天空の三騎士の内、二人までを仲間にする事に成功した反乱軍。シグルドには進めないというわけで、再び地上へと戦場を戻します。
- ニーナ(ヴァルキリー)
- 「久しぶりに大地を踏みしめてるって感じ〜」
- バダム(ナイト)
- 「『大地に立つ』…これは鈴○洋孝あたりを呼ばねばならんな」
- ナイジェル(サムライ)
- 「誰だそれは」
取り敢えず、分岐はいくつか残っていますが、反乱軍はここ『バルモア遺跡』を戦場に選択します。
- ランスロット(ナイト)
- 「語弊のあるいいまわしの様な気がするが」
- カノープス
- 「そーか?」
- アッシュ(パラディン)
- 「若いのに気苦労が多い奴だな。その内ハゲるぞ」
- ギルバルド(ビーストテイマー)
- 「俺はハゲじゃねぇ〜っ!」
- シャル
- 「必ずアレが出てくるねぇ…」
- 天の声
- 「お約束だ」
- バダム
- 「そんな約束はしていない」
ともかく、バルモア遺跡に到着した以上、ここのボスを倒さないわけにはいきません。何故なら、途中で退却したら民衆の支持率が下がるからです。…なんか日本の政治家みたいで嫌だなぁ。
反乱軍は常に勝ち続けなければならないのです。
○基本構想○
縦に長い!
このマップ『バルモア遺跡』は、『カストロ峡谷』の様に長い作りになっています。あっちは横長ですが。
気になるのが川。水上クラスによる襲撃も予想されますが、幅が細いので大して意識する必要はないでしょう。迎撃部隊は配備しておくのが吉ですが。
肝心の【バルモア】は離島に位置している為、陸上ユニットでは移動がつらい。という事は、あちら側には飛行ユニットが多いのだろうか?冷静に予測衝突位置や戦線の予測移動ルートを考えると、飛行ユニットは大して意味がない様な気もする。どの道こちらには高速飛行部隊を派遣する準備を整えているから関係ありませんし。
さて。派遣は【バルモア】手前を目標とした前線構築×4・北上×3・西進×3。シャル部隊は今回、西進部隊に編入します。
○長征の途○
さて。いよいよ進攻を開始した反乱軍。出だし好調(当たり前)
- アッシュ
- 「…ええのう。わしらは一体いつ出撃させてもらえるんじゃろうなぁ?」
- ガッシュ(パラディン)
- 「団長殿…それは言ってはなりません」
- ラッシュ(パラディン)
- 「ハイキングにでもいきますかな。ヒマですし」
- アッシュ
- 「そーじゃのー」
- ラウニィー(フレイア)
- 「ざけてんじゃねーぞ、このボンクラ共ォ!」
- ガッシュ
- 「まあまあ。長い戦争です故、たまには息抜きも必要です」
- ノルン(ヴァルキリー)
- 「息抜きの合間に戦争やってる様な連中にいわれる筋合いはないわ」
- ラッシュ
- 「む?そういえばそなた等は一体なぜここに?」
- ノルン
- 「…調整です」
- アッシュ
- 「なるほど、並み居る敵をバッサバッサと切りまくったわけじゃの」
- ノルン
- 「…神よ、お許し下さい。決してこれは私の本意では…」
- ラウニィー
- 「たかだか5〜6人ブッチしたくらいで大袈裟な奴だなぁ」
案の定レベルが高くなってしまっている連中は今回もベンチウォーマーです。
さて、前線の方ですが。
こちらはさっぱりアタリが出てきません。帝国軍の方も移動に手間取っている様子です。となれば、やはり飛行部隊の数はさほどではない筈。後は、夜のお仕事の面々にお願いするのみ。
- バートン(ヴァンパイア)
- 「昼間でも貴様は呼び出すではないか。甚だ不快に思っておるぞ」
- 天の声
- 「ええやんか、お前ほど優れた防壁はないんだから」
- バートン
- 「麿に血を吸わせよッ!それもとびきり上等な処女の生き血をッ!」
- ラウニィー
- 「…誰かに呼ばれた様な気が」
- ラッシュ
- 「電波に90ゴート」
- アッシュ
- 「ただのカン違いに100ゴート」
- ガッシュ
- 「よる年波に130ゴート」
- アッシュ
- 「それがあったか〜」
- ラウニィー
- 「なにをやってやがるテメェ等ッ!」
- ノルン
- 「聖なる騎士…既に任命基準がおかしくなってたんじゃぁ…」
言うてはならんことを(笑)
それはさておき。
夜にさしかかろうとした頃、前線は戦闘状態に突入しました。
○敵なし○
夜の戦闘となれば、レベルがバカの様にあがっている連中の独壇場でした。
- バートン
- 「馬鹿とはなんだ無礼者め」
北西、【バルモア】へ一直線に向かっている飛行部隊がやはり最初の戦闘を起こしました。北上した部隊も敵部隊と衝突します。
西進部隊は少し待機しています。行き過ぎると帝国軍がこちら側へ分遣するので、レベルが若干心もとないこの部隊は暫く待機させます。
ヴァンパイアであるバートン率いる部隊は、ウェアウルフ×2とレイブン、ゴエティックという編成。全体攻撃がゴエティック一人というのはあまり強い編成とはいえませんが、受けるダメージ量が少ないので負けるという事が少ないのです。
後方には、プリーストを編成した部隊も待機していて、いつでも回復用に編入出来ます。
- シャル
- 「どうやら死神が完成の域に近づいているようね」
- フィフス(ウィッチ)
- 「楽でいいんだけど、ゲームとしての楽しみは阻害されそうな…」
- アイーシャ(プリースト)
- 「血で血を洗う戦いは、容認されてはいけないもの…こんな戦いは、一刻も早く終わらせなければなりませんね…」
- アッシュ
- 「ならーん!わしの出番がのうなるではないかーッ!」
- シャル
- 「のわーっ!どこから涌いて出たジジイ!」
- アイーシャ
- 「あなたのような人がいるから…!」
- アッシュ
- 「ザクとは違うのじゃーッ!」
- バダム
- 「セリフが全然違いますセンセ」
- フィフス
- 「い、いつのまに…」
- アイーシャ
- 「怨霊退散ッ!」
- アッシュ
- 「ギャア―――ス!!」
- シャル
- 「そろそろジイサマもストレス溜まってきたみたいねぇ」
- 天の声
- 「全く、1ステージも持たんのか、あのジジイは」
- アッシュ
- 「若造、男というのは常に戦わねば自分の存在の価値を見失ってしまう動物なのじゃ。精進せいよ。がっははははは!」
- 天の声
- 「…何の話しだ」
- アッシュ
- 「というわけで参るぞ、ガの吉、ラの助!」
- ガッシュ
- 「ははッ!お供つかまつります!」
- ラッシュ
- 「準備万端。ではいざ!」
- アッシュ
- 「はいよーシルバー!」
- (音速で前線にまっしぐらのアッシュ騎士団)
- シャル
- 「…やられた」
- 天の声
- 「納得すんなよコラ」
- アイーシャ
- 「元気な事は喜ばしい事ですわ。…度が過ぎるのも困りますが」
○石像と『ひかりのベル』○
戦闘の方はアッシュ達『無人の野疾駆騎士団』にまかせるとして。
都市や教会を解放したときに聞いた話しによると、ここらはドヌーブ王国と呼ばれていたらしい。そしてここでは『サラディン』と呼ばれる人物の教えが根強く広まっている。
この地方の都市には入り口にサラディンの石像をたてているものが幾つか存在します。その石像は希代の彫刻家・バルカスという人物が作成したものだとか。しかし…
- ウォルター(ナイト)
- 「そのバルカスの弟子とかいう奴がいうには、バルカスは石にされてしまったサラディンを元にあの石像を作ったそうだ」
- ファニータ
- 「つまり、あの石像の中のひとつは、石にされたサラディンという事よ」
- クリス(ナイト)
- 「…でも、石になった人を元に戻すなんて、どうやれば?」
その頃の西進部隊。
- 町の人
- 「ここの宝物殿にはすばらしい宝があるという話です」
- エド(サムライ)
- 「すばらしい宝?何やら胡散臭いな…」
- カラマゾフ(ナイト)
- 「そうあけすけに言わない方が…」
- 町の人
- 「…まぁ、そう言わずに。シャル殿が真の勇者であるならば、きっと見せてさしあげられると思いますが」
- 一同
- 「…『真の勇者』ねぇ…」
その頃の前線。
- シャル
- 「っくし!」
- ランスロット
- 「風邪か?お前がひくとは思っても見なかった」
- シャル
- 「ケンカ売ってんの、それ」
- ウォーレン(ゴエティック)
- 「前線まで出てきて未だに戦ってないから気が荒れておるのですよ」
- ランスロット
- 「ウォーレン!」
- シャル
- 「なんだ、なら赤いジジイと『類』なんじゃない」
- ランスロット
- 「違う!断じて!」
- アッシュ
- 「何が違うんじゃ、わしも混ぜろ小童ども」
その頃の北上部隊。
- カノープス
- 「石化の魔法を解くアイテム?」
- 町の人
- 「はい。『ひかりのベル』と申して、南西にあるカリャオの宝物殿内に保管されていると聞きます」
- ヴォニータ(プリースト)
- 「…その話は、どこかで繋がっているのでしょうか?」
- マーブル(ヴァルキリー)
- 「多分、別ルートの方じゃない?シャルに教えてやらないと…」
- リロイ(バルタン)
- 「ではそれはウチが行ってくるとしよう」
この辺りのイベントは、発生させるのに必要な都市が極端に離れている為、後から移動をさせようと思っても辛い。
順番的には西の【カリャオ】・北の【ワンカイヨ】という順番になると思うので、【カリャオ】を解放した部隊はそのまま駐留させておくと良いでしょう。
これが逆なら楽なんだけどね(笑)
そしてカリャオに戻ったエド部隊。『ひかりのベル』を手に入れます。
- カラマゾフ
- 「…随分簡単に手に入りましたね。真の勇者はどうなったんでしょう?」
- 町の人
- 「そーゆーシステムなんだから仕方ないでしょう」
- トレイシー(ヴァルキリー)
- 「ミもフタもない物言いねぇ」
後はどれがサラディンか…ですが。
○懐石○
タイトルは漢字変換意図ミスですが。
サラディンの石像があると言っていた都市・教会は幾つか存在します。その中の一つが本物のサラディンだという。
- シャル
- 「一番あやしいと思うところを各々指し示してみて」
- (一同、ある教会を指す)
- ノルン
- 「あからさまに他と違う物言いだったからね」
- ニーナ
- 「演出がなってないわ」
- ナイジェル
- 「まぁそう言うなって」
- クリス
- 「では第一の標的は決まりですね」
この時点で反乱軍は前線を完全に構築しきっており、全ての拠点を支配下においていた為、どこに石像があるか全て把握していました。無論、石像についてのそれぞれの拠点の話も全て入手済みです。
そして全員が異口同音に『間違いない』と判断したのが、とある教会でした。行ってみればおわかりになりますが、いくらなんでもあれはあからさますぎます(笑)
- カノープス
- 「これだな。シャル」
- シャル
- 「うん」
- (『ひかりのベル』を使ってみる)
- 石像
- 「……」
- ニーナ
- 「ありゃ?失敗かな?」
- 石像
- 「…ありがとう。…20年ぶりに身体を動かすことができる…」
- ニーナ
- 「あ、びっくりした」
- シャル
- 「サラディン…?」
- サラディン(ゴエティック)
- 「いかにも。妖術師サラディンとはこの私の事だ」
- ヴォニータ
- 「まぁ…20年も石の姿だったなんて…」
- サラディン
- 「単刀直入に言うが、この私を仲間に加えてはもらえないだろうか?」
- (一同スッコケ)
- シャル
- 「見事にはしょったな」
- サラディン
- 「すまんな。ここでの話はゲームでという事で」
- シャル
- 「まぁいいわ。ここで断ったら一人で乗り込まれそうだし」
- サラディン
- 「有難い。感謝しよう、この自然の摂理に」
- クリス
- 「…よ、よくわかりませんが、何となく凄い人みたいですね」
取り敢えず、サラディンを仲間にしました。しかし、真の勇者の判断基準があんないい加減なことでいいんだろうか、と疑問に思えない事もないですが…。
- シャル
- 「ええやんか。進行が楽になるし」
- 天の声
- 「それもそうだな。ゲボハハハハハハ」
- バダム
- 「お、『怪物大王』だ」
- ランスロット
- 「どこから出てきた貴様」
○或る美麗男○
意図変換ミス第二段。
それはそれとして。
このゲームは前線を構築してしまえば後は突撃してくる敵部隊をよってたかって殲滅するだけになるので、部隊運用が異様に楽になります。戦闘そのものは別として。
このステージも既に敵部隊を殆どを殲滅し、残るはアルビレオの部隊のみ。
- ランスロット
- 「ここまで来た以上、少しくらい運動させて頂くぞ」
- シャル
- 「さっさとひっこんでもらえばよかったなぁ」
- ニーナ
- 「じゃあ私もいく〜♪」
- アッシュ
- 「わしを置いて行こうとは、よもや考えてはおらんだろうな?」
- ガッシュ
- 「我々は前座をつとめさせて頂きます」
- ラッシュ
- 「やはりトドメは団長こそ相応しきかと」
- シャル
- 「…言っても聞かないんでしょ?」
- アッシュ
- 「よくわかっておるではないか。好いぞ好いぞ♪」
- ウォーレン
- 「本当ならばプリンセスが欲しいところでしょうが、ここは私も行きます」
- シャル
- 「珍しいじゃない、オジイサマ♪わかったわ」
- サラディン
- 「私も参加させて頂こう」
かくて布陣は完成しました。
前座部隊は前衛を切り崩す為のものとして、白兵戦に長けたクラスを編成。後衛には単体攻撃魔法を行使できるクラスを配置。
殲滅部隊には魔法攻撃を主体に布陣します。ヴァルキリーのニーナは…まぁ愛敬という事で(笑)
- アルビレオ
- 「ようこそ。君達が来るのを待っていたよ」
- マーチン(サムライ)
- 「…なんでござるか、この男は」
- バダム
- 「俗に言う、『茶髪、ロン毛、渋谷系』だろう」
- アルビレオ
- 「勝手に先の話をするなよ」
- ラッシュ
- 「むむっ、彼奴こそが我らが次なる餌食にて」
- ガッシュ
- 「うむっ、まさしく水を得た魚とは言い得て妙なり」
- シド(ゴエティック)
- 「えーからさっさといかんか、ケンカ馬鹿ども」
アルビレオの部隊は、前衛にストーンゴーレム・ブラックドラゴンという実に堅牢な盾を有してます。しかし共に一番の弱点は『神聖系魔法』。
- ウォーレン
- 「ですから、『プリンセス』が是非とも欲しいのです」
- シャル
- 「いないものは仕方がないでしょうが。グダグダ言わないの」
仕方がないので、前座部隊には神聖系の武器を装備させて出来るだけの弱体化を計る事にします。しかし、ストーンゴーレムはほぼ確実に仕留めてしまうので、そっち側に配置をしているキャラには装備させません。
問題は、アルビレオの攻撃を2回も持ちこたえなくてはならない事でしょう。何といってもこやつはレベルが17。卑怯千万甚だしいというものです。
- アルビレオ
- 「美しい者にはいっそ卑怯すらも美徳。罪なものだな…」
- マーチン
- 「…よくわからぬが、取り敢えず斬っておくか」
- (さくっ)
- アルビレオ
- 「ギャー!」
- 天の声
- 「なにをやっておるか馬鹿者」
結局、惨澹たる状態ですが何とか全員生還。敵も全員生きてるけど(笑)、そっちは全く狙いどおりなので問題なし。後続の殲滅部隊の威容は過度なものとなりました。
- アルビレオ
- 「サラディンか…。また会えると思っていたよ」
- サラディン
- 「また転生なされたのか…。相変わらずの様でなによりです」
- アルビレオ
- 「誉め言葉として受けておく事にするよ。それにしても、お前ほどの実力を持つ者がただ老いていくのは見るに堪えないよ」
- サラディン
- 「生命は必ず死を迎える、それが自然の摂理というもの」
- アルビレオ
- 「まったく…。いい加減に暗黒の力を認めてはどうだ?俺達ほどの実力者であれば極める事もた易いぞ」
- サラディン
- 「極めていかがなさるおつもりか。暗黒道の果てを理解せぬわけでもありますまい」
- アルビレオ
- 「愚かな奴だ。暗黒の力を持ってすれば俺達は神をも超越できるぞ!」
- サラディン
- 「その代償というには、民の生命は大きすぎましょう…」
- アルビレオ
- 「…俺には永遠の生命がある。止める事はできないぞ」
- サラディン
- 「なれば共に朽ち果てるまで。私が冥府に導いて差し上げよう…」
- アルビレオ
- 「フッ…まったく酔狂な奴だ」
と息巻いたまでは良いが、実際の所アルビレオの部隊は戦闘開始時点でほぼ壊滅状態です。前座がギリギリの線まで削り取った敵前衛のHPは一撃が入れば確実に致命となるほどの深手、唯一人アルビレオはほぼ無傷ですが、直接攻撃×4に全体・単体魔法、さすがのアルビレオといえども成す術はありません。
最後はランスロットによる一撃で締め。
- サラディン
- 「…」
- アッシュ
- 「浮かぬ顔だの?折角倒したというのに」
- サラディン
- 「いや…。彼にはまさに永遠と呼ぶに相応しいだけの生命があるのです」
- ニーナ
- 「まさか…神様でもあるまいし」
- ランスロット
- 「…だとしても、取り敢えずここの民を救った事には変わりはない」
- サラディン
- 「然り。先の話は先に持って行くのが自然の摂理」
- シャル
- 「浮かない顔してるわねぇ、ウォーレン」
- ウォーレン
- 「は?いや、そのような事は決して…ほっほっほっほ」
サラディンとアルビレオは共通の師・ラシュディを仰ぐ(仰いでいた?)兄弟弟子という設定です。当然、二人の間には会話イベントが用意されています。察知している方もいると思いますが、これは当然サラディンとラシュディの間にも会話イベントがあるかも知れないという伏線となっているます。って、誰でもわかるわそんなもん(死)
ここで掲載した二人の会話は本編のそれとは異なってます。今までも同じだった試しが全くないので誰でもそれは容易に察知すると思いますが(笑)
アルビレオを形容するならば『度し難いナルシスト』。もう少しそんな一面が表現されていてもいいのではないかとも思いますが、そこまでやってしまうと『伝説のオウガバトル』が『伝説のオウガバトル』ではなくなるから仕方がないでしょう。
さて、バルモア遺跡のナルシストを倒した反乱軍。次なる標的は…?
- リロイ
- 「マラノの都で、何か盛大なイベントが執り行われるらしいぞ」
- ウォルター
- 「イベント?何だろう…」
- シャル
- 「決まりね」
- ニーナ
- 「当然」
- ランスロット
- 「…まぁいい。確か、マラノの都といえばアプローズ男爵がいる筈だが…」
- ラウニィー
- 「(ぴくっ)」
- アイーシャ
- 「そういえば、アプローズ男爵は近々結婚するという話もありましたね」
- ラウニィー
- 「(ぴくっ)」
- ノルン
- 「成る程、イベントというのはその事ね」
- シャル
- 「…どうかしたの、ラウニィー?」
- ラウニィー
- 「知っててやってるだろ手前ら」
- アイーシャ
- 「『手前ら』…どうしても納得しかねますわ」
- ラウニィー
- 「仕方ねぇだろうが、地なんだから」
- クリス
- 「あんまりこれに慣れちゃうと、これからゲーム始める人が混乱しますよ」
- 天の声
- 「うるさいなぁ、本人が開き直ってんだから仕方ねぇだろ」
- アイーシャ
- 「まぁ、口調がなんとなく似てらっしゃいますわね♪」
- ラウニィー
- 「やめろーッ!こいつと一緒にすんなボゲー!」
- (ラウニィー嬢、暴走開始)
その頃、舞台袖。
- サラディン
- 「自分を偽らぬその姿勢は、賞賛に値しよう」
- ウォーレン
- 「まことに。これもやはり星の導きなれば」
- サラディン
- 「フッフッフッフ」
- ウォーレン
- 「ホッホッホッホ」
男爵の結婚式で賑わいを見せるマラノ。果して花嫁は…?(笑)
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