【 古 墳 (こふん) 】
3世紀後半から7世紀ごろにかけて多く作られた天皇や豪族(ごうぞく)の墓
形には前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)、円墳(えんぷん)、方墳(ほうふん)
などの種類がある。古墳は近畿、瀬戸内、北九州に多く、大和朝廷(やまとちょう
てい)の勢力の発展の様子がわかる。
@ 古墳の上やまわりに埴輪(はにわ)が並べられた。
A 鏡や剣、玉、金銀のかざりなどの宝が古墳に納められた。
B 古墳の大きさで天皇や豪族などの権力の大きさがわかる。
古墳(こふん)の石室(せきしつ)から見つかった玉(ぎょく)
高松塚古墳(たかまつづかこふん)の石室に描かれた壁画(へきが)
【 埴 輪 (はにわ) 】
古墳の上やまわりにおかれた素焼き(すやき)の土器
人物、動物、家、船などをかたどったものがある。
【 仁徳天皇(にんとくてんのう)の古墳 】
5世紀ごろに作られた仁徳天皇(にんとくてんのう)の墓
大阪府(おおさかふ)堺市(さかいし)にある古墳
お墓の面積ではピラミッドを抜いて世界最大である。
[ 大きさ ]
全長480m 前方部の幅305m 後円部の直径245m
高さ35m、3重のほりがある。
1000人の人が毎日働いて4年以上かかる。
積み上げた土の量およそ280万トン
5トンづみのトラックで土を運ぶと、56万2347台が必要である。
おかれた埴輪(はにわ)の数2万個以上
古墳(こふん)について
特に仁徳天皇(にんとくてんのう)の古墳について
【 古墳の種類 】
前方後円墳 方 墳 円 墳
(ゼンポウコウエンフン)
仁徳天皇の古墳の大きさ
日本にある主な古墳の位置
●が主な古墳の位置