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2005年3月31日(木)
CADのサポート業務変更
 仕事で使用しているCADの”サポート業務変更のご案内”が封書で来た。ちなみにCADとは、Computer Aided Designの略で簡単に言うとPC上で図面を描くソフトのこと。このHPではギターラックの配線図を描いて、Adobe Acrobat 4.0(pdf)に変換している。
 使用CAD・・・BELL DESIGN/Std8

文章が長くていまいち内容がよく分からないので、内容のポイントを整理すると、
 1.別の会社にサポート業務が委託される。
 2.無償サポート期間が平成17年4月1日から3ヶ月。
 3.有償サポート期間が契約完了日の翌月から1年間で¥12,600−。
 4.元々の会社は平成17年4月末でサポート業務を廃止する。

ということは、今まで通りの無償サポートは他の会社に委託され、3ヶ月の期間で以降は有償の年間サポートにしろということだろう。案内を読むと自社ではサポートが行き届かなくなったので、他社に委託すると書かれている。
 委託前の会社 ベルソフトウェア(株)
 委託後の会社 キャドックス(株)内ベルサポート&サービスセンター
アウトソースするのはいいが、従業員6名の会社でサポートできるのか?(失礼かと思うが)

 最近、使って当たり前のCADのことはあまり考えていなかった。今までに使ったCADはこれで3種類になり、フリーで仕事をするようになってからはこれを使っていて特に不満はない。昔はバグが多く2・3回サポートデスクに直接電話をしたが、対応も良くその場で検証してすぐにアップデートされたことを覚えている。CAD業界の中でもこのCADはマイナーな部類に入ると思が、有名なものではAUTO CADやVector Works(昔のMini Cad)がある。10年前にCADを選ぶときに、建築・機械・電気・回路を必要とする自分にとってBell Designが一番使いやすかったのでこれを選んだ。

選んだポイントは、
 1.よく使うコマンドをショートカットやアイコンにカスタマイズできる。
 2.レイヤ切換えと同時に、線色・線種・線太を1発で切換えられる。
 3.パーツの登録・呼出やその管理が良い。
 4.画面の表示・切換え・移動等のメニューが充実していて見たい部分をすぐに呼び出せる。
で編集機能より操作性を重視していること、何よりも価格が5万程度で購入できること。(以前は\98,000-だった記憶がある)

 このCADを使い始めて10年になり、仕事で使っているので毎回案内通りバージョンを上げている。いつの間にかバージョンも”8”になり、今では安定はしているが、細かなバグも多く結構アップデート(無償)をしていかなければならない。現在のBell Designのリビジョンはアルファベットの”I”で、数えると8つ上げていることになる。

 話しは変わるが、本日(昨日)はサッカーの日本(ホーム)xバーレーン戦があり日本が相手のオウンゴールで1−0で勝利。今は深夜の生放送で韓国(ホーム)xウズベキスタンを見ながらこれを書いている。後半、韓国が先制し2点目を追加。その後ウズベキスタンが1点返した今、2−1で白熱しているので、このブログが進まない。それにしても相変わらず日本の試合より面白い。

 話しを戻して、以前音楽の知的財産の話をしたが、どの業界の会社も自分本位で物事を考えている。供給側が勝手に業務体制を変える訳だから、ユーザー側が有利になるのであれば話しは解るが、今回の内容は不利になっている。ただ、このCADはバージョンを上げたときのバグフィクスさえしてくれればいいや程度で考えているし、今更CADに対して新しい機能を付けてもらう必要もないと考えている。設計の仕事を始めて20年になるが、CADの機能を使うことより使いこなすこと、図面を描くことより図面の内容が重要だと考えている今、新しい機能などには興味がない。事実、このCADの機能の50%も使っていないと思う。まあ、会社には事情があるとは思うが、サポートをするにあたって致命的な問題さえ起こさなければいいが。(4/1から個人情報保護法が施行される)

 音楽で使うシーケンスソフトでも同じことがいえるが、いくら最新で多機能でも使う側の人間の創造性がなければいい音楽はできない。PCを使うときは、自分が必要とする最低限の機能さえあればいいと考えるようにしている。
当たり前のことだが、これを使えば何ができるのではなく、これをやるから何を使うかということだ。

2005年3月27日(日)
Track Down ”Twilight Solitude”
String2.jpg  一晩たって昨日ラフミックスしたのを聴いてみる。苦労してリペアと調整したほどの甲斐がない。高音弦は多少良くなったものの低音弦は悪くなっている。弦を細くした分、抽象的な表現だが音に存在感がない。しかし、大分フレットレスギターらしい音になってきた。

 今はギターを弾くモチベーションが低下しているので、演奏に集中できていない。トラックダウンをして聴いてみると、やはりいまいち良くない。録音で数テイク弾いているが、弾くたびにフレーズが変わっている。これは良いことなのか、悪いことなのか微妙だ。

 Twilight Solitude DTMページへ

 以前に録った”Any Moment”と聴き比べると、フレットレスの雰囲気はでてきたものの音質は今回の方が悪くなっているようだ。このギターは基本的にピックを持たず親指で弾くものだが、高音弦を弾くときはピックを逆に持って弾いている。全て指弾きしたいところだが、高音がうまく出せないのと指が10分ともたない。
ただ、弦の太さを変えることで音質が大きく変わることが解っただけ収穫としよう。
 今まで他の弦や高価な弦を使ったこともあるが、結局昔から使っていてどこにでも売ってるアニーボールの安い弦が一番あっているようだ。

 このギターは15年ほど前に自宅の近くを歩いていて、中古ショップに飾っていたのを買ったもので、5万円だった記憶がある。当時フレットを抜くなんて考えていなかったが、こういうかたちで復活するとは思わなかった。
 又、詳しくは知らないがヤマハのギターは塗装が白濁することで知られている。画像は光の加減で白く見えるが、このギターで白濁は起こっていない。ラッキーだったかも。

 この一週間、フレットレスギターのことを考えてきたが、まあこれで当面フレットレスギターはお蔵入り(クローゼット入り)になるだろう。

 楽天イーグルスが開幕戦勝利のあと、0−26で51年ぶり歴史的大敗をしたらしい。ライブドアの株を持っているが今後どうなる?
SG-2000_2.jpg
2005年3月26日(土)
Recording ”Twilight Solitude”
Tuning_Fork.jpg  フレットレスギターの調整が終了ということで、とりあえずレコーディングをしてみる。調整終了といっても、ビブラートをかけると音が途切れることがあり、今のところはこれが目一杯の調整だろう。
 いつものことだが、相変わらず曲を覚えていないので録りながら覚える。今回から、弦を009〜042に細くしている効果がどうでるだろう?丁度、011〜048の弦が無くなっていたのでネットで6セット注文したのが今日届くが、今後は使わないかもしれない。

 結局、このギターを弾くコツは、チューニングを約1/4音下げてフレット跡の上を押さえると音がでる。指板上だと音が途切れるたりビビったりすることがある。あとは指板を固くすることが必要なのかもしれない。

 画像は音叉(チューニングフォーク)でチューニングメーターはGT-6やPod Proに付いているが、ギターの弦を張った後などは必ずこれを使う。使い始めて15年になるので錆びてきている。今回は1/4音下げたチューニングだったのであまり使用できなかった。

2005年3月25日(金)
フレットレスギターの調整
 夜はサッカーワールドカップ最終予選の日本対イラン戦で1−2で負けてしまった。相変わらず歯切れの悪い試合をする。アウェーでも勝ちにいくか、アウェーだから勝ち点1を狙うのか、中途半端な試合内容だ。あるプロスポーツ選手の一人が言っていたが、相手の嫌がることをすることがスポーツだと。この試合の内容には触れないとしても結局、勝ち点を取りにいかなかったことで、今後の試合にプレッシャーが懸かり、相手はアウェーでも優位に試合ができる。そして最終予選全体のプランが立たなくなり、悪循環なゲームメイクなってしまい、最後にはあのときこうしていればと反省をする。人間のやることは、この繰り返しだ。

 この試合の後のサウジアラビア対韓国戦を見ながらこれを書いている。前半30分の今、サウジアラビアが1点を入れる。明らかに両チーム共に日本より巧いと思うし、日本と同じ体型の韓国は、身体能力に優れているサウジにフィジカルで負けていない。
見ていて日本の試合よりおもしろいと思うのは自分だけ?

 フレットレスギターの調整に難航している。このギターを改造したときに一度は調整したが、フレットレスらしい音が出ない。先日はロッド調整と指板のヤスリ掛け、本日はナットを調整する。ナットの調整も重要な部分でフレットを抜いた分、弦高も下げる必要があるが、再度ナットを削ると大分良くなった。弦も今までは011〜048を使用していたが、009〜042に変更してみると高音弦にサスティーンがかかり始めた。太い弦だとその分テンションが強くなるので、テンションを弱くする方が良さそうだ。不思議なことでフレットレスギターに弦を張ると、011〜048でも細く感じる。009〜042だとなおさらだ。

 何度も言うが、このギターは全要素のバランスが重要で、改造当初カシオペアの”Any Moment”
をレコーディングして早いフレーズで音が出なかったり、ビブラートをかけると音が途切れたり問題があった。今予定している”Twilight Solitude”はこの問題を解決できるよう、追い込んだ調整をしたいと思う。

 先日の話でカシオペアのCD、”Down Up Beat”を買い、15年ぶりに聴く。このころサウンドは全てのパートがドンシャリというかLowとHighを強調できる音色を創っている時代のサウンドだ。(意図的だと思うが)
フレットレスギターは逆にトーンが効いたサウンドで、同じフレットレスギターの他の曲でも毎回音色が違うことが解る。

サッカーの結果(後半)
 アウェーの韓国はサポーターに押されたのか、精彩を欠いて2−0で惨敗。

2005年3月21日(月)
フレットレスギターのリペアと知的財産
Fretless_Repair2.jpg
リペア中
 春分の日の振替休日の今日は、昼前からフレットレスギターのリペアを始める。リペアといってもロッド調整とメインは指板のヤスリ掛け。最初に目の粗い順で400・600・800番のサンドペーパーを掛けるが、手持ちの400番が足りなくなる。結局、問題の1・2・3弦だけが中心になってしまった。しかしポジションマークも含めてガンガンとヤスったので、指板を指で触ると大分抵抗感がなくなりいい感じになってきた。
弦を張って簡単に試奏しても以前より良くなっているようだ。

 このフレットレスギターの難しいところは、指板が真っ直ぐでも弦の太さ・弦高・テンションの3つのバランスが重要になってくる。まだまだ完璧ではないものの、あとは弾きながら調整してみよう。

 今回、普段弾かないフレットレスギターを出したのはカシオペアの”Twilight Solitude”という曲のレコーディングをしようか考えるためだったが、この曲は1984年の”DOWN UP BEAT”に収録されている。古い曲なのでレコードとカセットテープでしか持っていない。今やアナログプレーヤーは処分したし、カセットテープとデッキをクローゼットから出すが、カセットデッキが動かない。再生を押しても3秒後に止まってしまう。

 一応オリジナルを聴きたいと思いお蔵入りのテープを探し、わざわざカセットデッキをセットしたが、どうもCDを買った方が早そうだ。
以前も”Midnight Rendezvous”を録ったときレコードを持っているのにも関わらず、
 ”Eyes of the Mind”
 ”Cross Point”
 ”Mint Jams”
3枚のCDを買って検討したことがあった。

 著作権使用料を思案しているときに思ったが、今の日本は音楽以外でも知的財産に関しての権利が厳しくなっている。この件に関しては、大いに賛成するところで、仕事でもそうだが物事をゼロから考えるのと、人の真似などベースがある中で考えるのとでは雲泥の差がある。この問題は理解しているつもりで、HPを公開するときはJASRACにストリーム形式の申請をする予定で考えている。しかし、現在の状況はレコード会社や管理組織の営利目的にしか見えないところがある。本当の意味で知的財産を主張するのであれば、しっかりした仕組みを造るべきである。

 昔買ったレコードをCDに買い換える場合に、最初にレコードを買った時点で著作権使用料を支払っているとすれば、CDに全額を支払うのもおかしいと思う。
著作権の二重支払いをしたくないと思えば多くの人は誰かにコピーしてもらおうと考えるだろう。
 現実にはCDを買うときにショップにレコードを返却するなり、レコードにJASRAC発行のライセンスシール等を貼れば可能だと思うし、少なくとも非商用で使用する場合のシステムがあってもいいと思う。
 あくまで個人的な意見だが、こういう仕組みを造ることによって個々それぞれの知的財産に対する意識が高まり、違法コピーを始め不正行為が少なくなる考え方もあると思う。

 鳥山雄司氏のアルバムで”TRANSFUSION”を持っていて、最近ある音楽会社でこのSACDを見たことがある。今後、SACDやHDCD等が出てくるなか、著作権をどう考えていくのだろう?逆にアナログが流行っているが、CDを持っていてもあえてアナログ盤を買う人もいる。これは著作権を買っているのではなく、アナログ盤の音の特性を買っているように思う。
 要するに音楽業界の知的財産とは、創作した側の保護は考えているが、ユーザー側のサポートは一切無視しているということ。
あくまでこれは一つの考えで、例えばの話。

 同じ知的財産でもPCのアプリケーションの場合は、ユーザー登録をすればメディア変更・修復サービスやアップグレードサービスができる。今やウェブ上でのユーザー登録やアプリケーションのダウンロードも常識になっているし、これらが便利になることでその業界が活性化されている。音楽業界も不可能ではないどころか、トライすべきだと考えるが。

 まあ、無責任にも勝手なことを書いたが、この話は金額の問題ではなく、あくまで知的財産の問題ということで。話のつづきはまた後日、機会があれば。


Fretless_Repair1.jpg リペア後 
SG-2000_3.jpg
2005年3月20日(日)
MIDI DATA
 最近、少しだがPerformerで打ち込みをするようになっている。大分、昔のカンが戻ってきた。とは言っても大したことはしていないが、キーボードでコード程度は入れても、それ以上のことができない。さすがに10年以上のブランクは大きい。
そしてなにより、頭の中にあるフレーズやアレンジを具体化することができなくなっている。演奏は訓練をすればある程度できるようになるが、作曲やアレンジは才能やセンスが必要ではないかと思う。

 今までに制作したコピー曲のオケは市販されているMIDIデータを使用している。ネットで海外のホームページを見ていたら、結構な数のフリーのMIDIデータが公開されている。リトナー、サンボーン、メセニーなどが多いが、海外にも関わらずカシオペアも多く、その中で”Twilight Solitude”というフレットレスギターの曲を発見した。ということで、早速フレットレスギターをクローゼットから取り出す。

 以前にもカシオペアの”Any Moment”という曲をレコーディングしているが、フレットレスギター2曲目を録ろうか考える。20歳くらいの頃にカシオペア君だった時期もあり、昔のカシオペアの曲は比較的簡単に覚えられるが、フレットレスギターは経験が少ないので練習が必要だ。
そして、このギターのフレットレス加工は自作したので、精度が悪くスムーズな音が出ない。特にビブラートをかけると音が途切れたりする。明らかに演奏能力の問題ではないので、明日にも再度リペアをしよう。今では専門の業者に任せた方がよかったと思っている。

2005年3月16日(水)
Mac Performer and FreeMIDI
20050303Mouse.jpg  DTM環境のなかで半年程問題だったのが、Performerで使用するFreeMIDIの起動と終了にエラーがでることだった。今日なにげに、オービットのサポートページを見ていたら、解決方法が見つかった。
 オービット ミューズテクス事業部

エラーの内容は、
 FreeMIDI1.48をインストールしたら、起動時、終了時に"FM_main Invaild Port Number"とエラーが表示される

解決方法はこう。
現在調査中の問題です。
こちらはFreeMIDIと同時にインストールされる、SAC関連のファイルによるトラブルです。
お手数ですがこの問題が発生した場合は、以下のファイルを外してください。
システムフォルダ>機能拡張フォルダ "USB SAC Driver"
システムフォルダ>FreeMIDI Folder "Raditec SAC2.2 FreeMIDI"
(エラーはなくなったが、これで解決といえるのか?)

 この問題のために、Performer終了時にわざわざMacをリブートしていた。やみくもに解決方法を模索していたが、たまには気分をかえてサポートページを見てみるものだ。

 画像はMac用のマウス。円形なので使っていくうちに前後左右が分からなくなり、マウスポインタが自分の意志とは違う方向に動く。

2005年3月14日(月)
久しぶりに
 考えていたらギターソロのコード進行とアレンジが思い浮かんだので、その部分だけを打ち込んでみる。久しぶりに機材の電源を入れ、Macを立ち上げるがMIDIインターフェースを認識しない。何とか復帰して、隠し持っているDX7IIを触ってみる。キーボードを触るのも何年ぶりだろう?これはコードを入れる程度だが。

 次にギターを持ったら弦が錆びている。一気にトーンダウン。
ということで、パートはもっと入れる予定で、32小節の練習用オケの基本部分だけ作る。

 機材に振り回されないよう、数を減らしているつもりでもはまっている。久しぶりに打ち込みをしたが、こんなに面倒なことはない。
DTM環境も改善しようか考える。
まあ、今のところ打ち込みはあまりやらないつもりでいるが。

2005年3月11日(金)
昨日のつづき
 昨日のピックの話の中で、”音楽は弾く側と聞く側で感覚の違いがあると思う。”と書いている。この部分を含めて少し補足したいと思う。

 一つは、特にギターのレコーディングをしていると感じるが、オケと一緒に弾いているときの感覚と、録った音をプレイバックしたときの音にズレを感じることがある。このときのズレとは、音質・音色・全体の雰囲気のことで、ギターだけで弾きながら聴く音はいい音なのに録ったものをプレイバックするとよくないことが多い。逆に、自分の想像よりいい結果にもなることもある。要するに、弾いたときのいい音と、聴いたときのいい音に違いがある。これが音楽のおもしろい部分の一つだ。

 もう一つは、レコーディングをして意図したサウンドができたのにも関わらず、聞き手側が違う反応を見せたときである。例えば、パットメセニーのサウンドは、シンセの白玉の上に心地いいトーンの効いたギターソロという印象だろうが、実はアグレッシブでダイナミックなプレイをしている。又、彼の奏法はかなり特殊でDVDを見ると解るが、誰もがまねできるものではない。

 昨日の”弾く側と聞く側で感覚の違い”というのは前者のことで、ピックの選択も少なからず関わっていると思う。又、後者の場合は所詮音楽は弾く側の勝手、聞く側の勝手であり、感じ方も人それぞれである。
特に持論やこだわりがあるわけではないが、昨日の補足ということで。

 持論とまでいかないが、ギターを弾くことで人と違う意見がある。それは、右手と左手の重要性で、ほとんどの人は左手の動きを重要視するが、以外と右手の方が重要だと考えている。単純に早いフレーズを弾いたとき、早く弾けば弾くほど右手の方がついていかなくなる。左手は4本の指(5本使う人もいるが)を使えるが、ピックを使うときの右手はアップとダウンの2つの方法しかない。左手にアドバンテージがあるのは明らかだと思うが。

 そして、リズム・音量・音質の基本的なことが右手で決まるからだ。ギターのレコーディングをしていて、ミスタッチのほとんどは右手にあるように思う。とは言っても重要なことは、左右両手のバランスである。
などと偉そうに言っているが、大してこだわりはないし講釈たれる前に練習しろと、練習嫌いの自分に言う。

2005年3月10日(木)
頭が回らない
20050303Pick.jpg  昨日で予定通りに仕事の目処がついたと思いきや、夜は次の仕事の打ち合わせをして、2日連続で終電まで酒を飲む。なんだか息つく暇もない。
結構ハードワークだったので夜になってもこのことに頭が回らない。

 現在使っているピックは、エレキギターで使うYAMAHAのHardと、エレガッドで使うFenderのHEAVY。定番の楽器や機材がほとんどで大してこだわりはないが、誰しもこれに関しては、まさに個人の趣味。ケースの中に種類が多いのは時々自分にあわなくなるので色々試してみる。一度決まると2・3年は同じものばかりを使う。今や弦等のギターアクセサリー品はネットで入手できるが、知る限りYAMAHAのこのピックが手に入らない。定期的に自由が丘の山野楽器へ買いに行っている。

 自分を含めてほとんどの人は弾き易さで選んでいると思う。大きさ、厚さ、硬さ、弦があたる部分の径で音質が大きく変わる。(当然、弾き方にもよるが)

 音楽は弾く側と聞く側で感覚の違いがあると思う。その一つがこのピックで、以外と見逃しがちだが、これも音のキャラクターを決める大事なアイテムである。

2005年3月6日(日)
CAJ Custom Mixerの改造
CAJ_Mixer_ORG.jpg  今日は音楽に関することではあるが、ハードウェアの少しテクニカルな話。
以前ギターラックを製作したときに、各プリアンプとエフェクターをミキシングするCAJ Custom Mixerの使い勝手が悪かったので同時に改造をした。

 このミキサーはステレオ3入力1出力がの2系統(Mix1とMix2)で、ステレオ6入力2出力の仕様になっている。1出力で使用する場合はMix1の出力をMix2の入力1に自動で接続するので、5入力1出力と考えればいい。
 又、エキスパンジョンアウト(ステレオ)というのがあるが、フタをあけるとなんのことはない。Mix1の入力1がエキスパンジョンアウトにパラってあるだけ。この入力をステレオで使えば1つのスルーアウトで使用でき、モノラルで使えば3パラアウトとしてエフェクター等の入力用で使用できる。

 と簡単に文章で説明したが、理解できない人には難しいかもしれない。冷静に読むと大体理解できると思う。要するにギター1本に対してエフェクターが4台使えるということ。これを今回のギターラックでは、ギター3本とエフェクター2台で使用する。

やりたいことはこう。
 Mix1入力1・・・Guitar1(3+SE)
 Mix1入力2・・・Guitar2(POD Pro)
 Mix1入力3・・・Guitar3(他のプリアンプ)
 Mix1出力 ・・・Guitar1,2,3のマスター
 Mix2入力1・・・Guitar1,2,3のミックス
 Mix2入力2・・・EFF1(G-FORCE)
 Mix2入力3・・・EFF2(SPX90)
 Mix2出力 ・・・マスター

 このミキサーのもともとは、2つの出力のボリューム(
画像1)しかなく、各入力のレベルを調整できなかった。そこで改造。ポイントは簡単で、6入力2出力の6ヶ所の入力にボリュームをつけること。回路や基本系統を変えるわけではない。入力にバッファー回路が入っているので回路を追加する必要もない。

 後はフロントパネルを白から黒へ変更し、LED(ランプ)を赤から青に変更。フロントパネルを変更したのは、隣の機器が黒だったこととパネル幅が短くてマウントすると左右スカスカだったこと。又、ハーフサイズ2台の機器を1Uにするラックマウント金具によるが、パネル上下の位置もずれている。とどめに前後もずれていたのでパネル厚で調整。このパネルは専門の業者に図面を提出し製作してもらった。パネルの製作をしたい人は寸法値が正確であれば、外形・穴位置・穴径が解かる漫画程度のものを描けば可能だと思う。(パネル図面の公開は可)

パネルの仕様
 サイズ: 200(W)x44(H)
 材質 : 52s-3.0t(2.0〜3.0程度)
 仕上げ: ヘアライン(横方向) 黒色アルマイト処理

 次に使ったボリュームだが仕様を思い出せない。これではレポートや記録の意味がない。が記憶で書くことにする。思い出せないのはボリュームの抵抗値。10kΩか50kΩのどちらか?これはどちらを付けても壊れることはない。ツマミを回したときの変化量が変わるだけ。ボリュームのカーブはAカーブで、ステレオなので2連タイプ。これを本体裏の各入力ジャックからボリュームへ接続。ボリュームの出力は基盤へ接続。この距離であればシールド線を使う必要もないだろう。

 要するに
画像3の上側がリアパネルで、そこの入力ジャックと基盤の配線の間にボリュームを入れるだけ。ついでにLED(ランプ)を今流行の青色LEDに替える。で配線を終了したのが画像4。知識のある人なら3時間もかからない。

 画像がマウントした状態で、ランプに高輝度のLEDを使用したので正面からだと眩しくてデジカメで写せない。考えてみれば、高輝度のLEDはホームセンターとかで売っているLEDライトと同じだ。基盤に付いているLEDの電流制限抵抗の抵抗値を上げれば暗くなるが、この作業より本体をラックから外すのに時間がかかりそうなので、そのうちやることにする。(たぶんやらない)

 楽器の機材はオーディオ機器と違って、各機材の最適なレベルを取る必要があると思う。例えばプリアンプのマスターを上げて最適なレベルを取った後にミキサーで下げるといったことや、EFF1と2のレベルを取った後にミキサーで調整することなどだ。今回の改造でこれが可能になった。

 今回のレポートのためにテプラでツマミの名称を貼る。テプラを持っているのでフロントパネル製作時にはツマミの名称や設定位置がわかる彫刻や印刷はしなかったが、今回テプラを使い一応ピンセットで貼っているものの、平衡感覚がないのか性格が曲がっているのか微妙にずれる。テプラを使うときに毎回思うが、誰か真っ直ぐ貼れるツールを作ってほしい。

 断っておくが、この程度でも製品の改造をするとメーカー保証や修理対応がなくなるので、壊れたり壊したりした場合の責任は自分で取る、ということをことを理解しておくように。

画像1
CAJ_Mixer_Finish.jpg
画像2
CAJ_Mixer_Before1.jpg
画像3
CAJ_Mixer_After1.jpg
画像4
2005年3月5日(土)
本日は土曜日、快晴
 このページの記録が毎日続いている。誰しも始めのうちは続くが後が続かない。それに毎日音楽のことばかり考えているわけではない。前にも書いているが、一度モチベーションが下がると、数ヶ月間機材を触らなくなるし音楽も聴かなくなる。そのうちこのページも急死(休止)するだろう。と先に言い訳をしておこう。

 今日は土曜日で、夕方からこれを書いている。今のところ数少ないが、ネタがないわけではない。しかし、こんなことをしてないで少しはギターの練習をするか、レコーディングのことでも考えないのかと思う。

 今までのレコーディングはリハビリ程度と考えていたので、完成度やクオリティが低い出来だったと思う。このページを書き始めてから、自分の考えていたことを文章にすることや具体化することによって、少しずつ気持ちが変化している。
まず、演奏能力の向上と録音クオリティを上げること。そして今までコピー曲を中心にしていたが、オリジナルも視野にいれえようかと考え始めた。まあ、これは先の計画にしておこう。

 このホームページでは仕事に関しても書くことはあっても、仕事の内容のことは守秘義務があるので伏せることにしている。
一応、フリーのエンジニア/プログラマーとだけ言っておこう。仕事柄、図面やプログラムといった内容が主で、書類等のペーパーものは少ない。特にこういった文章を書くのは苦手で、つくづく文才がないなと思う。そのうち、うまくもなるだろう。

2005年3月4日(金)
窓を開けたら
2005_03_04_Outside_View320x240.JPG  昨日、HP写真用にたまたま窓の外を写しておいたのが、今日は窓を開けると雪が降っていた。
ここは東京都大田区のマンションの4階。住宅地域で高い建物はなく遠くまで見わたせ、写真だけを見ると田舎にみえる。こちらはは西側、逆の東側は駅方向でマンションだらけの対照的なロケーションのところに住んでいる。

 一晩経って写した画像を見るとかなり暗い。左の写真も汚く見える。
カメラが悪いのか?ウデが悪いのか? ということで再度、撮りなおし。

 では、音楽の話。最近買っていたDIMENSIONのCDを聴いてみる。
タイトルは、”complete of DIMENSION at the BEING studio” 長いタイトルだ。これはベスト版でファン好みの曲が入っている。
 1曲目・・・”Departure”(92年ル・マン24時間レースゴールシーンBGM)は、まるで鳥山雄司氏が作曲とアレンジをしたようなサウンド。
 3曲目・・・”Are You Gonna Win?”のリズムセクションがループ風にアレンジを変えている。ライブDVDの演奏を見るとかなりかっこいい。
 5曲目・・・古い曲でファンが好きな”Se.le.ne”。
 6曲目・・・一度はバンドでやってみたい超絶技巧プレイの”Break Out”。
 7曲目・・・なんとTOTOの曲で”Georgy Porgy”を彼らのアレンジでレコーディングしている。SAXはデビッド・サンボーンと間違えそう。
 9曲目・・・最近流行の”IF”。これもライブDVDではかっこいいし、いい雰囲気。
と、他にも有名な曲がずらり収録。これはインストを始めて聴く人にもオススメ。

 ”IF”という曲で思い出したが、先日考えていた著作権使用料の件でYAMAHA主催のプレーヤーズ王国(”プレ王”というらしい)を見ていたところ、女性ボーカルのバンドが同じタイトルの”IF...”という曲を公開していた。
 ORANGE GREENさん (勝手にリンクします)
J-POPはほとんど聴くことはないが、ジャンルを問わずいい曲、いいアレンジ、いい演奏であることは間違いないし、若さのパワーやエネルギーを感じる。
他にはコピー曲で、亜沙美0110さん (勝手にリンクします)
歌とアコギのみで表現豊かなサウンドにアレンジされている。
 世の中にはアマチュアでも演奏がうまい人は沢山いるが、機材や演奏テクニックだけではないのが音楽だ。と妥協の多い自分に言い聞かせる。

 今、気づくが本日のタイトル、曲のタイトルみたい。”窓ヲアケタラ” ゲッ!
2005_03_03_Outside_View320x240.JPG
2005年3月3日(木)
仕事は忙しいが
20050303Rack6.jpg  来週まで仕事が忙しい。しかし、いくら趣味でもやる気があるときに始めないと前には進まない。ということで、夜はHP用の画像を室内で撮影。
使用しているデジカメはS社のDSC-P1、使い始めて何年だろう。暗くするとフォーカスがあわないし、露出の調整がうまくいかない。が当面これで我慢する。

 今のところ、音楽を中心のHPになっている。最近の録音のペースは1曲を年間2・3回。前回は12月と1月に録音して納得しないフレーズの修正をする予定が、いつの間にか3月になってしまった。一端やる気がなくなると、3ヶ月くらいは機材を触らなくなる。
もう1ヶ月間ギターラックに電源を入れていない。今日久々に電源を入れたが、それは写真撮影のため。

 現在までの録音したものを聴き返しての感想は、フレーズの弾き込みが足りない。そしてリズムも結構揺れているというかずれている。ついでにピッチもずれているところがある。何よりグッとくるものがない。(これを公開していいのか?)
それもそのはず、ほとんどの曲がオケを録ってその場でにフレーズを覚えている。ときにはリハ無しでRECボタンを押すことがあるし、トラックダウンをするときまで曲の構成を理解していないこともある。
いつもこのパターンだ。なるべく先に曲を覚えよう。

2005年3月2日(水)
思案中
 このホームページはホームページ・ビルダーV9で制作している。そのツールにビデオ編集用でウェブビデオスタジオというのがあり、サンプル素材で触っていたら結構おもしろい。今までビデオ編集には興味がなかったが、簡単なソフトでここまでできるとは思わなかった。
ただ難点がいくつかある。
・プレビュー時にレンダリング処理で時間がかかる。
・音声トラックにレベルを含めエフェクト処理ができない。

そこでカノープスのノンリニア編集ソフト 定価\69,800-。 http://www.canopus.co.jp/catalog/edius_pro/edius_pro3_index.htm
ボード付きのパッケージ製品だとこれ。価格はオープン。 http://www.canopus.co.jp/catalog/dvstorm_xa/dvstorm_xa_index.htm
ショップでは、実勢価格\77,000-程度。 http://store.yahoo.co.jp/murauchi/4980884047451.html
録音した音楽に映像でもつけるか? 今からハードルを高くしてどうする。大事なことは機材より内容だろ。と自分に言い聞かせる。

 著作権について考えてるとき、昨日の内容を読み返して気づいたことがある。
リンクを”張る”と”貼る”ではどっちが正しいのだろう? Webで検索すると、
・リンクを張る・・・351742
・リンクを貼る・・・200527
の結果でヒットした。どっちでもいいか。

2005年3月1日(火)
早速、問題発生
 先日はDTMページの完成度を90%と書いた。このページには最近制作した音楽配信のダウンロードのリンクを張っている。今のところ昔のフュージョン系のコピーが中心で、少し修正をしたい曲があるために90%にしていたが、著作権に問題があるようだ。
JASRAC(正式名称=社団法人日本音楽著作権協会)を調べると、非商用で演奏が他人の場合でもコピー曲には著作権使用料が発生する。

簡単に説明すると以下の通り。(非商用で個人の場合)
 ダウンロード形式・・・10曲まで年額\10,000-、以降10曲までの単位で\10,000-の追加
 ストリーム形式  ・・・曲数に関係なく年額\10,000-
 http://www.jasrac.or.jp/network/contents/tariff.html#02
10曲以下の場合は、1曲@1,200-で安い方を選べる。
要するに8曲で\9,600-、9曲で\10,800-なので8曲以下の場合は1曲単位で申請すると安いということ。

他の方法として、著作権使用料がかからないサイトを利用する方法がある。
 YAMAHA プレーヤーズ王国・・・http://players.music-eclub.com/players/
 MUZIE(ミュージー)・・・http://www.muzie.co.jp/ (ここはオリジナルのみらしい)
さて、どうしようか?

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※勝手なことを書いていますので、興味のない人や気に入らない人は無視して下さい。
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