勇者シャルのゼテギネア放浪記
〜第9話補記〜
伝説と魔女マンゴー
(カストラート海・後記)
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反乱軍はまだカストラート海にいます。
攻略中に気になる単語がいくつか登場していた為です。
●天界の三騎士●
伝説に登場する彼等が、本当に実在するのか。また、実在するとして彼等の協力を求める為にはどうすればいいのか。
こうした情報が欲しいところです。
●魔女マンゴー●
伝説を知る魔女、このカストラート海のどこかにいる筈。
○情報○
- シャル
- 「……ロクな情報がないわね〜」
- ニーナ(ヴァルキリー)
- 「えーと、今集まっている情報は…なんだ、何もないのと同じじゃない!」
- ナイジェル(ナイト)
- 「お、シャル。ジャービスでマンゴー婆さんの居所がわかったぜ」
- シャル
- 「どこなの?」
- ナイジェル
- 「ビパオアだ」
- クリス(ナイト)
- 「…って、マンゴーさんが居たって言ってたとこじゃないですか」
- ナイジェル
- 「お?そういやそうだな」
- バダム(ナイト)
- 「結局はモトサヤというわけか」
さてこのステージですが、クリア後の都市からもたらされる情報はほぼ皆無です。
重要なのはやはりマンゴー。
…そいえば、どこかにマンゴという名の都市があった様な気がしたのですが…?どこだっけ?
○マンゴーとの面談○
最も離れた島に、【ビパオア】は存在します。情報を仕入れるのも楽ではありません。
- マンゴー
- 「わしは大陸一美人とウワサされる魔女のマンゴー様じゃ!」
- (一同すっこけ)
- ランスロット(ナイト)
- 「ど…どこでそんなウワサが流れているんだ…」
- マンゴー
- 「まぁ、歳は食うちょるが、若い頃はそりゃもう…」
- ギルバルド(ビーストテイマー)
- 「わかった婆さん、もーいー」
- マンゴー
- 「なんじゃと?おぬしも爺ィの分際でよくもほざきおるわい」
- ギルバルド
- 「…そーいやそーか」
- カノープス
- 「納得すんなよ」
- ランスロット
- 「ともかく、聞きたい事があるのだ」
- マンゴー
- 「おおッ、久々にピーンときたぞい♪えぇ男じゃのぅ〜おぬし。ワシももうちょびっとだけ若ければ、放ってはおかんところじゃが…」
- ニーナ
- 「ん〜さすがランス様、私の様なうら若き乙女から老婆までとは幅が広い」
- シャル
- 「のみならず、最近ではアッチの方面にも興味がおありとか…」
- ニーナ
- 「いや〜ッ!そんなの絶対ダメ〜ッ!!」
- ランスロット
- 「勝手なウワサを立てるな!」
- マンゴー
- 「まぁ、よいわ。さて、何が聞きたいのじゃ?」
魔女マンゴーは、昔に起ったと伝えられているオウガバトルの伝承と、以前から情報が出ていた天空の島・三騎士の事について語ってくれます。いままで漠然としか知られていなかった事に対する情報なので、これによって物語の全容が少し見えてくるというものです。
- マンゴー
- 「…という話じゃて」
- ランスロット
- 「ど、どういう話だって?」
- マンゴー
- 「詳しくは多分、誰かが書いておる筈じゃ。何せ発売から随分たっておるのでなぁ…ウヒョヒョヒョヒョヒョ♪」
- シャル
- 「横着したわねぇ〜」
- 天の声
- 「合理的といえ、合理的とな。ムヒョヒョヒョヒョ♪」
- マンゴー
- 「ウヒョヒョヒョヒョヒョ♪」
- 天の声
- 「オヒョヒョヒョヒョヒョ♪」
- ニーナ
- 「なんか、フィーリングがあっているみたい」
- ランスロット
- 「こういう『類』もあるのか…」
○トケラウにて○
カストラート海の今後については、各都市や教会で色々意見がでている様です。
- シャル
- 「共存に努力する派と、どだい無理派、といったところね」
- ニーナ
- 「まぁ、こういう結果が出るのは大体予測できたわね」
- ランスロット
- 「…無理もあるまい」
- ギルバルド
- 「ところでアイーシャはどこへ向かったのだ?」
- シャル
- 「海峡付近の拠点に行ってるはずよ。もう戻ってもいいはずだけど…」
ではそこいらへんを追ってみましょう。カメラさん、…あ、音声さんかな?
- アイーシャ(プリースト)
- 「やはり、急に言われても無理なのでしょうね」
- カノープス
- 「まぁ、仕方が無いって。今までやってきた事は事実として受け止めないといけないんだしな…」
- アッシュ(ナイト)
- 「後は…トケラウじゃな」
- 町の人
- 「…いやぁ、そーいわれてもなぁ」
- アイーシャ
- 「……確か、ここには人魚の肉を食べたいとおっしゃっていた方もいらっしゃったと思いましたが…」
- 町の人
- 「ん?まぁ、なぁ…。しかし、食べてしまっていたのはしょうがないだろ」
- クリス
- 「過去の話は今更どうしようもありませんからね」
- 町の人
- 「だろ?要は今後どうするかってことさ」
- アイーシャ
- 「私たちの手で、変えていける事なのでしょうか…」
- ニーナ
- 「アイーシャ…」
- 男
- 「うぉっ?なんだ、反乱軍じゃねぇか。驚かすなよ」
- ニーナ
- 「…ありゃ?どう?人魚は捕まった?」
- 男
- 「なんだ、あン時の奴か…。そう簡単に行くわけないじゃないか。お前らが余計な事したばっかりに周りが人魚との共存問題でウルサイんだよ。お陰で下手に手出しができねぇとくらぁ。全く冗談じゃねぇぜ」
- アイーシャ
- 「…何が冗談じゃないの?」
- 男
- 「何がって…お前らのせいで大っぴらに人魚を探せねぇって事よ。おまけに捕まえても食えねぇんじゃ意味がねぇ、って事だよ」
- カノープス
- 「それはお前が人魚を食べる目的でいるから周りがウルサイんだろ」
- 男
- 「チッ……別にいいじゃねぇかよ、人魚食ったって。人間食ったわけじゃないんだぜ?」
- アイーシャ
- 「…あなたはッ!!」
- (アイーシャが手を振り上げるが、何者かに掴まれる)
- アイーシャ
- 「…アッシュさん……放して下さい!」
- アッシュ
- 「アイーシャよ、おぬしの手は人を殴る為に振るうものではない筈じゃ…。どんな時にも人を慈しむ心を忘れてはならぬ…母上もそう仰せになられていた筈じゃ」
- アイーシャ
- 「でも…!」
- 男
- 「そ…そういうこったよなぁ。慈しみの心!俺を殴ったって人魚狩り自体はなくなりゃしないんだしよ」
- (アッシュが右拳で男の顔面に一撃を食らわす)
- カノープス
- 「アッシュ!!」
- (吹っ飛んでいく男。尋常なケガでは済みそうもない)
- アッシュ
- 「それに、おぬしのか弱い平手程度では、ここにいる者の気持までは乗せる事はできんぞい。がっはっはっは!」
- クリス
- 「…だからって、一般市民に利き腕で、しかも手加減抜きってのは…」
- アッシュ
- 「なんじゃ、手加減してやれたのかおぬしは。優しい奴じゃのぅ♪」
- カノープス
- 「ま、いっか。そろそろ行くか?」
- ニーナ
- 「そーね。用事も済んだし」
- アイーシャ
- 「(はっ)こっ、この人は…?」
- カノープス
- 「アイーシャ、いいか?世の中には人の手を借りるのを良しとしない野郎もいるんだ。放っておくのも、また慈しみってもんだぜ?」
- アッシュ
- 「なかなかわかっておるではないか。さすがにそこらの若造とは違うのぅ」
………………。
失敗(死)。
へんなまとまり方しちゃったねぇ。
…まぁ、私には少しばかりマジメな話は書けないという事がよくわかるという点でこれはある意味成功なので、晒します(自爆)。
しかし、あのセリフには反乱軍の誰かがきっと反応した筈。人魚たちの未来の為に戦って散ったポルキュスの為にも…。
- ポルキュス
- 「ちょっと…勝手に殺さないでくれる?」
- 天の声
- 「うわっ!なんでアンタいるの、ここに?」
- ポルキュス
- 「隠遁してるだけよ。反乱軍が帝国を倒すというのなら、それからでも遅くないんだし。でも、今はまだ完全には信じてないのね。だからこうやって木の陰から見守ってあげるわ♪」
- 天の声
- 「う〜ん。なんてこったい」
- ポルキュス
- 「でも、ちょっと嬉しかったり…ね」
- 天の声
- 「?…アイーシャかな、アッシュかな」
- ポルキュス
- 「うふふ…さぁね♪」
さぁ、わけがわからない事になってしまってどうやら本人は失敗した的な事と思ってたりなんかしちゃったりしてございますのですが、ともかく反乱軍はポルキュスに木の陰から見守られつつ先に進みます。いざ帝国へ。
ここで結構分岐が発生しているのですが、取り敢えず先に登場していたものの順に進むということにしてディアスポラに向かいます。
さて、ここに待つ帝国軍はどの程度の強さなのでしょう?
そして帝国軍の指揮官は…?
帝国の流刑地であるこの地を統べる支配者は…?
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