【文学作品(書物)】

    
五重塔 (ごじゅうのとう)

【成立時期】
   
 明治時代 (1891年ごろ)

【作者・編者など】
   
 幸田 露伴 (こうだ ろはん)

【種別・ジャンル】
    
小 説

【内 容】
     感応寺(かんのうじ)の五重塔の建立(こんりゅう)にまつわる話。
    五重塔の建立を源太(げんた)に任せるという話を聞いた弟子の
    十兵衛(じゅうべえ)がその仕事を譲ってくれと強く願い出る。結局、
    源太は十兵衛にその仕事を譲るが、十兵衛は世間(せけん)から
    ののしられる。十兵衛はののしられながらも、独力で見事に五重塔
    を完成させる。落慶式(らっけいしき)の前日に大暴風雨におそわれ
    るが、十兵衛の建立した五重塔は傷つくことなく天にそびえ立ってい
    たという話。


【特 長など】


【備 考】



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