【文学作品(書物)】

    
落窪物語 (おちくぼものがたり)

【成立時期】
   
 平安時代 (996年ごろ)

【作者・編者など】
   
 不  明

【種別・ジャンル】
    
物  語

【内 容】
   美しい落窪(おちくぼ)の姫が、継母(ままはは)やその姉妹にいじめられ
  るが、侍女の阿漕(あこぎ)夫婦に助けられて、左近少将(さこんのしょうしょう)
  の妻になる。左近少将は落窪(おちくぼ)の姫をいじめた継母(ままはは)を
  さんざんにこらしめるが、後に仲直りし、やがて太政大臣(だいじょうだいじん)
  になる。落窪の姫は夫とともに幸せな人生をおくる。

   ※ 継母(ままはは)…血のつながりのない母親のこと

【特 長など】
     竹取物語や宇津保物語(うつほものがたり)に比べて貴族の生活を
      書いた現実的な作品になっている。

【備 考】



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