【 源頼朝(みなもとの よりとも)の政治の目的 】
朝廷(てんのう)や貴族にかわって武士(将軍)が中心の政治を行う
武家政治(ぶけせいじ)の国家づくりをめざす。
鎌倉幕府(えどばくふ)、室町幕府(むろまちばくふ)、江戸幕府(えどばくふ)
と続く武家政治700年の基礎を作る。
【 鎌倉幕府のしくみ 】
執 権(しっけん)
将軍を助け、幕府の全体の政治を行う役職。やがて、北条氏が独占する。
政 所(まんどころ)
鎌倉幕府の政治や財政を担当する役所
侍 所(さむらいどころ)
鎌倉幕府の軍事を担当する役所
御家人(ごけにん)を統率し、軍事や警察を指揮する。
問注所(もんちゅうじょ)
鎌倉幕府の裁判(さいばん)を担当する役所
六波羅探題(ろくはらたんだい)
鎌倉幕府が京都に設置した役所
朝廷(天皇)や西国の武士たちを見張る。
守 護(しゅご)
諸国の軍事や警察を担当する役職
諸国に住む御家人をとりしまる。
※ 諸国は鎌倉幕府から任命された守護と朝廷から任命された国司(こくし)
の両方から支配されるようになった。
地 頭(じとう)
年貢(ねんぐ 米による税金)の集め、土地を管理する役職
諸国内の荘園(しょうえん)ととりしまる。
鎌倉幕府の政治の
しくみについて