【文学作品(書物)】

    
みだれ髪 (みだれがみ)

【成立時期】
   
 明治時代 (1901年)

【作者・編者など】
   
 与謝野 晶子 (よさのあきこ)

【種別・ジャンル】
    
歌 集

【内 容】
     与謝野鉄幹(よさのてっかん)との出会いと恋愛(れんあい)の過程で
    作られた歌を中心にまとめた歌集。官能的(かんのうてき)な表現のため、
    批判も受けたが、恋愛と肉体という人間の本能を賛美(さんび)したことは
    画期的(かっきてき)とされた。

        乳ぶさおさへ神秘のとばりそとけりぬ
                         ここなる花の紅ぞ濃き


【特 長など】


【備 考】
 
  与謝野 晶子
     日露戦争(にちろせんそう)に反対する反戦の詩を作った。

       あゝおとうとよ 君を泣く
       君死にたまうことなかれ
       末に生まれし君なれば、
       親のなさけはまさりしも
       親はやいばをにぎらせて
       人を殺せと教えしや
       人を殺して死ねよとて
       二十四までをそだてしや





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