勇者シャルのゼテギネア放浪記

〜第1話〜
ヴォルザーク城お三度参り

(ウォーレンの城)

なんやかやで、取り敢えずウォーレンの城へ突入することになったシャル率いる愚連隊
行く先は長いというのに、第一話に突入するまでにこんなに時間がかかっていては意味がないのではないか?という疑問がどこからか出てきそうですが馬耳東風としてきましょう。

それでは、シャルのウォーレン退治のはじまり〜♪

ウォーレン
「退治…?」
天の声
逃げるなッ

○最初の行動○

シャル
オベロ海に浮かぶヴァレリア島…
天の声
「ゲームが違う」
(ぺこっ)
シャル
「どーして、こんなチンケな島に来なくちゃいけないのようっ!」
クリス
「深く考える必要はなさそうですが」
そんなことしている内に時間が経過していく。
ナイジェル
「どうやら放っておいても敵は出てこない様だな」
バダム
「では、取るべき道は僅かだな」
そう、ウォーレンの城では帝国軍が登場しません。ここは練習ステージとして位置づいています。マニュアルを読んでいれば進め方が懇切丁寧に書いてあります。
取り敢えず、目的地としては最初に〔BOSS!〕表記されたウォーレンのところへ直行するのが常道ですが、『ジジイの戯言には付き合っておられん!』という性急な方は、直接【ダスカニア】【教会】、はては【ゼルテニア】を解放しておいて、ジジイをフクロにするというのも悪くはないでしょう。
が、まあ今回はウォーレンの待つ【ヴォルザーク】に直行しましょう。


○ウォーレンの指導○

ウォーレン
「わが城へようこそ。…」
一同
以下略ッ
ウォーレン
「数少ない出番というのに…」
シャル
「ごたくは後でじっくり聞いてあげますわ、オ・ジ・イ・サ・マ♪」
ウォーレン
お星様にお願いしましょう」
ニーナ
「パクんなジジイ」
ウォーレン
「ジ…。まずはこの島の都市や教会を解放して下さい」
バダム
「任務了解」

○解放○

というわけなので、まず近場の教会を解放しに向かいます。
シャル
ジャスティスかぁ…。ま、いいけどね」
バダム
「見ろ、あんなところに剣が石に刺さっているぞ」
ナイジェル
エクスカリバーか?」
シャル
「ナイス発見!うりゃっ!(ずぼっ)」
ニーナ
「…いとも簡単に抜けたわね。錆てんじゃない?」
教会の人
「それは『ソードオブミカド』ですな。」
シャル
「え〜〜〜?いらな〜い、そんなの〜」
ぼかっ
シャル
ぐーでぶったーっ!
クリス
「まぁ、取り敢えず貰っておきましょう」
シャル
「そーねー。ジイサマ斬るのにちょうどよさそう」

兵士
「いかがなされました?」
ウォーレン
「いや、…何やら寒気が…」
天の声
「難儀な奴め」
−★−★−★−★−★−

貿易都市【ダスカニア】を解放。
シャル
サン!」
バダム
「おお、真昼に戻っていく…」
クリス
「実際問題、タロット一枚で時を操作されては生活に支障が出ると思いますが」
ニーナ
「カードだけの今の内はまだいい方ね」
ナイジェル
「意味深なことを言うなぁ」
天の声
「知ってるくせに(妖笑)」

○ウォーレンの指導・再び○

さて、島の都市・教会は全て解放したのですが…。
ウォーレン
「解放した拠点に…」
一同
「いってきまーす」
ウォーレン
「まあまあ。お茶くらい飲んでいきなさい」
シャル
わーい♪
解放した拠点に戻ると、話の内容が変わっていることがあるという事を言いたいらしいですね。
そしてまたウォーレンの元へ。
ウォーレン
「ランスロットにお会いなさい」
ニーナ
「きゃ〜♪ランス様〜♪」
シャル
鬼畜王?
ごがっ
シャル
った〜〜いっ!
クリス
「今のはちょっとまずいですよ」
ニーナ
「さぁ、気を取り直してゼルテニアへ急ぎましょうッ!」
バダム
「語尾の『ッ』がポイントだな」
天の声
「シンボルマークの様なものだからな」

○隠れた都市と騎士○

全体マップを眺めてもすぐにわかりますが、どうにも不自然な空間がこのマップには存在しています。
その内の1つ、北東の島に【ゼルテニア】はあるといいます。
島の中央辺りに目印の旗を立てて移動しましょう。
ランスロット
「よし、君の力を認めよう」
シャル
「なんにもしてませんけど」
ランスロット
細かい事を気にするな
ニーナ
「ああっもう堪りませんわ〜♪」
ナイジェル
「何だ、このイッちゃってる奴は」
ニーナ
らぁぁいとにんぐぅぅぅッ!(ずたーん!)」
(ナイジェルに雷撃が直撃)
ナイジェル
「ぐほ。しかし2度目ともなれば、多少免疫ができるようだな」
バダム
「おお、これが有名な諸星あたるの法則か」
クリス
「なんですかそれは」
なんでしょね。


○クリア日数○

さぁ、そろそろもうやることはないでしょう。早速ウォーレンのもとへ…
シャル
「ちょっ、待ちなさいよ!」
天の声
「何だ?」
シャル
目標クリア日数までまだ間があるじゃないの」
クリス
「貰うものはちゃんと貰わないと、後で困りますからね」
バダム
「任務了解。待機。機動力が10になりました
ナイジェル
「いつの時代の話だ、それ」
そう、マップには目標クリア日数というものが存在しています。これはSS版でようやく隠し要素から日の当たる場所に出たものです。
実はこの目標日数を超えた後に決算を迎える毎に、CFが−1されてしまう仕組みになっています。
今回の場合は一回も決算を迎えていない為CFが下がるという事はありませんが、解放した都市からの援助金を貰うことができません。援助金は今後の反乱軍を支える大事な軍資金なので、貰えるだけ貰っておきましょう。

一度クリアしたステージからは、二度と援助金は貰えなくなってしまうので要注意。
軍資金は何かと必要です。あざとい位で丁度良いと考えましょう(笑)


○派遣とボス戦○

こうして2度の決算を迎えた後、シャルが行動を開始します。
ニーナ
「呼ぶのね♪」
シャル
「うん、折角だからね。私ばかり試されるのは気に食わないし」
こうしてランスロットは、単身、前線に赴く事になりました。
シド
単身赴任ですな」
ランスロット
「イヤな響きだな…」

ランスロット
「私の力を試そうという事かな?」
シャル
「うん。私だけ試すのは不公平だと思うだしょ?」
ランスロット
「確かに一理あるが…。それで、私はどうすればいいのだ?」
シャル
「ウォーレンを弱らせて来てちょうだい♪」
ランスロット
「トドメは刺さなくていいのだな?」
シャル
「そーよん♪幕引きはやるから」
ランスロット
「引き受けた」

ウォーレン
「どうやら、戦いの準備が整った様ですね…おや?」
ランスロット
「準備は出来ているぞ、いざ!」
ウォーレン
こっ、これは…?

シャル
初期ALIがちょっと低いのよね〜私」
ナイジェル
「確実にとどめをささないと、あがらないからなぁ」
ニーナ
いや〜ん、そんな端役に使っちゃダメ〜」
バダム
「困った奴だのぅ」

ランスロット
「幕引きは任せたぞ」
シャル
「じゃあ、みんなと一緒にいてね♪」
ランスロット
「…一人で行くのか?」
シャル
「そーよ♪あなたも一人だったじゃない。今度は私の番だからね」
ランスロット
「そうか…ではお手並み拝見といこうか」

クリス
「賢明な読者諸氏はお気づきでしょうが、ランスロットが戦った後なので、レベル1の彼女一人でも簡単に引導を渡せるのです」
バダム
「計算高いですねぇ。女は恐いですねぇ」
ナイジェル
「誰に喋ってるんだ?」

○クリア!○

ウォーレン
「お見事でした。みなも、あなたの力を認めたことでしょう」
シャル
「みんなありがと〜♪」
バダム
「猫娘ですな」
ニーナ
「な〜にそれ」
ウォーレン
「さあ、ゼテギネア帝国を倒すまで共に命をかけて戦いましょうぞ!」
ナイジェル
「おっしゃあ〜ッ!」
クリス
「花火、花火〜♪」
ニーナ
「た〜まや〜〜ぃ♪」

こ、このステージにこんなに書く事あったっけ(死)
まぁ、ご愛敬という事でご勘弁ください。

さて、見事ウォーレンを倒してその愉快な仲間を手に入れたシャル。
次はいよいよ帝国軍との初対決だッ!これもやはり語尾『ッ』がポイント。


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〜第2話〜
筋肉ダルマと堅物の狭間で

帝国軍との初戦闘に、シャル達反乱軍はどう挑むのか?


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