だらぶつ

4月19日

新年度が始まり、
早速、幼稚園の撮影。
実は、街の写真館が受けるような仕事はなるべく避けてきた小生。

あくまでも広告写真家って立ち位置に居たかったので、
そうしてきたのです。

『写真屋さん』って呼ばれるのにちょっと抵抗感もあって、
というのも上から、
写真家
フォトグラファー
カメラマン
写真屋
って階級社会みたいな事がとある本に載ってて、
少しでも”写真屋”って呼ばれる要素がない方が良いなって…。

じゃあ、広告用の写真撮ってたら良いのか?

って言うとそうでもなく、
年配の人は”写真屋さん”と呼ぶし、
“フォトグラファー”に至っては、言葉自体が一般化してなく言いにくいのか、
誰からも呼ばれた事無し。

写真展の会場では自らを”写真家”と名乗ってるし、
面識の薄い人に電話で名乗る時は、
「カメラマンの…」と言った方がわかりやすい。
良い歳になった今となっては、
どう呼ばれようが、どうでも良くなって、
何よりも目の前にぶら下がった仕事を、
つまらん思いで逃がしてしまうのは、

後々、悔いる事になるって分かってたから。

そんな小生を無垢な幼稚園児たちは、
『カメラマ〜ン』と
ウルトラマンに近い感じで呼びます。