【文学作品(書物)】

    
平治物語 (へいじものがたり)

【成立時期】
   
 鎌倉時代 (1220年ごろ)

【作者・編者など】
   
 不  明

【種別・ジャンル】
    
戦記物語(軍記物語)

【内 容】
   ● 後白河上皇(ごしらかわじょうこう)の側近(そっきん)である藤原信頼
      (ふじわらののぶより)と信西(しんぜい)の権力あらそいと、源氏・
      平氏の権力あらそいとが重なりおこった平治の乱(へいじのらん)の
      内容をあつかった物語


 【平治の乱(へいじのらん)】 (1159年)
     源氏と平氏のあらそいに貴族がまきこまれた戦争

  [ 摂関家 ] 藤原道憲   対  藤原信頼
            (信西)
  [ 武 士  ] 平 清盛    対  源 義朝
             ↓
            勝利



【特 長など】
    ● 敗者(はいしゃ 戦争に負けた者)に視点(してん)をおき、その最期の
      はかなさやあわれ深さを描いている。
 

【備 考】



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