【文学作品(書物)】

    
保元物語 (ほうげんものがたり)

【成立時期】
   
 鎌倉時代 (1220年ごろ)

【作者・編者など】
   
 不  明

【種別・ジャンル】
    
戦記物語(軍記物語)

【内 容】
   ● 崇徳上皇(すとくじょうこう)と後白河天皇(ごしらかわてんのう)による
      皇位をめぐるあらそいに、摂関家(せっかんけ)や源氏、平氏がまき
      こまれた保元の乱(ほうげんのらん)の内容をあつかった物語


 【保元の乱(ほうげんのらん)】 (1156年)
    天皇の地位をめぐるあらそいに武士がまきこまれた戦争

  [ 天皇家 ] 後白河天皇 対  崇徳上皇
  [ 摂関家 ] 藤原忠通  対  藤原頼長 
  [ 武 士 ]  源 義朝   対  源 為義
           平 清盛   対  平 忠正
             ↓
            勝利



【特 長など】
    ● 敗者(はいしゃ 戦争に負けた者)に視点(してん)をおき、その最期の
      はかなさやあわれ深さを描いている。
 

【備 考】



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