【文学作品(書物)】

   
小説神髄 (しょうせつしんずい)

【成立時期】
   
 明治時代 (1885年)

【作者・編者など】
   
 坪内逍遙 (つぼうち しょうよう)

【種別・ジャンル】
    
文学論 (ぶんがくろん)

【内 容】
     近代文学のあるべき理念(りねん)、小説の理論を説明した本。

【特 長など】
    ● 文学の中心を小説というジャンルにおいた。
    ● 文学での勧善懲悪(かんぜんちょうあく)の考え方を否定し、あるがま
      まの人間の姿を描く写実主義(しゃじつしゅぎ)を唱えた。
      
    ※ 勧善懲悪(かんぜんちょうあく)…善をすすめ、悪をこらしめる考え方
    ※ 写実主義(しゃじつしゅぎ)…見たままの現実をありのまま描こうとす
                        る考え方

【備 考】



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