勇者シャルのゼテギネア放浪記
〜第18話〜
闇の予言者のアヤシイ企み
(アンタリア大地)
|
ガルビア半島を解放した反乱軍は、『封印の地』に向かいます。
- ヴォニータ(プリースト)
- 「封印って…何を封印しているんでしょうね?」
- ファニータ(ヴァルキリー)
- 「さあ…どうせまたヒントが出るから心配ないんじゃない?」
- アクティ(ヴァルキリー)
- 「ミもフタもないなぁ」
というわけで、特に気にも留めずにドンドコ進みます。
- ナイジェル(サムライ)
- 「む。前回またしても巨大になった事を根に持っているな、あれは」
- クリス(ナイト)
- 「自分の管理能力がないのを棚に上げちゃいけないんだよね」
- バダム(ナイト)
- 「これが島本流『心に棚を作れ!』という奴か」
- 天の声
- 「ごちゃごちゃとうるさいぞ貴様ら!」
○基本構想○
まずマップを眺めてみて唖然。敵本拠の側には拠点が全く無く、城壁で囲われてさえいるという有り様で尋常ではありません。
消極的に【ケルーマン】を防衛拠点としておけば、おそらく戦力分散もせずにすむだろうし、拠点を前線とする為に被害も殆ど出ないと考えられます。但し、その外の拠点解放は後手に回さないといけませんが。
- ウォーレン(ゴエティック)
- 「負けるわけには参りませんので、状況としては適当かと」
- ランスロット(パラディン)
- 「む…しかしなぁ」
- アッシュ(パラディン)
- 「ならーん!若いモンがそんな弱気でどーするか!」
- ガッシュ(パラディン)
- 「おさすがでございます団長!」
- ラッシュ(パラディン)
- 「なれば早速にも帝国の木っ端供に目にものを!」
- アッシュ
- 「むぅ、文字どおり『木っ端微塵』にしてやるか。ついて参れ!」
- シャル
- 「じいさん閉じ込めとけっていったじゃないのッ!」
- クリス
- 「でもでも、鉄格子程度じゃあの人簡単に脱獄するんだもん…」
- ラウニィー(フレイア)
- 「どんなジジイだ」
アッシュ騎士団の独断専行により、攻撃的布陣に切り替えます。
○再構成○
となれば、まず飛行部隊の状況は…まぁ一直線か(笑)。問題外。
陸上部隊がどういうルートを通るかというのが問題になりますが…。ここでマップ全体をよくご覧頂きたい(手持ちの画面でどーぞ←死)
帝国本拠【カンダハル】北東部に広がる大湿原帯、そして幾重かの断崖…。陸上部隊はここを突っ切ってくる部隊と、平地を大きく迂回してくる部隊とに分れてくる可能性が高い事を物語っています。ので…。
飛行部隊対策×3、湿原方面×3、迂回路×3
という編成で進攻させてみます。どこに敵主力が来るか…。
残り1部隊は本拠地近辺の拠点解放を担当します。これにシャルを割り当てます。
○解放の恩恵○
いきなりですが…。
- シャル
- 「わ…『ワールド』引いちゃった…」
- カノープス
- 「派遣中の全部隊に影響を及ぼすという、あの禁断のタロットを…」
- ニーナ(ヴァルキリー)
- 「そーゆー風に考えちゃ駄目でしょ」
- クリス
- 「全体の能力を僅かでもアップできるチャンス、ですよね?」
- バダム
- 「これぞ『盗らぬタヌキの皮算用』」
- シャル
- 「…うまくいかないことが多いんだよねぇ…これ」
- カノープス
- 「まぁ、イキナリ『ムーン』よりはマシだな」
やってもうた…。
これが結構恐いんですよね、特にCHAとかALIに関するものが出ると思うと。
でも、これも良い方向に転べば若干の恩恵となるのです。
諸刃の剣、という事ですね。
さぁ、後は『カオスフレーム増減』や『またワールド』が出ない事を祈るばかり(^^)
○前線の衝突○
先行した飛行部隊が、帝国軍の飛行部隊と接触しました。やはり一直線に(^_^)
しかし、これが結構強い強い。よくみればレベルも15〜17。最初に衝突したのがあのアッシュ騎士団でなければどう転んだかわからないところでした。
- アッシュ
- 「むむぅ、久々の出番でなかなかの歯ごたえ…燃えるのぅ」
- ガッシュ
- 「まことに。なれば団長、ずずいと」
- ラッシュ
- 「然り然り。これぞ天啓」
- トリスタン
- 「何を訳の分からない事を…。アッシュに伝えよ!後続に合流せよと!」
飛行部隊も2種類あり、『大空』『低空』と存在します。今回のアッシュ騎士団は部隊にグリフォンを編入しており高速移動一番です。一方の後続部隊は、バルタンとレイブンをそれぞれ1体ずつ編入した中速移動です。アッシュ騎士団との間が広がってしまいます。
いくら鬼神の如き強さを誇るとはいえ、所詮1部隊(しかもこの編成)ではその内に撃退されてしまいます。ここは後続2部隊と戦線を構築してもらうほか有りません。
○結構順当○
一方、閑職のシャル達ですが…。
- カノープス
- 「『ストレングス』…いいじゃん、順調じゃん」
- シャル
- 「カード引く身にもなってよね…」
カードで増減する値はたかが1点2点ですが、減ったりするのは何か許せません。全身全霊を込めてボタンを押します。
だからといって良いカードがでる訳じゃないですけどね(^_^;
○前線の苦闘○
なんだかよくわかりませんが、飛行部隊側に敵の戦力が集中していそうな感じです。
- ランスロット
- 「何?皇子の方が本命か」
- サラディン(ゴエティック)
- 「ふむ。なれば横合いから寸断するが上策かと」
- ランスロット
- 「尤もだ。マーチン、ナイジェル。高速を生かして皇子の部隊の前に出よ」
- マーチン(サムライ)
- 「心得てござる。すわ」
- ナイジェル
- 「旦那は大丈夫なのか?1部隊で」
- ランスロット
- 「その為にここは『戦闘部隊』なのだ」
ランスロットの部隊には歴戦の猛者を集めて有ります。中でもヴァンパイアのバートンは防御能力の高さから夜も昼も大活躍が見込める優れもの。
- バートン(ヴァンパイア)
- 「麿を物扱いするとは無礼千万。手打ちそうめんにしてくりゃれ」
- シド(ゴエティック)
- 「相当錯乱しておる様子ですなぁ」
- ランスロット
- 「当たり前だ。まだ日が沈んでないからな」
一方のマーチン・ナイジェルの部隊はワイバーンを編入した高速部隊。横合いから帝国軍の前線に割り込み、アッシュ達の前線が追い散らした敵部隊の殲滅を目論見ます。
○迂回部隊○
もう一方の迂回部隊ですが…。
- ウォーレン
- 「どうやら衝突しはじめた様ですな」
- アイーシャ(プリースト)
- 「そうですね♪」
- フット(ニンジャマスター)
- 「楽しそうだな、お嬢ちゃんは」
- カラマゾフ(ナイト)
- 「…どうも私には理解に苦しむ。何故だ…?どうしてあんな…」
ウォーレンの飼犬であるマーウォルスとすっかり仲良くなったアイーシャ。傍目にも楽しそうなのがはっきりわかります。臨戦態勢で待機中なんですけどね(^^)
○出張ボス○
続いて内陸に戻ったシャル達。引いたカードは…
- カノープス
- 「『スター』…続くなぁ」
- クリス
- 「これは…最後に何か出てくるかな?」
- シャル
- 「さぁ、次いくよ次!」
- (開き直ったらしい)
それはそれとして…。
ここは【ケルーマン】…という事は?
- シャル
- 「誰?」
- オミクロン
- 「ワシじゃワシ。ワシというてもそれ、そこの赤い髪のヤツじゃないぞ」
- カノープス
- 「誰が『ワシ』だ。なんだこのジジイは」
- オミクロン
- 「ホッホッホッホ。生きのいい事じゃ。好いぞ好いぞ♪ワシはそういう奴が大好きなんじゃ〜ホッホッホ」
- ニーナ
- 「うげっ、ジジイのソレ系?嫌すぎ〜」
- クリス
- 「…どれ系なんだろう」
- オミクロン
- 「ホッホッホ。そりゃそうと、あまり肉体に傷をつけるでないぞ。楽しみが激減してしまうでのぅ。ホッホッホッホ」
- カノープス
- 「だから、誰だお前は。ジジイよぉ」
- オミクロン
- 「このジジは耳が遠うての。年はとりたくないもんじゃのう。ホッホッホ。まぁ、年をとるのはこの肉体じゃがの」
- バダム
- 「ええい、訳の分らんジイサマだ」
- シャル
- 「ま、何にしても。随分と余裕じゃない、『闇の予言者』オミクロン?」
- オミクロン
- 「ホ。ワシの名を存じておるとは、そなたなかなかのものじゃて」
- カノープス
- 「こいつが?まったく、この世界の魔術師ってなぁどーしてこう…」
- ウォーレン
- 「ホッホッホッホ」
- クリス
- 「わ、びっくりした」
- サラディン
- 「フッフッフッフ」
- カノープス
- 「…お前等、遥か前線に居るんじゃなかったのか!?」
- オミクロン
- 「ホ。魔術を極める事が尋常の精神で叶う筈も無かろうよ。のう」
- ウォーレン
- 「まさしく。魔術とは星の導きにも似ており、まこと甘美なもの」
- サラディン
- 「突き詰めれば人間とは、その精神にこそ真価が現れるもの」
- ジジイズ
- 「ファ―ッホッホッホ!」
- オミクロン
- 「ではまた後程遭うと致そう。或いはこの世ならざる世界にて」
- ニーナ
- 「…消えた。なんなのよ、一体」
- シャル
- 「だから、こんなことやってるから時間かかるってゆーのよあーたは」
- 天の声
- 「今回限りの予定だから…」
- 一同
- 「予定は未定!」
○戦闘の状況○
再び各前線へ目を向けてみましょう。
トリスタン率いる、敵飛行部隊迎撃組はマーチン・ナイジェルらの助成もあって、無事に帝国軍を駆逐しています。こちらにはビショップであるミネルバが配属されていて、回復は十分供給できます。
一方、ランスロットの方は一向に帝国軍と衝突しないのでトリスタン部隊に合流。
そしてウォーレン率いる敵陸上迂回部隊壊滅組も、やはり帝国軍と衝突しました。しかし、地形的有利や属性武器装備など諸々の事情(^^)でこちらも徐々に帝国軍を押し返しています。
- トリスタン
- 「ふむ。この勝負、先が見えたな」
- ランスロット
- 「殿下、軍を率いる将の弛緩こそが壊滅の引き金となる事もありますぞ」
- トリスタン
- 「う、うむ…。そうだな、よし!このまま帝国部隊を徐々に押し返すぞ!」
- マーチン
- 「御意」
- アッシュ
- 「わしはそろそろ帰るぞなもし」
- ノルン(ヴァルキリー)
- 「年寄りが無理するから…」
- アッシュ
- 「その年寄りが先行する様な軍中では、どちらが年寄りなのじゃろうな?」
- アイーシャ
- 「ウォーレン様、一体どこに行かれてたのです?」
- ウォーレン
- 「ホッホッホッホ。全てはほれ、あの輝ける星の運行のままに」
- アイーシャ
- 「ああっ、さすがですわウォーレン様」
- カラマゾフ
- 「…訳が分りませんな、既に」
○アンデッドの弱さ○
さて。
このステージの一番のウリといえば『レベルの高いアンデッド』が登場する事でしょう。
なんと、ゴエティックがレベル18ゴースト×4を率いてノコノコやってきます。
- ノルン
- 「…血が騒ぐわ。神よ、久々に迷える生け贄を捧げます!」
- ナイジェル
- 「生け贄?」
- ノルン
- 「間違い。『迷える魂を導く』って事ね」
- アクティ
- 「…今、一瞬違和感を感じなかった…」
プリーストに戻ったノルンの一撃でゴーストが全滅(笑)、後は前衛が軽くいなしただけでゴエティック死亡。
- ノルン
- 「他愛のないこと」
- トリスタン
- 「よし、ノルンは今回の出番終了だ」
- ノルン
- 「ええっ!?そーなの?!」
- アイーシャ
- 「なるほど、シャルさんの言っていた『時期』ってこれだったのね」
- ウォーレン
- 「左様でしょう。私どもも急ぎ合流しましょう」
- アイーシャ
- 「え?こっちには来ないんですか?」
- ウォーレン
- 「ホッホッホッホ」
ともかく。
昼を維持して僧侶系の攻撃でアンデッドを一斉消滅!これぞ王道でしょう。
- シャル
- 「王道というより、常套手段というのが正しいと思うけどなぁ」
- 天の声
- 「しーっ。良い子は知らずとも良い事じゃ」
○隠れ天使○
さて。前線も既に全軍が【カンダハル】近辺に集結した事だし、シャルの解放部隊の方を見ていきます。
- シャル
- 「…結局、最後まで『バッド・タロット』出ずに済んだね〜」
- バダム
- 「杞憂で終ってめでたいといったところだの」
- カノープス
- 「前線も完全に構築されて、後は敵の全滅報告を待つばかりか」
- クリス
- 「いやぁ、僕たちは結構楽でしたね、今回は」
- ニーナ
- 「それなりにスリルはあったけどね、タロットのせいで」
- ユーシス(スローンズ)
- 「―――あの〜…」
- カノープス
- 「あ?」
- ユーシス
- 「お邪魔してよろしいでしょうか?」
- シャル
- 「…どちら様?」
実際問題、このステージを攻略しはじめた当初、すっかり存在自体を忘れていたというのはこの際不問として…
- ユーシス
- 「…いい訳ないでしょう!」
- 天の声
- 「いやぁ、すまんすまん。ついつい」
- ユーシス
- 「そもそもあなたの様な下賎な輩が何故『天の声』なのです?」
- ニーナ
- 「まぁ、そこは百歩譲って…。で?何の様でしょうか」
天使長ユーシスは、自らの身の上を語って聞かせました。ラシュディの罠にかかって捕らえられていた事、姉・ミザールがラシュディを愛してしまった事、姉を助けたい事…。
- ユーシス
- 「かっ…数少ない出番だというのに…よよよ…」
- クリス
- 「それにしても、天使とラシュディの意外な接点ですね…」
- ユーシス
- 「どうか、このわたしと契約し、姉を連れ戻すチャンスをください」
- カノープス
- 「…どうするんだ?シャルよ」
- シャル
- 「どうって…断れると思う?」
- ユーシス
- 「ありがとうございます。ああ…このステージの出番おしまい…」
天使長ユーシスのいる教会は隠れ拠点なので、見落とさないようにしましょう。
場所は、陸上迂回部隊のルート近く(^^;;
○オミクロン散華○
前線も全部隊が合流し、不要となった部隊も本拠に後退しつつある状態。
オミクロン自慢の『アンデッド』部隊は、アイーシャ・ノルン達『聖職者』の前になす術もなく消滅していったのでした。或いは神への生け贄として(^_^)
- ノルン
- 「だから違うっていってるでしょ!」
- アイーシャ
- 「御仏への人身御供です。お母様、アイーシャは頑張ってます!」
さて。前線を完全に構築しきった反乱軍の前に帝国軍がかなう筈も無く、戦闘はそのまま終結しました。残るはボス・オミクロンのみ。
- ウォーレン
- 「いよいよの様ですな」
- サラディン
- 「うむ。私も興味が無くも無い事なので、実に楽しみです」
- 天の声
- 「まさしくのう」
- 三人
- 「フォッハッホホホ!」
- トリスタン
- 「ええい、腐れ魔術師なぞ放っておけ!いくぞ!」
- スルスト
- 「Hey,ミー達も連れて行くネ」
- フェンリル
- 「最近、運動不足でちょっと腿が太くなってるのよねぇ…」
- スルスト
- 「Oh,ユーは今のままでも十分に美しいネ♪」
- フェンリル
- 「サルに言われると逆に不愉快ね」
取り敢えず部隊編成を見てみると、オミクロンはブラックナイト4体を率いた妙な編成です。肉弾系に肉弾系で対抗、というのは少々愚かしいかと思いますが、今回はそれを担当するのがトリスタン・フェンリル・スルストと申し分ないので問題外です。
今回は後衛にサムライマスターであるマーチン、仲間になったばかりのユーシスを配置して一撃必殺で望みます。
- オミクロン
- 「ようこそようこそ。ホッホッホッホ。…おや?珍しい方ですね」
- フェンリル
- 「ふむ。その様な姿では初めてお会いするか、ホーライの神官」
- オミクロン
- 「懐かしい事を言われる。さてはお歳を召された様ですなホッホッホ」
- トリスタン
- 「…どう見たらそうなるんだ」
- ユーシス
- 「何故あなたは、その様な邪悪な道を歩んだのです?どうしてラシュディに荷担するのですか」
- オミクロン
- 「何と何と!このワシがラシュディ殿に荷担とは!世の中とはまだまだよくわからぬものじゃて。いや、これは『心』の事じゃがな」
- スルスト
- 「Hey!ワケわかりまセンからチャッチャと片付けマース!覚悟ネ」
- オミクロン
- 「ええい、せっかちなサルじゃのう」
- ユーシス
- 「どうやらあなたがサルなのはどこにいっても変わらないようですね」
- スルスト
- 「Oh、No〜!」
- トリスタン
- 「ええい、先にいくぞッ!」
せっかちトリ坊っちゃんのせいもあって、戦闘に突入します。
レベル差があるにも関わらず、こちらの前衛から攻撃が始まりました。ブラックナイトの破壊力はそれはそれは大した物ではありませんでしたが、オミクロンの魔法攻撃だけは正直恐れ入ります。
しかし、ブリュンヒルド・カラドボルグ・クサナギブレードを装備した前衛3人の破壊力ときたらもう…。
それにマーチンのソニックブームもクリーンヒット、ユーシスのバニッシュも面白い様にヒットして、いとも簡単にオミクロンは倒されてしまいました。
- スルスト
- 「いつの世にも腐れ魔術師の栄える試しはないデース」
- フェンリル
- 「サルが言うと説得力がない」
- ユーシス
- 「…随分とひどい扱いを受けていますね、相変わらず」
- マーチン
- 「なんといっても我が反乱軍内の『天空の三騎士』評価を地の底まで墜としたものでござれば」
- トリスタン
- 「今はそれほどひどくはないようだが?」
- フェンリル
- 「当たり前だ。この私がいる限り、サル如きのいいようにはさせぬ」
- スルスト
- 「…Hey!ミーに何か怨みがあるのデスかー?!」
- 天の声
- 「だってテメー『胡散臭い外人』じゃねーか」
- 胡散臭い外人
- 「No!ユーのそのコンジョーからタツタアゲてやるデーッス」
- マーチン
- 「どうやって『根性』を『竜田揚げ』るか見物でござるな」
- フェンリル
- 「だからそーゆーところがサルだってのよ…」
- ウォーレン
- 「見事な完成ぶりでございましたな。さすがというべきでしょう」
- サラディン
- 「然り然り。僅かな時間でこれほど魔導を極めた男には相応しきかな」
- ウォーレン
- 「まぁ、もう出番はありませんがね」
- サラディン
- 「フッフッフッフ」
- ウォーレン
- 「ホッホッホッホ」
アンタリア大地をクリアしました。
さてユーシスですが。
普通の拠点から得られる情報で、どこかにいるという事はわかりますので後は探すだけですが、CFが低いと辛辣なセリフを吐かれて終わりです。そりゃまあ、天使を味方につけようとするなら当然かもしれませんね。
ただ、ユーシスはレベルが高いとはいえまだ『スローンズ』というていたらく。即戦力としては非常に頼りありません。しかし、今回のような敵が相手ならまずまず活躍できると思うので、戦う相手を選んでやればすぐに『セラフィム』にできます。
…『セラフィム』もなぁ、という意見もなきにしもあらずですが(^^;;
オミクロンは元々ホーライ王国の神官。何故その彼が死者の秘法・ネクロマンシーに手を出したのか…、語られる事は結局ありませんでした。
そして何故かこの寸劇では意気投合している様に見えるウォーレン・サラディンの最後のセリフ…何かの伏線っぽいですが、ゲームには全く関係ありません(死)
それはそうと。
このステージのクリア後では、今後の戦闘に非常に有用なアイテムが1つ入手できます。これは是非とも貰っておきましょう。
さて、話ではユーシスの姉ミザールは『永久凍土』として名高い『バルハラ平原』にいるとか。反乱軍の進軍先は決まっています。
- シャル
- 「ってゆーかさぁ、この地に封印されているものを倒すにはまだ弱いのね」
- ニーナ
- 「そーそー。大体レベル順序でいえばこっちに来るのもおかしいしね」
- ナイジェル
- 「ま、なんにしたって寒そうなところじゃねぇか」
- カノープス
- 「じゃあ俺は休む」
- シャル
- 「ここで経験した事を将来教えないといけない人が何ぬかしてんの」
- カノープス
- 「将来?教える?一体何の話をしているんだ?!」
- 天の声
- 「『俺がさっぶいからだ!』なんて言えるわけないだろ?」
- バダム
- 「お、それって『4コマ…』」
- カノープス
- 「お前等、俺の何を知ってるんだ?!」
- シャル
- 「くすくす」
- ニーナ
- 「けらけら」
- クリス
- 「何だかよく分かりませんけど、大変ですねカノープスさん」
- カノープス
- 「ええい、訳が分からんッ」
そうそう。『封印の地』とされるこの地からは、もう一つのステージに進攻する為の門が存在します。何を封印しているのか…ま、それはミザールを倒してからですね。
- ユーシス
- 「倒しちゃ駄目〜ッ!」
- 天の声
- 「結局そーなるんだからいーじゃねーかよ」
- ユーシス
- 「そんな心構えじゃ救える者も救えませんよ」
- 天の声
- 「む。言い得て妙なり。さすが『スローンズ』の分際で天使長」
- ユーシス
- 「ひ、人が気にしてる事を…」
まあともあれ、ユーシスの為にいきましょう。
天使長ユーシスの姉・ミザールを救う事は出来るのか?
【放浪記/目次】【トップ】