バダム卿の手記

勇者シャルのゼテギネア放浪記・ネタ帳
-Part7-

【放浪記】において、非常に内輪受けしかしないと思われる箇所を、ゼノビア龍虎武神隊初代隊長バダム=ダイナー卿の手帳を元に説明いたします。


●臆病な 君のヒトミが 佐渡を呼び●

ティコ
アニメ映画『七つの海のティコ』を指す。
何故これがでてくるかというのは…『ライの海』の元々がQueenの『Seven Seas of Rhye』からきており、和訳するなら『ライの七つの海』である事。
ところが筆者はこの作品を見た事が無いらしい。

どっかのオレンジ色のぬいぐるみ
タルトと聞いてうまそうと言ったナイジェルに対するバダムの台詞。
TVアニメ『カードキャプターさくら』に登場する封印の獣・ケルベロスの仮の姿を指している。甘いものに目が無い。
作中、タルトが頻繁に出てくることから、その後の会話に繋がっている。

アラゴアス
一応説明しておく。
ポルトラノが今いるのはセルジッペであり、アラゴアスは神聖都市でなく自由都市である。
これはSS版に移植したリバーヒルのミスではなく、クエストが発売した初版からずーっと続いている記述である。PS版は知らないが。

謎の爺
筆者が師事する人物の一人。

カント寺院
RPGゲーム『Wizardry』の寺院の呼称。
死亡したキャラクターは言うに及ばず、灰(Ashed)状態のキャラクターすら再生してしまう脅威の能力を持つ寺院だが、恐ろしいほど高額な報酬を要求する生臭坊主の溜まり場。

マントラを唱えよ
RPGゲーム『Ultima』シリーズから。
徳の神殿において、瞑想する為に唱える必要のあるもの。8種類の徳にそれぞれ異なるマントラが存在する。UltimaOnlineではどうなのか知らん。知る気もせん。

どっちだかよくわからないボケ
日中で錯乱しているバートンの台詞「麿はぬりかべではおじゃらぬぞ」を受けてのバダムの台詞。
麿』『おじゃる』をキーワードとすれば、当然の如くNHKアニメ『おじゃる丸』の主人公・坂ノ上おじゃる丸が上げられるが、実はこれではない。
それはこの後のバートンの台詞「竜巻蹴足〜」で判明する。
これは漫画『リベロの武田』に登場する蹴鞠の上足・球小路菊麻呂の必殺技である。これも同様に『麿』『おじゃる』をキーワードとしている。

スルストの押入り口上
命ラック…命運
アダルトちっくに観念したまえ…おとなしく観念したまえ
ランドセル…ランドルス
最早でたらめを通り越している。

うわーんルバローン!反乱軍がいじめるよーぅ!
錯乱したランドルスの台詞。万が一を考えて解説する。
ルバロン→ドラえもん、反乱軍→ジャイアンに置き換える。

あっ、ごめんなさいごめんなさいっ!
ランドルスの台詞。
光栄CDドラマスペシャル『三国志満漢全席スペシャル』内『僕たちの主張〜献帝編〜』において、曹操を恐れる献帝がその気配を感じて言う台詞。
因みに声:佐々木望。筆者がいたくお気に入りなシーンとセリフ回しである。

『ワールド』で割り込み
シャルの台詞。
トレーディングカードゲーム『Magic:the Gathering』で、相手のカードの行使に対して自分のカードの行使を割り込ませる事で、相手の手を無効化するなどの効果をもたらす為のもの。ラストイン・ファーストアウト式処理。
因みに巷で評判の『遊戯王』は基本的にはこれをパクッたもの(既に新境地を開拓しており別物である)だが、現在では何故かこっち側がパクリ疑惑をかけられている。

タイトルが絡んでくるような展開
元々ランドルスをM仕立てで書き進める予定であったが、途中の悪乗りが削るに削れなくなり断念したのである。
…それならタイトルを変えればいいものだが、既に公開してしまっているのでそれも好ましくないと判断した筆者の謝罪文であろう。

合い言葉は無責任!
シャルの「行ってみよー♪」を受けてのバダムの台詞。
「行ってみよー♪」は、TVアニメ『無責任艦長タイラー』(吉岡平・原作)で、主人公ジャスティ・ウエキ・タイラーがよく使う台詞で、CD『無責任艦長タイラーMUSIC FILE.4 GADENINSUI』において『T.Y.L.O.R そよかぜダイヤル・合い言葉は無責任』という連作のタイトルコールがこれである。
言うまでもないが、この作品は植木等が平等(たいら・ひとし)を演じた、映画『無責任シリーズ』からきているものである。


●反乱軍 証求めて 迷走す●

大回転マダム/四千マグナム
TVアニメ『勇者王ガオガイガー』に登場する忍者系ロボ・ボルフォッグが、ガングルー・ガンドーベルと合体(三位一体)した、ビッグボルフォッグの必殺技。
註:正確には『大回転魔弾』『4000マグナム』。殊に大回転魔弾は、筆者には最初こう聞こえたらしい。

「世の中に、偶然はない」「あるのは、必然だけ」
TVアニメ『カードキャプターさくら』に登場する、魔術師クロウリードの持論。
この世の中で起こる事は全て必然をもっている、という説。因みに作品世界では絶対偶然ではない事が知れている事に対してのみこういうセリフが使われる。

ファイナル宅急便
シャルの台詞。
ファイナルと銘打ちながら続々と続編が登場するゲームを指しているが、ここではちゃんとファイナルを迎える。

トウェンティファイブ
シャルの台詞。
光栄のドラマCD『三国志満漢全席スペシャル』の幕間CMにおいて発表された架空のゲーム『三国志25』の事。
三国志の登場人物による格闘ゲームで、きっぱり『開発していません』と断っていたが、それは『つくるわけねーだろ』という意味ではなく、後に消費者の苦笑を招いた。
が、実はこの部分がきっかけでプロジェクトが立ち上がったというのは公然の秘密。

おとーさん
女神フェルアーナの台詞に登場する。
言うまでもなく、『聖なる父』の事で、決して漫画『宇宙家族カールビンソン』に登場するおとーさんではない。

つのつの
バダムが湖に飛び込む際に残した台詞。
察しの良い方は、飛び込んだ時の擬音が『ざっぱ〜ん』なので、やるんじゃないかと思っていた人もいるのではなかろうか。
期待には添わなければならないという、筆者にしては珍しい配慮らしいが、配慮が配慮になってない事には気が付いてないらしい。
因みに『タクティクスオウガ』に登場する賞金稼ぎ・ザパンを指す。なぜつのつのなのかは、おそらくその海賊風兜にある。

亀仙人スタイル
ウォーレンのいでたち。
漫画『ドラゴンボール』(鳥山明・作)に登場した、強い爺さん・亀仙人のイメージを言う。
アロハ・短パン・サンダル・サングラス。そして背中にまわしている麦藁帽子と杖。似合いそうである。

「か、絡み酒とはドンノウでしたネ!エビバデ、プッシュつけるデーッス!」
スルストの台詞。
ドンノウ…Don't Know→知りません(のつもりらしい)
エビバデ…everybody→野郎ども
プッシュつける…押さえつける
に置換すれば立派に意味が通じる。

『お噂はかねがね』関連
アヴァロン島の教会の人とバダムとのかけあい。
光栄のドラマCD『三国志満漢全席グレート』の『突然レポーター〜孔明をダマせ!ギックリTV編〜』の最後で、孔明劉備が交わす台詞。
孔明→バダム、劉備→教会の人という役割。
これは実は声優役のその当時の実際の状態を使っている…かは定かでない。

殺意の波動
カプコンの格闘ゲーム『ストリートファイターZERO』シリーズに登場する、脅威の格闘能力。

シベリアの海の底に潜る
漫画『聖闘士星矢』(車田正美・作)における主人公側の氷河(キグナス)の日課。母の墓参りとでも言うか。
氷河の母は海の底に沈んだ船の中に、溶けない氷漬けになっている美しい女性。因みに、筆者はこれをアニメ版でしか確認してないらしい。
で、何故これが出てくるか。氷河は母の形見であるロザリオを持っている。

お父さん
ポーシャの父親を指す。ゲーム中には登場しないが、死んだと明記されてはいない。
当寸劇中ではフットが暗殺に向かったという記述があるが、実はフットがポーシャの父親を無事に保護したという裏設定に基づいて話が進んでいる。ええ加減な(笑)

その『あ』ちうのを1としようか/やめんか
一について』(筒井康隆・作)に登場するフレーズ。
故あって、これ以上詳細は書けないもの。

マジーン、ゴー!
雄叫びを受けての台詞。
TVアニメ『マジンガーZ』の主題歌・『マジンガーZ』のイントロ中の歌唱必須項目
雄叫びとは歌手・水木一郎が主にそのアニソンで使う技法で、文字どおり叫ぶ様に歌う部分。因みに『OTAKEBI』と記述する。

オジサマ
ボーグナインがフォーリスの元を訪ねていったという証言を元に作り上げた設定。事実関係は一切知らぬ。

一度聞いたら忘れられない喋り方
アイーシャがボーグナインに対していった台詞。
SS版ではイベントキャラそれぞれに声がついているが、こんな喋り方だとは筆者も想像だにしなかったらしい。

日の丸ハチマキ
シャルの「サクサク行くぜ」を受けての台詞。
SNKの格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズに登場するムエタイチャンプ・ジョー東のラウンド開始時の台詞。『3』にあるのは確認しているが他は不明。
ジョー東のいでたちが『トランクス』『日の丸ハチマキ』である為に使われたもの。

ピックポケット
テーブルトークRPG『D&D(R)』で、シーフ(盗賊)の特殊能力。言うなれば『スリ技能』。
が、応用範囲がかなり広く、手先の器用さを求められる判定に利用される事が多い。もちろん修正値はマスター次第で変わるが。

大江戸捜査網
TVドラマ時代劇。どっちだ(笑)
旗本寄合席内藤勘解由配下の隠密同心達の活躍を描いた作品。主人公格・十文字小弥太に杉良太郎を使っている。『死して屍拾う者無し』というナレーションは有名。
シリーズ作品となり、里見光太郎(伝法寺隼人)、松方弘樹(左文字右京)を主役として続いた。それら全てに必ず『同じく、井坂十蔵』と、名乗り二番手に甘んじる瑳川哲朗がいるのは面白い。

カーバンクル
十二使徒の証と間違えてクリスが出した生命体。
コンパイルの落ちものゲーム『ぷよぷよ』に登場するキャラクター。

シグルドでの騎士団とフォーゲルの台詞
光栄のドラマCD『三国志満漢全席グレート』の『1時限目・世界史』シーンをもろに流用している。
フォーゲル→世界史教師・関羽、騎士団→生徒達、アイーシャ→荀或教頭
因みにバダムの「どこかで〜」、天の声の「わらべ」もこの『三国志満漢全席』シリーズに収録されている。


Part8

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