勇者シャルのゼテギネア放浪記

〜第16話〜
姫君救出大作戦

(天宮シャングリラ)

さて。ゼノビア王家の皇子トリスタンを〔まぬけ時空〕に引きずり込んだ反乱軍。

シャル
「さしずめ、ラウニィーが『ヘル・マリィ』ね」
ラウニィー(フレイア)
んじゃそりゃあッ!
クリス(ナイト)
「あ、なるほど。『ィ』繋がりですね」
ラウニィー
ク〜リ〜ス〜ッ
クリス
痛い痛い痛い痛いごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ナイジェル(サムライ)
「…後のメンツはどうなるんだ?」
バダム(ナイト)
「いや、そもそも人数が足りてないから成立しないのでは?」
トリスタン
何の話だ、何のッ!
ともあれ、士気も高い反乱軍が次の攻略地に選らんだのは『天宮シャングリラ』。新しく登場したマップであるにも関わらず、何故…?
ノルン(ヴァルキリー)
なに油売ってんのよ、あんたたちはッ!
サラディン(ゴエティック)
「ふむ。既に我を忘れておるな…否、自分の正直な気持ちの現れかの…」
ニーナ(ヴァルキリー)
「わ、私のせいじゃないもん…
ランスロット(パラディン)
「そんな事は取り敢えずどうでもよい。先に行くぞ」
ウォーレン(ゴエティック)
「どうやら感化されておる様子ですな。これもまた星の導きにて…」
アイーシャ(プリースト)
「おさすがですわウォーレン様」
シャル
「…ま、いっか」
ノルン女史の張り切りようときたら尋常ではありません。さてさて、このシャングリラに一体なにがあるというのでしょう?


○基本構想○

天空の島です。とはいえ、基本的に地上ステージと殆ど変わらないので特に何かに注意する必要はないでしょう。
カノープス
「ロストを除けばな」
おっとそうでした。地形『空』には移動タイプ『大空』『低空』以外は進入できません。これは、戦闘によってそれ以外の移動タイプが地形『空』にはじき出された場合に起こります。要するに、そのまま地上へまっさかさま。落ちてデザイア

それは余録。
【シャングリラ】への直線上には空中戦を余儀なくされる場所があり、そこが衝突点と考えられます。ここは一つ、その手前を第一陣としましょう。
では陸上部隊はどうでしょう?【シャングリラ】から西へ伸びる道があるので、おそらく迂回ルートと思われます。機先を制して高速部隊を派遣し、帝国軍の渡河を阻止しましょう。
取り敢えず、直線上の前線へ5部隊、西進する帝国軍の阻止に3部隊。残り2部隊は拠点解放にまわします。


○天空の人の反応○

まず最初に、天空の島に住む人々の反応を堪能するとしましょう。
A町の人
「天空の世界にくだらぬ下界の争いを持ち込みおって…」
B町の人
「このシャングリラまでがまきこまれるなんて考えもしなかった事です」
C町の人
「できれば、そっとしておいて欲しかった…」
天空の島の人々は地上よりも厭戦気質が強い様子。地上にもそうした風潮が決してないわけではないのですが、あまりにも顕著に描かれています。天空の島の住人が戦乱から逃れて来た人々で構成されている為、その思想が蔓延しているものと思われます。
が、こやつらがどうあれ、『帝国軍の悪巧みを阻止する』目的で来ている反乱軍の士気は微塵も揺るいだりはしないのです。


○前線の具合○

さて、前線の方は…。
ミネルバ(ビショップ)
「はい。前線です。すんごい苦戦してます、はい」
天の声
「…ちょっと無理があったかなぁ?」
ナイジェル
『ちょっと』で済ますなこら
実際問題、『マラノの都』→『天宮シャングリラ』と進めると結構レベル差があり、苦戦するのは当然の結果です。しかしまぁ、戦闘部隊として鍛えられたキャラを中心に編成した前線部隊は、徐々に前線を前に押し出して行っているのですが…。
ヴォニータ(プリースト)
「あの拠点を押さえれば、かなり楽ができるんですけどね…」
クリス
「そうですね…それまでは頑張ってくださいね」
ヴォニータ
「ふえ〜ん、おうちかえりた〜い(泣)」
プリースト部隊だけでは到底、回復が追いつきません。戦闘専用部隊に長く編成されていたビショップが1人いますが、元々打撃に弱いのでこちらも長く戦闘に出していられません。
やれやれ、こいつは結構骨ですねぇ。


○帝国軍迂回部隊の末路○

一方、帝国軍陸上部隊の迂回予測路の方は…。
ラデッシュ(ニンジャマスター)
「ふん。来たか木っ端役人が」
アーノルド(レイブン)
「…役人かぁ?あれ」
ラデッシュ
「細かい事を気にするな。さあて、久々の暴れ舞台だ。存分に参ろうか」
バレンタイン(ゴースト)
「…」
シド(ゴエティック)
「ま、取り敢えずお手並み拝見といきますかな」
案の定、帝国軍の陸上部隊がいくつかこちらに流れてきました。接触点も予想通り渡河地。思わぬ誤算はブラックナイト率いるティアマットがやたら滅法強い上に固い
数部隊による波状攻撃でどうにか撃退できましたが、あまりの惨澹たる有様に前線を一時的に【ルツェルン】に後退させなければならなかった…あまり下がってないか(^^)
ホーク(ドールマスター)
「いやはや、堅牢な壁とでもいうべきか…」
フィフス(ウィッチ)
「それにしても、何故ドラゴン風情が伝家の宝刀『イービルデッド』を…」
ファニータ(ヴァルキリー)
「それって前にアヴァロン島で散々な目にあった時のやつだよね?」
マーチン(サムライ)
「むむっ。黒い波動を感じるでござる…これはもしや?」
ティアマットは後衛に配置すると卑劣な事に、『伝説最強の美技』であり黒騎士ガレスの必殺技『イービルデッド』を、なんと2回も放ってきます。この破壊力は…まぁ、ガレス王子に比べたら屁にも及びませんが、全体攻撃というだけでかなりの打撃です。加えてティアマットの防御能力ときたらとてつもなく高く、神聖系武器を装備してないと歯も立ちません。


○夜のお勤めと謎の鳥娘○

さて。
夜に突入したシャングリラ。
バートン(ヴァンパイア)
「…今回はあまり私には活躍の場がなさそうだが…?」
グレッグ(ウェアウルフ)
「旦那旦那、ALIもそろそろ0に近い人が言うセリフとちゃいますぜ」
ディロン(ウェアウルフ)
「さいさい♪たとえ相手が暗黒属性でも♪」
バートン
「…じゃあ、後ろに行く」
エバンズ(ゴエティック)
「ALIも低くなった事ですし、頃合いでしょうかね」
夜となればALIの低いキャラの独壇場…のはずですが、今回は帝国軍もどっこい同等の低さ(^_^)。しかし、我らが反乱軍には他称『夜のお勤め』部隊がいる!
バートン
「その呼び名決めた奴、死刑即執行
ディロン
あーらほーらさっさーぃ♪
天の声
っぎゃ―――――っ!!

ギルバルド(ビーストマスター)
「楽しそうだな、連中」
カノープス
「そーかぁ?」
ユーリア(歌姫)
「そーに決まってますわ、カノぷ〜兄さん
シャル
カノぷ〜?!びゃっははは!
カノープス
「ユーリア!テメー何しにこんなとこまで来たんだコラ!」
ユーリア
私の名はユーリア私の名はユーリア妖邪界の(以下削除)
ランスロット
「久しぶりに見たと思ったら案の定だな、お嬢さん」
ユーリア
「えへへへ。お嬢さんだって、か〜のぷっ♪
そのころのバルパライソ
デネブ
「ふんふん。なるほど〜?うっふふふふふ(はぁと)
カボちゃん
「デネブさま〜ぁ、何やらお楽しみのようですねぇ」
デネブ
「ん、ちょおっとね〜♪」

カノープス
「…今、妙な感覚が…ほっくりしたかぼちゃの…何というか…」
アイーシャ
かぼちゃ…ですか?」

ギルバルド
「だが、もうこんな危ない真似はしないと約束してくれないか…」
ユーリア
「ギバちゃん…」
シャル
ギバちゃん!?
またしてもバルパライソ
(転倒しているデネブ)
カボちゃん
「だっ、大丈夫ですか、デネブさま〜ぁ」
デネブ
「…ほんと、長い間いろんな女見てきたけど、こういうのは初めてだなぁ
天の声
「ちょっと意外性を追求してみたのだが…」
デネブ
「でも、『ギバちゃん』はどーかと、おねーさん思うけどなぁ」
ウォーレン
「お姉さん…?」
デネブ
「そう、『お姉さん』よ♪オ・ジ・イ・サ・マ♪うふっ(はぁと)」

ユーリア
「じゃあそろそろ帰るからね、おにーちゃん」
カノープス
「もうこんな危ない真似するんじゃないぞ」
ユーリア
「おにーちゃんじゃあるまいし…そうだ、お土産があったんだ」
カノープス
「お土産…?」
ユーリア
「はい、『身体の源』。…少しでも多く体力つけてね。私にはこの位しかできないけど」
カノープス
「ユーリア…」
ちょっと間によくわからんのが混ざりましたが、ユーリアとカノープスのイベントが何故か発生します。ええ、ギルバルドとではなくカノープスです。ちぇっ

それはそれとして。
戦闘の方ですが、夜になればこちらのものとばかりにALIの低い部隊をどんどこ前線に投入して帝国軍を撃滅してゆきます。迂回部隊の方は前線が前に進んだ為、最初の数部隊だけで済みました。
既に最前線拠点【インターラーケン】を手中にしている反乱軍。帝国軍の命運も最早これまで。後はレベル調整に突入します。


○シチュエーションとしては…○

その【インターラーケン】にて、ボスの正体が判明します。
町の人
「帝国軍を指揮しているのは、真っ黒な鎧を着た騎士です」
フレディー(ナイト)
「ふむ…それじゃこれで
アクティ(ヴァルキリー)
こら待ちなさいってば!
町の人
「ン?顔いろなんか変えちゃって。ひょっとして知り合いなんですか?」
エリック(バルタン)
「知り合いというかなんというか…なぁ」
『真っ黒な鎧を着た騎士』ブラックナイトですか?(死)
いや失敬。そんな奴は一人しかいませんね。はい。
アイーシャ
「今度こそ…」
(何故か鎌を砥ぎはじめるアイーシャ嬢)
ランスロット
「相当錯乱しているようだな」
アイーシャ
わ、わかります?
天の声
「わからんっての」

ノルン
「時に」
シャル
「はい?」
ノルン
「クアスは何処にいるの?」
ニーナ
「そうねぇ…」
そのころの【シャングリラ】
囚われの姫君
「う…。ここは、どこだ?」
悪の大魔王
「こらこら。そんなはしたない言葉を使うものではありませんよ、姫君
囚われの姫君
「姫…だと?何を訳の分からん事を…。大体、お前は何者だ?」
悪の大魔王
「姫様には余の后となって貰おう…その方が父上や母上、民の為になるぞ」
囚われの姫君
「ええい、さっきから何の話だ!」
(姫君、鎖でがんじがらめに縛りつけられている自分に気付く)
囚われの姫君
「貴様…一体この私をどうするつもりだ!?
悪の大魔王
「怖がる事はない…全てを受け入れればよいのだ…」
囚われの姫君
「な…何の話に繋がっていくのか皆目見当もつかんが…その前に」
悪の大魔王
「どうされましたかな?姫君」
囚われの姫君
「何故、私の名前がこのようになっているのだ?それに貴様は…」
悪の大魔王
「ええいッ!ノリの悪い奴よのう、貴様という奴は!

ノルン
「クアス…無事でいてね。必ず助けるから…」
ラウニィー
「…本当ならそれはデボネアのセリフなんだろうけどなぁ」
ニーナ
「それは言っちゃ駄目よ♪」
とかやっている内に、戦闘の方は万事解決してしまいました。
比較的攻略に難儀な点のないマップです。敵の戦闘力が今の反乱軍にとって結構高い事を除けば、ですが(^_^;


○黒騎士再び○

ともかく、敵は大魔王の部隊のみ。大魔王ともなればそれはそれは神聖系にとことん弱いのはお約束なので、それ用に部隊を整えます。
が、期待を裏切り、大魔王の両翼はサラマンダー(^^)
確かに神聖系にはそれほど強くはありませんが…。それ以前の問題が浮上してきました。
シャル
「サラマンダー、レベル18!?聞いてないってそんなん」
クリス
「すると、ボスであるガレスはそれ以上…」
ナイジェル
「じょ、冗談じゃねぇぞおい。勝てるわけないじゃないか!
然り。さて、どうするか…。
ノルン
「考える必要ないでしょ。行くのみよ!」
アッシュ(パラディン)
「むむっ、思い立ったが吉兆。よい覚悟じゃ」
シャル
「ええい全く…。取り敢えず、レベルの高そうなのは…と」

フェンリル
「ようやく出番か」
スルスト
「まぁ、仕方ナッシングですネィ♪」
トリスタン
「うむ。前衛はまかせていただこうか」
出た…。金食い軍団
しかし、彼らの能力はそれに見合うだけのものはあるのでここはお出まし願うのが簡単な解決策かもしれません。

では早速。
悪の大魔王
よくぞやってきた、勇者達よ!
ニーナ
「センセ、その役はもういいってば」
悪の大魔王
「お、そうか。すまんすまん…
(ごそごそ)
ガレス
「シャバの空気は久しぶりだな…」
トリスタン
「いつまでそうやってボケてるつもりだ?大魔王」
ガレス
人を『ハクション大魔王』みたいに呼ぶな小僧!
トリスタン
「自分でなりきっておいて文句言うな」
ガレス
「まあよい。しかし、生きていたとはつくづく不運な奴よのぅ。貴様の様なヒヨッ子がオレを倒すつもりでおるのでは、よもやあるまいな?」
フェンリル
「ヒヨッ子だけではないぞ、黒騎士」
ガレス
「…ほう!これはこれは『天空の三騎士』の一人、フェンリルではないか」
スルスト
「Meもいるネ!」
ラウニィー
サルは引っ込んでな!
スルスト
サル…
トリスタン
…私が『ヒヨッ子』である事は世間一般に認められているのか?
アイーシャ
「だ、大丈夫ですよ。一見そうは……。あの、いや別にそんな事は…」
フェンリル
泥沼だな」
ガレス
「やれやれ。最近の男ときたら情けないというか何というか…」
ラウニィー
「ま、あんたみたいなバケモノと一緒に論じられても困るだろうがな」
ガレス
「フフッ。相変わらず口の悪い…。よいのか?恐らくあれがそなたにとって最後の縁談だと思うのだが?」
ラウニィー
ざけんなコラ
アイーシャ
聖騎士…
ラウニィー
わかったもういい何も言うなアイーシャ
ガレス
「こちらも性懲りも無く…。また仇討ちか?律義な事だな」
アイーシャ
「今度こそ、母の仇を取らせてもらうわ。覚悟しなさい、ガレス!」
スルスト
「…プリーストのユーが、どーやって?」
アイーシャ
「うっ…」
ガレス
フッハハハハ!さて、取り敢えず一通り終ったからそろそろ始めるか!」
トリスタン
「何が一通り終ったのだ!」
フェンリル
「あーうるさい。久々の出番なんだから邪魔しないの、坊や
トリスタン
「坊や…」
(赤くなるトリ坊ちゃん)
さて。
戦闘の方にうつります。前衛はトリスタン・フェンリル・スルストという、現状での最強戦士を揃えました。尚且つ、エウロス・ブリュンヒルド・カラドボルグという装備に身を固めて備え万全。後衛はフレイアのラウニィーとプリーストのアイーシャ。…後衛の選定にすごい問題があるよなぁ(^^;;
攻略で考えるのなら、ここはゴエティック以上の魔術師クラスが欲しいところです。できれば、プリンセスがいれば鬼に金棒ですが…。我が反乱軍はまだ実戦投入していません

戦闘はラウニィーの攻撃が命中した事やタロットカード『ジャスティス』によるダメージが致命傷となり、なんとレベル差が著しいにも関わらずこの編成で1回で勝利。
シャル
「いや〜。高い金とるだけはあるなぁ」
ニーナ
「…というか、ここぞとばかりに出番を待っていたあの二人が…」

ガレス
「ぬ…。さすがに天空の三騎士の実力は並大抵のものではないようだな」
スルスト
「さぁ、トットと観念するデース」
アイーシャ
「いざ覚悟!」
(どすっ)
ガレス
「…待て。プリーストが『どすっ』とはどういう事だ」
天の声
「ええからさっさとおっ死なんかコラ」
フェンリル
「余計なチャチャ入れてないで先進めなさい、あなたは!」
天の声
「へ〜い」
(どすっ)
ガレス
ゴォォォッ!
(その場で崩れ、塵の山と化すガレス)
アイーシャ
「こ、これは一体…?
トリスタン
「倒した…のか?それとも…」
そこにとあるヴァルキリーを小脇にかかえて飛び込んできたのは…


○姫の救出(笑)○

ノルン
クアスはッ!?どこよッ!ニーナ吐きなさいさあ今!そら今!
ニーナ
し…死んでしまいますセンセ
今回シャングリラを目指した元凶であるノルン女史の暴徒っぷりといったらもうあーた、既に法皇がどうとかいう次元ではないですよ(どーゆー次元だ)
囚われの姫君
「……誰だ…?そこにいるのは?ガレスは……ガレスはどこだ?」
ノルン
「クアス…?クアスね!生きていたのね、クアス!!
囚われの姫君
「だから、いつまでこの名前で通すつもりだ貴様!
天の声
「うるさいなぁ」

ノルン
「クアス…ああっ、またなんて艶っぽい姿で…」
デボネア
散々な目にあった…
ニーナ
あ―ッ!ワタシの鎖〜…」
ナイジェル
「またお前か」
シャル
「大丈夫?デボネア…。うっ…これは…」
デボネア
「君か。こんな状態ではあるが、大丈夫だ」
(シャル、近くにいたクリスをひっつかまえて外に運び…)
シャル
全女性士官に緊急招集かけて!デボネアの滅多に見れない艶姿だから
クリス
は―い。よくわからないけどいってきます〜
バダム
「ふむ。これで次のイベントのテーマは決定ですな」
ニーナ
「とぉーおぜん♪」
デボネア
「…どうしたのだ?」
ノルン
「(はっ)な、なんでもないわ。なんでも…」
ランスロット
「デボネア殿…無事で何よりだ。…あまり無事でなさそうだが」
デボネア
「む…すまない。どうやら君達の方が正しかったようだ…」
シャル
「…」
ランスロット
「シャル?」
シャル
「(じゅるっ)おおっといけねぇ、うっかりだぜ。…何?」
デボネア
「この俺を反乱軍に加えてくれないか。むしのいい話というのはわかるが」
ナイジェル
「これまで帝国四天王として反乱分子の抵抗を鎮圧してきた、あんたを?」
トリスタン
「ふむ。確かにむしがいいというか…」
シャル
「いいわ。これまでがどうであれ、今からは仲間よ。そうよね?ノルン」
ノルン
「…」
デボネア
「ノルン?」
ノルン
「(じゅるっ)はっ…いけない。私ったらもう…」
ラウニィー
うわ、いつの間にか女士官全員揃ってるじゃないか
フェンリル
「時に。いつまで彼をあのままにしておくつもりだ?早く手当てしてやれ
シャル
「そ、そうね…名残惜しいけど」
デボネア
「名残?何の話だ?

なんだこりゃ(死)
はい。取り敢えずシャングリラを解放しました反乱軍。
私としては、このステージのシチュエーションはどう見ても『悪の魔王に囚われた姫君を救う』にしか考えられないのですが(^_^)

ガレス王子については、寸劇では倒した事になっていないので『顔色が悪い』発言については少々困ってしまいました(^^)
ガレスと会話イベントを起こすキャラは実際にはトリスタンとラウニィーだけ。これは不思議としか言いようがありませんね。どうしてアイーシャはないのでしょうか?
という事で、少しだけ書き足してみました。

戦闘後のイベントですが…。
いや、すいません。ついつい『ついつい』何だ痴れ者め
滅多に無い貴重なシーンという事で、ご勘弁を(死)



さて。次の目的地の候補ですが…。
シャル
「また随分多いわね…。SS版だからこーごちゃごちゃになっちゃうのな」
ウォーレン
「然り。しかしながら、既に次の行き先は決めておる様ですな?」
シャル
「とーぉぜん♪」
さて、一方のこちらはというと…。
ノルン
「大丈夫?ひどい怪我ね…。目醒めてたりしてないよね?」
デボネア
「…何の事だ?ノルン」
ノルン
「う、ううん、別に なんでも…それならそれでも良かったんだけど…
こらこら。


NEXT
〜第17話〜
剣の誓い

何故今になってガルビアか?一体この万年冬の地に何があるというのか?


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