前後で設定されています。
つまり、今週の土日に買って、来週の土日に組み立てよう!と計画すると、その時点で、初期動作不良の交換期間が過ぎてしまっている事があるのです。
初期動作不良の交換期間をしっかりと把握し、それ以内で動作を確認できるように、組み立て上げないと、後で痛い目を見る事になってしまいます。
気をつけましょう。
次に、化粧箱についてです。
化粧箱は、邪魔くさいし、すぐに捨ててしまう人もいると思います。
しかし、これが落とし穴です。
化粧箱は、付属品の一つと数えられます。
初期不良交換の時などに、化粧箱が無い為、交換を受け付けてもらえなかったと言う例が多く聞かれます。
最低でも、交換期間がある内は、化粧箱は保管しておくべきです。
せっかく安く買ってきても、いらぬところで出費が出たのでは台無しですからね。
そして、最後の注意点は、設置場所です。
これは、組み立て終わった後の事ですね。
なぜ設置場所に注意が必要かというと、機能編でも散々説明しましたが、吸気と排気は、パソコンにとって重要です。
吸気口の前がふさがっていたり、排気口のすぐ後ろが壁だったりしますと、いくらケース内を通気性が良いように設計しても、全部台無しになってしまいます。
これは、案外気づきにくい事で、サポートセンターに持ち込んでも、おこる条件が違うため、サポートセンターでは異常が発生せずに、異常無しと言う風に戻ってきたりして、イライラさせられます。
組み立てて、設置する前に、設置場所の通気性を確保する事も、重要な注意点の一つなのです。
贅沢を言うならば、何かあったときに、すばやく取り扱いできるように、作業性も考えて、場所を選ぶと、なお良いでしょう。
最後に
ここまで、自作パソコンのお買い物に関して解説してきました。
furufuruの経験では、多くの人がパソコンの知識を必要とするのは、使う時ではなく、欲しいと思ってから使い始めるまでの間だと思います。
つまり、時間的なもので言えば、極短い時間しか、必要とならないのです。
しかしながら、その知識が必要になる時は、必ずお金のかかる時とも言えます。
できる事なら、みんなお金がかからないほうが幸せです。
詳しい方は、わからない方に出来るだけ安く済む方法を教えてあげてください。
わからない方は、できるだけお金のかからない方法を教えてくれる人を頼った方が良いと思います。
庶民的になったとはいえ、まだまだお高い物ですからね(笑)