バダム卿の手記

勇者シャルのゼテギネア放浪記・ネタ帳
-Part4-

【放浪記】において、非常に内輪受けしかしないと思われる箇所を、ゼノビア龍虎武神隊初代隊長バダム=ダイナー卿の手帳を元に説明いたします。


●姫君救出大作戦●

まぬけ時空
究極超人あ〜る』で、あ〜るが見た初夢・究極戦隊コウガマンで敵が発生させる妙な空間。

ヘルマリィ
上記から続く。西園寺まりぃ扮する(?)敵の幹部。
因みに、コウガマンの敵の設定はTV映画『宇宙刑事シャイダー』が元と思われる。

あーらほーらさっさーぃ♪
TVアニメ『タイムボカン』シリーズで悪玉トリオの男二人が任務了解の意味で使う掛け声。

囚われの姫君と悪の大魔王のやりとり
それっぽい雰囲気をノリで作っただけで出展は特にない。

プリーストが『どすっ』
テーブルトークRPG『D&D(R)』で過去に問題となった議題。
クレリックは刃物を持ってはいけない、という規定を元とした話である。流血するのがいけないとかいう話もあったが、槌で思いっきりぶん殴れば流血よりひどい状況が生み出される。結局このあたりは諸説紛紛、自己裁量にまかされる事となった。

次のイベントのテーマ
同人な世界らしい。


●剣の誓い●

助さん格さん
TV時代劇『水戸黄門』で、御老公の懐刀として活躍する二人の侍。

フッ。そう、その通り!
問いかけに対するシャルの返し。
TVアニメ『勇者特急マイトガイン』で、敵側が放つ「ま、まさか」に対する主人公・旋風寺舞人の決めセリフ。

死神の船頭
大阪弁で幽体のフィガロを呼ぶキャラ。
これは島本和彦氏のアンソロジー集『炎の筆魂』で見かけたキャラクターが元になっている。


●闇の予言者のアヤシイ企み●

島本流『心に棚を作れ!』
自分の事を棚に上げて物事を言う事を指す。
島本和彦炎の言魂』で見かけたセリフで、実際これはやってはいかんことだが妙に説得力がある。

「将来教えないと」「俺がさっぶいからだ!」「4コマ…」
カノープスが寒い場所を嫌がるのを受けての返し3連。
いずれも『タクティクスオウガ』Chapter3のブリガンテス城でカノープスが戦闘前にはくセリフからきている。
2番目と3番目については『タクティクスオウガ4コマ王国(1)』を指している。これの(2)はいつ出すつもりなんだろうか(出ぇへん)。


●降りた天使と堕ちた天使●

「貧乏でも平気か?」「慣れてますから」「ぃよっし!」
冒頭のかけあい。光栄のCDドラマスペシャル『三国志満漢全席ブラック』トラック1『ダイジェスト三国志』で劉備主従が再会したところへやってきた趙雲との掛け合い。

どこかで聞いたような台詞だな
先に出た発言が、以前この寸劇中で出ていた事を受けての返し。それだけの事。
…ではなく、『タクティクスオウガ』のエンディングにおいて、カノープスが言う名セリフに対してギルダスがツッコミを入れる時のセリフを使っている。

大×のぶ○
先に登場した、ノリノリの町の人に入れたフォロー。
藤子不二夫原作のTVアニメ『ドラえもん』で、主役級キャラ・ドラえもんが秘密道具を取り出すときの独特の言い回しをイメージしていた為登場した。
言うまでもなく、ドラえもんの声優・大山のぶ代の事を指している。

先の世のヴァレリアで巻き起こる姉弟紛争
先にユーシスがいったセリフ「ね、姉さん」を受けての返し。
タクティクスオウガ』の時代背景を指しているが、姉弟紛争という言い回しに若干語弊がある。

ビッグファイアの碁石
謎をほのめかすごまかしのセリフ。
このセリフは本来『ビッグファイアの御意志』となる。横山光輝原作『ジャイアントロボ』に登場するBF団の頭首・ビッグファイア、ここではOVA版の『ジャイアントロボ・The Animation』の話を使っている。策士孔明や十傑衆がよく使うセリフ。

台本違うみたい
ミザールとユーシスの姉妹が最初にやった掛け合い。
既にお気づきと思うが、当寸劇でも#17においてフィガロとデボネアが交わした会話をそのまま流用している。

どっかのシスコンもどき
先のユーシスの「姉さん」という発言を受けての返し。
やはり『タクティクスオウガ』の事を指すが、具体的に今度は主人公格のデニムを名指ししているのと同じである。


●サタン・コールは闇と共に●

点数つけ
封印されているものをズバリ言った事に対する一連の点数。
究極超人あ〜る』で、写真審査コンペの審査方法が元。
…無理矢理ネタに繋げている気がするなぁ。

このスカポンタン!
バートンがお供の二人に対して言ったセリフ。
TVアニメ『タイムボカン』シリーズにおいて、三悪のリーダーであるドロンジョトンズラー・ボヤッキーを揶揄する場合の決めセリフ。但し、正直どの作品からあるセリフなのかわからないので、取り敢えず最も有名な『ヤッターマン』の三悪の名前を列挙している。

前略…
小見出し「北の宿から」を受けてのボケ。
それでボケるのなら小見出しは『北の国から』でなければならないが、それを踏まえて更に一歩踏み込んだボケとしている。

吹雪になる
タクティクスオウガ』Chapter3ブリガンテス城でカノープスが言うセリフの一部。
カノープスはこの戦乱でこの教訓を学んだのであろう。

緊張感のない声
ものは漫画『究極超人あ〜る』の一コマで、あ〜るに対して鳥坂が言うセリフ。
後に発売されるドラマCD等において、あ〜る役・塩沢兼人はこれを見事に再現していると思われる。

疾風の人狼
カプコンの格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズに登場するキャラ・ガロンを指す。
やはりウェアウルフだが、このゲームのものと違って人間の姿でも驚異的な戦闘力を持つとされている。

HELPで名前を調べると悪い結果がでそう
タクティクスオウガ』では、様々な情報に対してヘルプによって詳細を解説する機能がある。
これで自軍のキャラの名前を調べると、その忠誠の度合がわかる仕組みになっている。

どうせ一気に老け込む身だ…
トリスタンが嘆息するセリフ。
タクティクスオウガ』のイベントにおいて、ランスロット達が何故ヴァレリアにやってきたのかを説明するものがあるが、その際にゼノビアの聖王として登場するトリスタンの顔グラフィックに起因するセリフであると思われる。

ハイホー!
ディズニーアニメ『白雪姫と七人の小人』において、小人達の歌う歌に登場するものが出展。
…白雪姫でよかったっけか?
軽快なリズムが小気味よいが、「ひかりのささやき」にそういう機能はない。

こね…
先の「わーい!わーい!えへへ、ほめられちゃった♪」という発言を受けての返し。
おはなしゲーム『こねこもいっしょ』に登場する、こねこトロの口調に酷似している事に起因する。

「江戸川先輩」「ごっついのう」
ガルフを倒した後のシャルの行動の元盤となっているもの。
漫画『魁!男塾』(宮下あきら・作)の序盤において登場した2号生筆頭代理・江戸川を指す。「ごっつい」が口癖。
元々は、真夜中の動物園で、ゴリラの姿で達を驚かせて仕返ししようとした江戸川が、桃によって手なずけられたライオンに逆に襲われ、遂に桃達に「俺だ!江戸川だ!」と正体を明かして助けを求めるが、既に正体のわかっていた桃に「ゴリラの分際で江戸川先輩の名を名乗るとは…尊敬する江戸川先輩に無礼であろうが!」とゴリラ姿の江戸川を叩きまくるというシーン。
筆者がいたくお気に入りな名シーンの1つである。

うわぁ〜ん(脱兎)
おはなしゲーム『こねこもいっしょ』の登場キャラ・こねこトロをいじめると、たまに泣いて飛び出してゆく。
これはそっくりそのままである。

「合点!」「承知之助!」
よく時代劇などで使われる「わかったぜ!」の意である『合点承知』のバリエーション。
が、ここで元としたのは筒井康隆著『時代小説』に登場する、商品軒割引斎の一子・承知之助合点である。


Part5

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