バダム卿の手記

勇者シャルのゼテギネア放浪記・ネタ帳
-Part5-

【放浪記】において、非常に内輪受けしかしないと思われる箇所を、ゼノビア龍虎武神隊初代隊長バダム=ダイナー卿の手帳を元に説明いたします。


●黄昏・嵐のマッチョメン●

タイトル
とんねるずが座興に出したシングル曲『嵐のマッチョマン』がベース。複数形なのはわかるとおもうが、何故『黄昏』なのかという疑問は解決しないであろうので解説する。
ストリートファイターEXシリーズに登場するレスラー、ダランの必殺技にある『黄昏ラリアット』が混ざったものである。
それがどうして繋がるのかというのには常識の範疇では到底解説できないのではしょる。

荒鷲の要塞
アラムートを指して言ったセリフだが、アラムートは『城塞』である。要塞なのは、かのクリント・イーストウッド主演の同名の映画である。筆者は1度しか見た事が無いが、結構凄い作品だったと記憶している。実際そういう作品らしい。

じゃぱぁ〜ん
郷ひろみの代表的なシングル『二億四千万の瞳』の1フレーズ。郷ひろみのモノマネといえばこれを外しては通れない、とまで言われている名曲・名フレーズである。
何故これが出てきたか。文脈から読み取ってもらえると思う。

桃の缶詰ヒューヒュー♪
あまりの寒さに錯乱したエバンズが発した言葉。
本来なら『桃の天然水』のCMの名フレーズだが、缶詰になっているあたりに錯乱の度合いが見て取れる。

カメラのてっぺんのランプ
出番が回ってきたときのアッシュのセリフ。
カメラ目線を重視する場合、今どのカメラがアクト状態なのかを瞬時に識別する為のランプが、主にTV番組撮影用のカメラには標準装備されている。通常のカムでも録画中にはそれを示すランプが点灯するが、要はそういう事である。

手を挙げて、横断歩道を渡りましょう
強敵を相手に意気揚々のシドが発したセリフ。
交通標語だが、『笑点』において座布団運びをやっていた松崎真のセリフとして定着している。
言ってる事は甚だ正しいのだが、実践しているのは無垢な少年少女くらいのものだ。

目の前の敵を斬らずに離れた敵を斬るのも修羅道
サムライのソニックブームの脅威に曝されて生きた心地がしないエンチャンター・アレンのセリフ。
元となったのはSNKの格闘ゲーム『サムライスピリッツ』のOPデモで語られる文言。
目の前の敵全てを斬る!」が本来のもの。

グホッ!
ここで解説しなければならない項目とは到底思えないが、万が一に備えて説明しておく。
後発の続編『タクティクスオウガ』に登場する白騎士ギルダスの名セリフ。
これで十分だろう。

我等の声が最近おかしいとは思わぬか?
ポルックスのセリフ。
何度も言うようだが、SS版の声については大部分について筆者は好印象を持っていない
それをどうしても表現したかったという、ただそれだけの事である。

余計なお世話だ、です
ラウニィーに対してトリスタンが切り替えしたセリフ。
」と断定しておきながら「です」と丁寧に言い直しているあたりに、この寸劇内でのラウニィーの位置づけがある。

ぽーじんぐ
カストルとポルックスのセリフに常に付きまとうト書き。
ボディビルディング用語(用語?)で、魅惑の肉体美をアピールする事を指す、らしい。


●浜の真砂は尽きるとも…●

タイトル
江戸時代の盗人・石川五右衛門の辞世の句とされるものの詠み出し。この後、『世に盗人の種は尽きまじ』と続く。
浜から砂が消えてしまう事があっても、盗人がいなくなってしまう事はないぞ、という挑戦的な辞世の句である。
しかし、実際に石川五右衛門があの句を詠んだかどうかは定かではない。

盗賊団ウーサー
ここで登場する盗賊のイメージ画像が、シャロームの辺境に登場した敵ボス・ウーサーにそっくり(というか全く同じ)なので、引き合いに出した。
別に非難するわけではないが、せめてボスの画像は専用のものを使って欲しかった…。

赤きサイクロン
やってきたアッシュに対してトードがいったセリフ。
ストリートファイターシリーズに登場するレスラー、ザンギエフの通り名。赤系統で装束をまとめている為、こう呼ばれている。

「またつまらぬものを斬ったか」/よっ、石川の!
スタンクリークの盗賊を始末したフットのセリフとフォロー。
ルパン三世』に登場する石川五右衛門の名セリフ。これ以上の説明は不要と思うが。
というより、ルパン三世を知っている方にはこの解説がある事自体が無礼だが。

うきゃ、うきゃきゃきゃきゃきゃ
プリンサポルカの若き賢者のセリフ。
ゆうきまさみ『究極超人あ〜る』で、雷に打たれたあ〜るが暴走した際のデフォルト音声。


●兜・無用!●

タイトル
某アニメ作品タイトルのパロディ。とはいえ、その内容とは全く関係が無い。

『本気ではない』『やっく・で・かるちゃ』
冗談』というキーワードを受けての2段構え。『超時空要塞マクロス』において、戦う事以外を忘れた巨人族に対して地球人のアイドル、リン・ミンメイが教えた言葉の一つに『冗談』というのがある。これが『本気ではない』という意味だと作中、ブリタイが言っている。
で、作中頻出するキーワードが『やっく・で・かるちゃ』。

パンダ
らんま1/2』(高橋留美子・作)に登場する、目付きの悪いパンダ。本体は、主人公・早乙女乱馬の父・玄馬。水をかぶるとパンダに変身してしまう特異体質。お湯をかけると元に戻る。
ここに登場したフレーズは原作にも実際にあるものを使っている。

狼と虎
既に別項で説明済なので簡潔に補足。 『野球狂の詩』に、北の狼・火浦健南の虎・王島大介という奴が登場する。
いや、だからどうだというものでもないが。

ウルトラマンエース
ウルトラマンエース』は他の兄弟達と異なり、二人で変身する。で、その二人が北斗星司南夕子

おまえはもう死んでいる
北と南と言って、上記の2つ以外でまた思い付いたフレーズ。
北斗の拳』に登場する拳法の二大流派が、北斗南斗

魔術師の呪文実験
某商業同人コミックの主人公が地下迷宮でやらかした事。

エディ君
その地下迷宮の主。登場する名前は違うが、どう見ても彼がモデルである。
因みにヘヴィメタルバンド・アイアンメイデンのマスコットキャラ(笑)である。正体はゾンビだった気がするが。

ボッタクル商店
Wizardry』でアイテムを売買しているお店の世間での呼び名。
正式名称で呼ばれないのは、呼び名の通りだからである。

大異変
同じく『Wizardry』で、魔術師の禁断の術とされる技『MAHAMAN』の事を指す。あるウィザードリィの漫画で見た呪文の日本語名から使っているが、実際に大変異が起きるのは大概プレイヤーサイドだというのは暗黙の了解(嘘10%増量)

エディ・マーフィー
ハリウッド・スター。
何故ここで登場するか文脈を辿れば、『エディ君』はまぁわかる筈。『マーフィー』は、やはり『Wizardry』に登場する、敵ボス並みに有名なキャラクター・マーフィーズゴーストから来ている。

黒い仔豚
らんま1/2』に登場する、目付きの悪い黒豚。本体は、主人公・早乙女乱馬のライバル・響良牙。水をかぶると黒い仔豚に変身してしまう特異体質。お湯をかけると元に戻る。
因みに仔豚の時はスカーフ一枚しか身に纏ってないので、その状態でお湯をかぶると・・・。

槍の玄蕃
忠臣蔵』を彩る名脇役の一人。三波春夫氏の歌唱による『俵星玄蕃』にも見られる。
筆者は若かりし頃、TVバラエティ『花王名人劇場』で吉本の層々たるメンバーと三波春夫氏によって演じられたこれを見た覚えがある。特に「先生!」「おお、蕎麦屋か〜!」のくだりだけは鮮明に覚えている。

あーらほーらさっさーい♪
説明の必要性を認めない。
強いてあげるならば、今で言うなら『六門天外モンコレナイト』の『バッチー、グー子〜』である。

ガマ蛙/ヒキガエル
今まで説明がなかったかもしれないので一応書く。
【toad[to'ud]】[名]ヒキガエル

了解。コンバットスーツ…
電送電送電送電送。電送電送電送電送。
いや失敬。
TV映画『宇宙刑事ギャバン』で、主人公一条寺烈が戦う為の武装を行う際のプロセス。とてもではないが0.1ミリ秒では不可能なシーンだが・・・(笑)

謎の爺
ゼピュロスの話になった途端、説明台詞を一方的にまくしたてて一方的に去っていく人物。
おざなりダンジョン』(こやま基夫・作)の、間繋ぎのようなエピソードに登場したキャラがモデル。

お宝鑑定団/良い仕事
テレビ東京系で放送中の人気番組『開運!お宝鑑定団』を指す。その中のレギュラー鑑定士である中島誠之助の名台詞が『良い仕事してますね〜

地獄ヒアリング
地獄耳と言いたいらしい。

13世
スルストの語尾を捕らえての返し。
テレビアニメ『勇者王ガオガイガー』に登場するおちゃらけ系ロボ・『マイク・サウンダース13世』を指す。
語尾が『〜もんねー』となるのが特徴。

ソッチ系
相変わらずどっちなんだかよくわからないが、読者諸氏には大方の見当はついているものと思われる。

馬の耳に3年のって即身成仏疑いなし
馬の耳に念仏』『石の上にも三年』が混ざった上、何故か即身成仏。このあたり、筆者の迷走ぶりが伺える。

超人機/三郎/一郎・二郎/志郎
都市マカルダーでの一幕。
超人機は『メタルダー』、三郎は『ハカイダー』、一郎は『キカイダー01』、二郎は『キカイダー』で志郎は『仮面ライダーV3』である。・・・『ダー』以外に共通点がない。

日光猿軍団
ここに名を連ねなければならない項目とは思えん(笑)

ゲームの戦闘画面では、スルスト・フェンリルと同じ姿の色違いという形でフォーゲルは登場する。
それが何故ネタになるのかわからなければ、実際にフォーゲルに出会って思い至るがよろしい。

機関車トーマス
ラシュディの呪縛から解放されたフォーゲルの台詞を受けてのニーナの台詞。
何度も言うが、SS版では主要なキャラにそれぞれ声があてられている。この台詞は、フォーゲルの声を最初聴いた時、これのナレーションである森本レオ氏が脳裏に浮かんだ為である。

例の順番
寸劇で伝統となっている、いい加減な五十音順。

あの人
次回作『タクティクスオウガ』に登場する、あるキャラクターの所有する武器の出所がダルムード砂漠である事を言っている。
だからといってあの人は出てこない。


Part6

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