【文学作品(書物)】

    
千載和歌集 (せんざいわかしゅう)

【成立時期】
   
 平安時代 (1187年ごろ)

【作者・編者など】
   
藤原俊成(ふじわらのとしなり)が撰者(せんじゃ)

    ※ 俊成を「しゅんぜい」とよむ場合もある。

【種別・ジャンル】
    
歌 集

【内 容】
   ● 歌人の和歌を集めた和歌集

【特 長など】
   ● 後白河法王(ごしらかわほうおう)の命令で作られた 勅撰和歌集
      (ちょくせんわかしゅう)。20巻。
    歌は身分にとらわれずにえらばれているが、出家(しゅっけ)歌人が多い。
   ● 歌の心は、「幽玄(ゆうげん)」(神秘的で奥の深いこと)

   ※ 勅撰和歌集(ちょくせんわかしゅう)…天皇の命令で作られた和歌集のこと
   ※ 出家(しゅっけ)…僧になること、仏門にはいること

【備 考】



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