四天王の一人、プレヴィア将軍を退けて反乱軍は一路、クリューヌ神殿にやってきます。三神器を集める為です。
- ニーナ(フレイア)
- 「なんだか妙な話になってきたねぇ」
- バダム(パラディン)
- 「三神器…巨人・大鵬・卵焼きか」
- ナイジェル(サムライマスター)
- 「いつの時代だ」
- シャル
- 「というか、どこの話よ」
- トリスタン(ジェネラル)
- 「それ以前の問題ではないのか」
ほっとけ。
で、噂ではルバロン将軍がこの地で聖杯探索にあたっているとか。
- デボネア(ジェネラル)
- 「う…」
- ノルン(ビショップ)
- 「また?一体どうしたというの?」
- デボネア
- 「いや、少し休めば大丈夫だ…」
- ノルン
- 「具合悪いの?私の治癒魔法では怪我しか治せないの…だから」
- デボネア
- 「だから?」
- ノルン
- 「今晩、付きっ切りで看病してあげるね♪」
- デボネア
- 「あ、いや別にそこまでしなくても…」
- ノルン
- 「だ〜めっ♪」
- ラウニィー(フレイア)
- 「あーまったく、こっちが恥ずかしくなるぞ〜」
- サラディン(ゴエティック)
- 「などといいつつ、しっかり見ておられる辺り、やはり動物的本能でしょうか」
- ラウニィー
- 「なっ、なにをイキナリ…」
- サラディン
- 「フッフッフッフ」
取り敢えず、行ってみれば全て解決するでしょう。では行ってみましょう!
○基本構想○
海です。カストラート海と同じBGMが流れてきます。嫌なステージです。
全体を眺めますと、陸路は【サンマルタン】を拠点とすれば簡単に防衛できますが、直線上に適度な拠点が存在しません。おまけにこれみよがしに【クリューヌ】から反乱軍本拠まで海路が延びています。どう考えても海上ユニットが出てくる事が想像できます。
地形を見ると、中央に空路海路の要所となり得る二つの島が見えます。初期はまずこの二つの島を目指します。無論、陸路の要所【サンマルタン】も押さえる必要があります。また、海路が広範囲に展開される可能性もあるので、拠点解放は前線確定まで最低限に抑えます。あの、北東へ延びていく群島が気になります。
で、結果。
・【サンマルタン】解放&防衛部隊×3
・制空部隊×3
・海路封鎖部隊×4
取り敢えず、帝国軍の出方をこれで見てみます。
○出撃前○
ちょっと、件のルバロン将軍の様子など見てみましょう。
- 侍A
- 「ルバロン将軍、反乱軍が迫っているとの報告が参りました」
- ルバロン(ジェネラル)
- 「来たか…やはり枢機卿閣下如きは話にもならぬか」
- 侍B
- 「将軍、反乱軍はプレヴィア将軍をも打ち破って参ったとか」
- ルバロン
- 「ふむ…プレヴィアは最近どうも変わってしまったからな。何かあったのやも知れぬ」
- 侍B
- 「御意」
- ルバロン
- 「フッ、来るがいい反乱軍の勇者達よ。そして…」
一方、反乱軍拠点。
- デボネア
- 「うっ…?」
- ノルン
- 「どうかした?」
- デボネア
- 「いや…なんとなく背筋が…」
- ノルン
- 「最近、調子悪いみたいね。しばらく休んでいたらどう?」
- デボネア
- 「…できれば、ステージクリアまで休みたいものだ」
- ノルン
- 「どうしたの?いつになく弱気じゃない。クアスらしくない」
- デボネア
- 「いや、はっはっは」
- ランスロット(パラディン)
- 「ライの海からデボネアの様子がどうもおかしいとは思わんか」
- ウォーレン(ゴエティック)
- 「ふむ。しかし、ああして側に侍ってくれる者がおる限り、余計な心配というもの」
- サラディン
- 「人の恋路とは、彼等が苦難にぶちあたったとしても他人が介入してはならぬもの」
- ランスロット
- 「む…まぁ、彼の事だ。心配はあるまい。私はそう信じる」
- ノルン
- 「(ぴくっ)」
- デボネア
- 「…どうしたのだ?」
- ノルン
- 「大丈夫、心配しなくていいからねクアス。私がついてるから」
- デボネア
- 「???」
どうもちょっと複雑な雰囲気ですね。
デボネアは一体どうしたのでしょう?(既にバレてる部分が多いんですが←笑)
○出撃、そしていきなり前線○
与太はさておき。
さて、ルバロン将軍が拠点としているクリューヌは、神殿です。
- アイーシャ(ビショップ)
- 「神殿に立てこもるとは、なんと不信心な…」
- デボネア
- 「ルバロンは別に神を信じたりしない男なのだが…」
- アイーシャ
- 「なんという人でしょう!私が御仏の鉄槌を以って帰依させましょう」
- クリス(パラディン)
- 「どうやって鉄槌で帰依させるんだろう?」
- アイーシャ
- 「光に…」
- ノルン
- 「やめなさい!」
- アイーシャ
- 「はっ…。最近振り下ろす機会がないものでついつい」
- ランスロット
- 「『ついつい』何だ」
これも余録。
颯爽と出撃した反乱軍の各部隊は、真っ直ぐ前線を目指します。【サンマルタン】には低空部隊、他の前線部隊には大空部隊を編入して帝国軍の機先を制します。
大空部隊が衝突予測地に到着してまもなく、帝国軍飛行部隊と海上部隊が押し寄せてきました。
- ファニータ(フレイア)
- 「やはり、Lサイズ×2ってのは、比較的気楽に対峙できるねぇ」
- トリスタン
- 「うむ。総ダメージ量でまず負ける事が無いからな」
- ヴォニータ(ビショップ)
- 「でも、上位ドラゴンもそろそろ出てくるでしょうし、気を抜けないですよ〜」
- クリス
- 「それでなくても敵の一撃が結構なダメージになってるし…」
- シャル
- 「確かにこの辺りまでくるとこっちのダメージも尋常じゃ済まないな〜」
- ランスロット
- 「ビショップがしっかりしているからさほどではないのだがな」
補給基地なしで戦っていかねばならないという場面もあります。そんな状態でも彼女達ビショップがいるだけで補給基地の存在意義は半減します。攻撃対象になるととことん弱い彼女達ですが、しっかり守っていくのが筋というものです。
また、回復系アイテムはストーン20〜30、アンク10くらいは持って望みたいところです。ポーションはもうこの時点では新たに買う必要は無くなっているでしょう。
○油断と書いて用意周到○
前線を展開しつつある中での事。
- フレディー(パラディン)
- 「むっ?大変だ!東の海峡を連中に突破された!」
どこを通っていったのか、いつの間にか前線より南の海上を進む帝国軍の姿が…。
- トリスタン
- 「何だと!?どこを抜けていったんだ!」
- ミネルバ(ビショップ)
- 「多分、小島群の一番東側じゃないかと…」
- カノープス(バルタン)
- 「チィッ、後方待機は誰だ!」
- ギルバルド(ビーストマスター)
- 「俺だ俺」
- アイギパーン(クラーケン)
- 「(にゅよよん)」
- ギルバルド
- 「海の上ってのは得意じゃねぇんだがなぁ…頼むぜ」
- アイギパーン
- 「(ぴょんぴょん)」
- ギルバルド
- 「頼もしい奴だ。はっはははは!」
- アイーシャ
- 「タコもオッケーなんですね…すごーい」
- ウォーレン
- 「これもやはり星ですな。ホッホッホッホ」
深海でのタコの機動力は目をみはるものがあります。前線を突破された時点で既に大空ユニットも追いつく事は不可能と判断し、後曲に控えていたギルバルドに任せます。
また、前線から追跡させたライアンの部隊との挟撃も功を奏し、あっけなくこの邪魔物を殲滅させます。
ギルバルドとライアンの部隊は前線に合流します。ここぞとばかりにタコに活躍させなければもう出番が無いのです。いざ。
- ライアン(ビーストマスター)
- 「久々の出番だ。いくぜ、サリオス!」
- サリオス(クラーケン)
- 「(みゅよよん)」
- ライアン
- 「がっはははは!オラオラァッ!」
- サラディン
- 「水を得た魚ならぬタコですな。さすが大自然の摂理には無駄が無い」
- ヴォニータ
- 「ううっ…にゅるにゅるするよ〜ぅ…」
クラーケンの運搬力は史上最強。ほぼ全てのユニットが深海タイプになります。これはもう、のっかってるとしか(笑)
○歓喜する男、警戒する女○
一方、クリューヌ神殿。
- 侍A
- 「将軍、反乱軍は我等の進撃ルートをほぼ完全に制圧しています」
- ルバロン
- 「フッ…なかなかやるな。しかし帝国の底力はこの程度ではないぞ」
- 侍B
- 「将軍。今現在、陸上部隊を指揮している姿を見たという報告がありました」
- ルバロン
- 「そうか。フフフ…いいぞ。早く私の前にやってこい…」
- デボネア
- 「ぐはっ!?」
- フェンリル(ドラグーン)
- 「どうした?」
- デボネア
- 「い、いや…なんでもない」
- ノルン
- 「なんでもないって、もうそれじゃ通用しなくってよ!」
- ユーシス(セラフィム)
- 「どこかお加減でも悪いのではないのですか?」
- デボネア
- 「いや、本当に大丈夫だ。…もう落ち着いた」
- ノルン
- 「クアス…何か、予感がするわ…気をつけないと」
女の感は凄いというお話。
○前線の激闘○
どうにか前線らしき姿が整ってきた反乱軍ですが、やはりサムライマスター×2やゴエティック×2、ビショップ率いるワイバーンという連中にいらいらさせられる事もしばしば。
- デボネア
- 「サラマンダーと山岳で出会わないだけマシか」
- エバンズ(ネクロマンサー)
- 「連中の得意地形ではまず勝つのは至難ですな」
- トリスタン
- 「くっ…さすがに魔法攻撃を2回もくらうとつらいものがあるな」
- ミネルバ
- 「バルタンが結構しつこいんですよ」
- カノープス
- 「呼んだか〜?」
- ラウニィー
- 「っしゃ!丘の上のタコなんざ敵じゃないぜ!」
- ウォーレン
- 「見事に天敵ですな」
- サラディン
- 「さすが無駄というものが無い」
- ギルバルド
- 「いい加減しつこいっての」
- ライアン
- 「おらーッ!次だ次ーッ!こねぇならこっちから行くぞーッ!?がーっはははは!」
- ヴォニータ
- 「うにゃっ!?また乗るにょ〜?」
- バダム
- 「ぬぬぬぬ。猫がどこかに出没したようだな」
- ファニータ
- 「猫?」
- ランスロット
- 「ええい、電波でも飛んできたかッ!」
- マホニー(パラディン)
- 「取り敢えず、先に行きますか」
- ニーナ
- 「そだね」
- バダム
- 「にゃにゃ〜」
- ランスロット
- 「ええい、やめんかーッ!」
○ルバロンという男○
前線も帝国の第二波第三波を撃退すればもう安心です。ではじりじりと前線を押し出していく事にして、その間、拠点を解放していきましょう。
そんななかから、ルバロンについての情報を集めてみると…。
ルバロンはディバインドラゴンを倒したその時、返り血で無敵の身体を得たと聞きます。
- スルスト(ドラグーン)
- 「Oh、聞いた事ありマースその話。確か、血を浴びるときに身体についていた葉の部分が弱点ネ!」
- バダム
- 「そんな事ができるゲームシステムじゃないのだが」
- スルスト
- 「違うのデスか」
- フェンリル
- 「ディバインドラゴンの血にそんな力があるなどとは初耳だが?」
- フォーゲル(ドラグーン)
- 「伝説というのはそういうものだ」
- ラウニィー
- 「ま、この世の中にそんな化け物じみた人間がいるわけねぇってこったな」
- アッシュ(パラディン)
- 「敵が化け物であろうが臆する事無く挑んでこそ…」
- シャル
- 「あーわかったわかった!おっさんここでは出番ねぇんだからひっこんでてよ!」
- アッシュ
- 「ぶー」
- ラウニィー
- 「…ま、あれはあれである意味化け物か」
そんな伝承は胡散臭いって話。
で、別の場所では…
- 怪しい男
- 「ルバロン将軍の弱点を、私の魔力で探ってみましょうか?」
- シャル
- 「あんたの魔力…?」
- 怪しい男
- 「はい」
- シャル
- 「当てにならないなー。それに、お金取るつもりでしょ」
- 怪しい男
- 「うっ…ばれて〜ら」
- ニーナ
- 「それってば死語」
- 怪しい男
- 「るっせい!チッ、折角カタギになってまっとうに商売するつもりだったのによぅ」
- フォーゲル
- 「方向性が間違っているな」
- ライアン
- 「しかし、言い値は妥当だ。カタギになろうというのはまんざら嘘でもなさそうだな」
- シャル
- 「それに、弱点も間違ってはいないもんね。その辺りの慧眼は大した物ね」
- 怪しい男
- 「へへん。伊達に闇の世界を渡り歩いていたわけじゃねぇさ」
- トリスタン
- 「…闇の世界に生きる者とよく会う気がするな?」
- フット(ニンジャマスター)
- 「物騒な世の中になったものだな」
- ランスロット
- 「貴様が言うなッ」
結局、ボレアスを150,000ゴートで買わされるイベントなんですが、反乱軍は既にボレアス6本所有の為、意味が無いとして拒否します。
しかし火炎系が弱点という事が判明しました。事は楽に運びそうです。
○聖杯について○
隠れた拠点がかなり多いこのステージですが、あちこちで聖杯に関する話を聞きます。
- トリスタン
- 「三神器のうち、二つまでが我等の手にある以上、残る聖杯は必ずある筈」
- ノルン
- 「…とはいえ、先にこの地方に来てたルバロンが未だにここにいるって事は、まだ見つからないって事よね」
- ランスロット
- 「パーシバルと呼ばれる騎士が、聖杯をこの地へ隠したという噂も聞く」
- アッシュ
- 「パーシバルとな?懐かしい名前じゃ」
- ランスロット
- 「ご存知ですか」
- アッシュ
- 「うむ。実はよく覚えておらん」
- ラウニィー
- 「んだよそりゃあよー…まぁ、いずれにしてもここの帝国軍を追い出してからの話って事だな、シャル」
- シャル
- 「ん?んー、そういう事だろうねー。そうホイホイ出てこられてもありがたみないしねー」
- バダム
- 「ミもフタもないな」
- 天の声
- 「だってそーなんだもーん」
色々聞く割には結局、決定打になる事は全くわかりません。
25年前、グラン王の命令で聖杯を隠した騎士パーシバル…彼は今、どこにいるのか…。聖杯の行方は、この男が握っている筈です。
○その他○
世の中には妙な輩もいるものです。
- 盗賊
- 「やあ、あんたらのおかげで仕事がしやすくってね。何かお礼したいんだけどもよ…」
- アイーシャ
- 「私たちのおかげで、仕事がしやすいのですか?あなたがたが?」
- 盗賊
- 「そうともさ!六本木でもウハウハだぜ」
- エド(サムライマスター)
- 「どこの人間だこいつ」
- アイーシャ
- 「あなたは嘘をついていますね…いえ、何もおっしゃらずとも結構です」
- 盗賊→僧侶
- 「…おさすがでございますアイーシャ殿。確かに私は嘘をついておりました」
- フット
- 「ではその嘘付きの罰としてこの『女帝のカメオ』は没収する」
- 僧侶
- 「えっ!?はぁっ、いつの間に!」
- ラデッシュ(ブラックナイト)
- 「反乱軍を試そうとは片腹痛い」
- カノープス
- 「正露丸でもやろうか」
- ギルバルド
- 「お前はゴブリンか」
- ラデッシュ
- 「まぁ、お茶でもお一つロードス?」
- ギルバルド
- 「京訛りのドラゴンも困るよなぁ」
- ランスロット
- 「貴様らもか」
- 僧侶
- 「あ、アイーシャ殿〜」
- アイーシャ
- 「意図的に嘘をつくなんて…なんと罪深い人なのでしょう。でもまだ悔い改める事が出来ます。さぁ、御仏に懺悔なさい」
- 僧侶
- 「み…御仏に、懺悔…?」
- フォーゲル
- 「やっぱり彼女だけなんじゃないのか?」
- エド
- 「こうなると、どこでそう教わったか気になるな」
愚かにも御仏の巫女たるアイーシャを試そうとした僧侶は、逆に諭されてしまった上に隠し持っていた宝まで没収されてしまいます。
でもま、自業自得とはこのことです。
○戦闘の帰結と対ルバロン編成○
大幅に省略しましたが、戦闘は前線を押し出した段階で既にこちらの勝利が確定していました。
海上を進むギルバルド・ライアン、それを大空から支援するシド・フィフス、陸上部隊を駆逐しつつ進むデボネア・フォーゲル…帝国軍の行動の幅も狭まってきて、前線の密度も高くなります。負けようがありません。
- ギルバルド
- 「…などと随分気楽に大言壮語を吐くものだ」
- ライアン
- 「おう、ヴォニータやアイーシャがいなけりゃ俺らなんざあっというまに海の藻屑だぞこら」
- 天の声
- 「だから入れてるんじゃねぇかボケ」
- ライアン
- 「ボ…んだこらクソガキ〜ッ!地獄みるかテメ〜!」
- ラウニィー
- 「やっかましぃぞこのスットコドッコイ!」
- フィフス(ウィッチ)
- 「でも海上っていうのは私らにとってはつらいのよね〜」
- シド(リッチ)
- 「かなり効果が薄くなりますからね。でも十分勝てますけどね」
- フォーゲル
- 「ふん。まぁ、そんなものだろう、こちらの手駒の方が揃っておるのだから大敗を喫する事はない」
- デボネア
- 「…あとは、ルバロンだけか…」
- ノルン
- 「…ほんとーに何でもないの?クアス」
- デボネア
- 「あ、ああ…」
- シャル
- 「確かに聞いたよ!デボネア!ルバロン攻撃部隊隊長決定!」
- デボネア
- 「な、なにっ!?」
- シャル
- 「あーとーは、爺様達、あなたがたのそのヒジョーに高いALiがお役に立ちますわ♪」
- ウォーレン
- 「相手を選びさえすれば、ちゃんと上がるようにできているものです」
- サラディン
- 「自然に身を任せれば何をかいわざらんや、ですな」
- ジジイズ
- 「フォッホッホホホ」
- シャル
- 「で、後は…マーチン、エバンズ!で、決まりかな?」
- マーチン(サムライマスター)
- 「御指名感謝致すでござるシャル殿」
- エバンズ
- 「戦闘の時間は、とすれば日中ですな?」
- シャル
- 「うん。なんかダークっぽいからね、アイツ。ガングロだし」
- ユーシス
- 「関係ないような気がしますわ…」
後は、火炎系武器(ボレアス)と…取り敢えずソニックブーム対策に物理系防具(オウガシールド)を装備させて最終決算を待ちます。
○ルバロン戦○
- ルバロン
- 「よくぞここまで来た、反乱軍の諸君!」
- バダム
- 「谷隊長か?」
- トリスタン
- 「何の話だ」
- ルバロン
- 「この私を倒せば、諸君は四天王全てを倒す事となるが…そう簡単にはゆかぬぞ諸君」
- マーチン
- 「大層な自信でござるな。なれど拙者も、おぬしに簡単には負けはせぬでござるよ」
- ルバロン
- 「頼もしい事だ。おぬしは真の武士と見た。ここでまみえたのはまさに天恵!」
- マーチン
- 「む!まさに」
- ルバロン
- 「…ところでデボネアの姿が見えぬな?」
- ノルン
- 「え?あれ?…どーしたのよクアスッ!何こそこそしてるの?」
- (デボネア、物陰から引っ張り出される)
- ルバロン
- 「おお、来てくれたか、デボネア!待っていたぞお前を!」
- デボネア
- 「や、やあ…げんきそうでなによりだ…はははははは」
- ルバロン
- 「何故隠れてなどいたのだ?私と会うのがそんなに恥ずかしかったのか?はっはははは」
- ノルン
- 「…何?何がどういう事なの?」
- ルバロン
- 「照れる事はないではないか。共に幾度ともなく清々しい汗をかいた仲ではないか」
- デボネア
- 「ご、ごかいをまねきかねないものいいをするなよるバろん」
- ルバロン
- 「誤解?事実ではないか。どうしたのだ?どこかおかしいぞデボネア」
- ノルン
- 「…クアス?」
- デボネア
- 「そっ、そんな目で見ないでくれノルン!別にやましいところなんか微塵もないんだ!」
- ノルン
- 「やましいところ?…そんな汗を男同士でかいたわけ!?そういう男だったのクアスッ!!」
- デボネア
- 「だから、勘違いだと…(はっ)ルバロン、お前…!」
- ルバロン
- 「いやぁ、女というのは恐ろしいのぅ。そんな女など捨てて、私の元へ戻ってこいクアス」
- ノルン
- 「なーんであなたがクアスの事クアスって呼び捨てするのよッ!」
- ルバロン
- 「おやおや、法皇ともあろうお方が随分御乱心あそばして…みっともない事だな」
- ノルン
- 「誰のせいだと思ってるのよッ!いいわッ!あなたとクアスがそんな関係だろうと、絶対奪い返してみせるッ!いいえッ!正しい道にクアスを導くわッ!」
- デボネア
- 「ノルン、落ち着いてくれ!俺の話を…」
- ノルン
- 「さぁ、いくわよッ!」
- バダム
- 「ゴ…」
- ノルン
- 「邪魔すなッ!」
- (ごきっ)
- アッシュ
- 「…動きがみえなんだ…見えたかトリスタンよ」
- トリスタン
- 「…いえ、全く…」
- ニーナ
- 「恋する乙女は無敵って事♪」
- デボネア
- 「ああああああ…」
ノルンは今回の戦闘には参加してないんですが(笑)
ルバロンの破壊力は想像以上です。しょっぱなから『おいおいマジかよ』とビビってしまいます。
が、ルバロンを取り巻くサムライ4人は、エバンズ・サラディン・ウォーレンによる容赦ない魔法攻撃で強烈な一撃とデボネア・マーチンによって壊滅的打撃を受けます。しかし生き残ったサムライのソニックブームで散々な目にあったウォーレンが瀕死の重傷を負いますが、後続のないルバロンは『マジシャン』にも援護された前衛の二人によってあえなく倒されてしまうのです。
- ウォーレン
- 「こ…今回の出番は散々なものですな」
- サラディン
- 「やはりこれも自然淘汰と呼ぶべきなのかも知れませんな」
- アイーシャ
- 「ウォーレン様ッしっかりッ」
- エバンズ
- 「お、早い…」
- アイーシャ
- 「ひどいわッ何故ウォーレン様がこんな目に…」
- ウォーレン
- 「これもやはり星の導きにて…」
- アイーシャ
- 「ああっおさすがですわウォーレン様」
- ラウニィー
- 「いいからはやく手当してやれっての」
○新たなる武○
- ノルン
- 「さあッ、観念なさい!」
- ルバロン
- 「ぬぅっ…何故僧侶に槍で威嚇されねばならんのだ…腑に落ちん」
- デボネア
- 「ノルン!」
- ノルン
- 「クアス?何故邪魔をするの!?どいて!どきなさいッ!」
- デボネア
- 「ノルン!目を覚ませノルン!」
- (がくがくがく…ちーん♪)
- ノルン
- 「(はっ)私はどこ?ここは誰?」
- バダム
- 「お約束だな」
- 天の声
- 「定番定番」
- ノルン
- 「…また自分を見失ってしまったようね」
- クリス
- 「毎度の事だと思いますけど」
- ノルン
- 「ク〜リ〜ス〜ッ!」
- クリス
- 「痛い痛い痛い痛い痛いごめぇなさぃごめぇなさぃ!」
- デボネア
- 「ルバロン、大丈夫か?」
- ルバロン
- 「ああ…。フッ、だがこれで、四天王は全員敗れたわけだな…俺の仕える武も…」
- デボネア
- 「ルバロン…死ぬ事は、俺が赦さぬ」
- ルバロン
- 「…デボネア」
- マーチン
- 「ルバロン殿、武に仕えると申したな?…武には、人の元で発揮できぬ武というものもござる」
- ルバロン
- 「ぬ…しかし、主君の為に戦うのは武士の誉れ。主あっての武であろう」
- マーチン
- 「それは、主を持たぬ武の強さを知らぬものの戯言に過ぎぬでござる。おぬしはもっと、己の武を見極めるべきでござろう」
- ルバロン
- 「私の武…フッ、では、おぬしは己の武を知るか?」
- マーチン
- 「些か。おぬしよりは知るでござる」
- ルバロン
- 「ふむ。確かに、この世にはまだ私の知らぬ武がある様子。では私は、一個の武士として、武を極めよう。マーチン殿、と申したか?」
- マーチン
- 「いかにも」
- ルバロン
- 「私の刀をおぬしに預けよう。私が再びこの地へ戻るまで、死す事赦さじ」
- マーチン
- 「む…なれば拙者もこの刀を預けよう。拙者が再びこの地へ戻るまで、死す事赦さじ」
- ルバロン
- 「…そなたたちの様な勇者に出会えた事を逡巡に思う」
- ルバロン
- 「デボネア、お前ともいずれ会う日も来よう。その時は、お前の子の顔を見せて頂く!」
- デボネア
- 「なっ!なにをいうんだるばロん!」
- ノルン
- 「頑張りますわ♪」
- デボネア
- 「のっノルン!?」
- ルバロン
- 「デボネアをよろしく頼むぞノルン殿。しっかり、首に縄でもくくっておく事だ!っはっはははははは…」
- (ルバロン、去る)
- デボネア
- 「ルバロン…また会おう」
- ノルン
- 「そうね、いつかきっと…平和な世で」
- デボネア
- 「…その縄はどうするつもりなんだ?」
- ノルン
- 「だって〜」
また生かしたよおいこの人は…。
ただ、私としてはルバロンの武というのは、主君を守る剣であるべきじゃないと勝手に思うのです。エンドラの為に戦って散っていくというのもまた武士としてあるべき姿ではありますが、彼には、孤高の英雄であって欲しいと思ったのです。
それが、私の勝手な言い分です。
あと、取り敢えずルバロンはデボネアについてはそういう感情を抱いていたという勝手な邪念が混ざっています(爆死)
最後に一般兵であるマーチンがでしゃばってますが、別にイベントキャラでなくてもいいじゃないですか。私は最初から侍だった彼が大好きなんですから。
さてこのクリューヌ神殿、深海クラス最後の活躍の場です。思う存分暴れさせましょう。この為に頑張って育ててきたんですから…。
−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−☆−
クリューヌ神殿を帝国軍から解放した反乱軍でしたが、先に到着していたルバロン将軍も聖杯を見つける事はできなかった様子。
話ではどうやら旧ゼノビア王国に仕えた騎士パーシバルが聖杯の行方を知っている筈ですが、そのパーシバルはどこか…?
- シャル
- 「う〜…そりゃ、どこかに保管してあるんなら先に到着していたルバロンが見つけていないわけ無いけど」
- ナイジェル
- 「だが、まだ探し方が甘いな。神殿自体にはキズひとつついてねぇ」
- クリス
- 「そりゃそうですよ」
- ナイジェル
- 「わかんねー奴だな。壁や柱の中だって立派な隠し場所になるってこった」
- アイーシャ
- 「天罰覿面!」
- スルスト
- 「イェスメーム!」
- (ぼかっ)
- ナイジェル
- 「きゅー」
- アイーシャ
- 「御仏の御座たる神殿に血なまぐささを持ち込むことだに許し難いのに…御仏よ、罪深いこの者を許し給え」
- フェンリル
- 「聞けば聞くほど御仏じゃないな」
- ニーナ
- 「で、あんたいつからアイーシャの従者になったのよ」
- スルスト
- 「天罰はMeのジョブでーす。わかりやすいでーす。ドタマはり倒すでーす」
- シャル
- 「えーっと…ちょっと情報仕入れてみる?」
- トリスタン
- 「うむ、それが良いだろう」
取り敢えず、クリューヌの近辺に点在する都市から情報を集める事にします。
クリューヌ神殿にあやしく立ち上る幽霊騒動…こんなシチュエーションを逃すと思うてか。
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